【関西初】ReBitは、精神障害があるLGBTQの支援センター開所・運営費を募る、クラウドファンディングを開始。本事業へのご寄付は、村上財団のマッチング寄付により、2倍に。

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LGBTQは職場のハラスメント等により、精神障害になりやすい(過去10年で4割が経験)。しかし、福祉サービスを利用する際に支援者の無理解等から76%が困難を経験し、それにより5人に1人が自殺念慮/自殺未遂を経験。安全網であるはずの福祉を安全に利用できないことが、生きられないことに直結する、喫緊な状況です。
ReBitはこの現状を変えたく、LGBTQも安全に福祉を利用できる社会を目指すプロジェクトを、2021年に開始。日本初となるLGBTQフレンドリーな福祉事業所「ダイバーシティキャリアセンター」を東京都に設立し、支援/啓発/行政連携をしてきました。
精神障害があるLGBTQの専門的な支援の不足から、開所から1年半で全国のべ6000人からの喫緊のご相談が届き、ニーズの高さを実感。全国に支援届けるため、2030年までに複数地域にこのモデルを広げ、LGBTQも自分らしく暮らせる社会にしたい。その挑戦の一歩が、今夏に常設開所を目指す大阪センターを拠点とした、関西での挑戦です。
この挑戦を実現するために、クラウドファンディングを行います。ぜひ、応援をお願いします。

LGBTQの学齢期・就労期の課題に取り組んできた、認定NPO法人ReBit(東京都渋谷区、代表理事:藥師実芳)は、関西でもLGBTQも安全に福祉サービスを利用できるようにするため、多様性と福祉の架け橋となるセンターを大阪で開所・運営のための寄付を募るクラウドファンディングを開始しました。

■クラウドファンディングサイト■
https://camp-fire.jp/projects/view/669460?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show

なお、本プロジェクトは大阪府の実施する「NPO等活動支援による社会課題解決事業」に採択されており、大阪府・村上財団のサポートのもと行われています。目標金額を達成すると、マッチング寄付として村上財団から250万円が追加されます。(https://www.pref.osaka.lg.jp/suishin/npo/index.html
 

  • はじめに

認定NPO法人ReBitは2009年より、「LGBTQもありのままで大人になれる社会」を目指し、学齢期・就労期の課題に取り組んできました。 そのなかで、学校教科書にLGBTQが掲載されたり、企業での取り組みが増えたりと、自分らしく学び、働ける社会に一歩ずつではありますが、近づいてきています。

しかし、学び、働くときだけ自分らしくあれたら、自分らしく大人になれる訳ではありません。
病気や障害をもったり、働けなかったり、お金や繋がりがなかったり、年齢を重ねたりしても、自分らしく生活ができるからこそ、「自分らしく大人になれる社会」と言えます。
そのためには、どの地域でも安全に福祉サービスが利用できることが重要です。しかし、福祉サービスを利用する際に多くのLGBTQがハラスメントを経験し、セーフティーネットとして福祉に頼れない状況です。

ReBitはこの状況を変えたく、LGBTQも安全に福祉を利用できるようにするためのプロジェクトを、2021年に関東・東京より開始しました。福祉は地域に根ざしているからこそ、福祉を変えるには地域との密接な連携が必要です。そのため、地域の拠点となるLGBTQフレンドリーな福祉事業所「ダイバーシティキャリアセンター」を設立し、そのセンターを拠点として支援提供と自治体や地域資源の啓発や連携をし、LGBTQも安全に暮らせる地域を共に創っていくプロジェクトです。

2030年までに全国5つの地域にこのモデルを広げ、LGBTQも自分らしく暮らせる地域を広げたいと考えています。その挑戦の一歩となるのが、今夏に常設開所を目指す大阪のセンターを拠点とする関西での挑戦です。今回この想いに共感していただいた大阪府と連携し、支援・啓発の輪を大阪・関西に広げたい。ぜひ、応援をいただけますと、幸いです。

 

  • LGBTQの4割がうつ等の精神障害を経験。しかし、福祉が安全に利用できず、自死に繋がっている。

LGBTQは、人口の約3〜10%。LGBTQであることは病気や障害ではありませんが、多くのLGBTQが学齢期にいじめを受けたり、就活や就労での困難やハラスメントを経験することで、うつ等の精神障害につながっています。

精神障害がある場合、障害福祉サービスはとても大事な社会資源です。
しかし、「支援者にセクシュアリティを伝えたら周囲に暴露された」「トランスジェンダーだと伝えたら利用を断られた」等、LGBTQの78%が障害福祉サービスを利用の際に困難やハラスメントを経験しています。
安全に福祉サービスを利用できないことにより、3人に1人が病状悪化・心身不調を経験し、5人に1人が自殺を考えた/自殺未遂をしたと回答し、喫緊の状況です。

 

  • 1年半で、全国6000人からのご相談が。精神障害があるLGBTQの支援は、圧倒的に不足。

「LGBTQも安全に利用できる福祉サービスのモデルを創りたい」そんな想いから、2021年12月に東京都渋谷区にて、日本初のLGBTQフレンドリーな就労移行支援事業所(障害がある方の就活支援をする福祉事業所)を開所しました。
すると、LGBTQかつ精神障害や発達障害がある方々を中心に、のべ6000人からのご相談が殺到。このような喫緊の相談が届いている一方で、障害福祉サービスは、支援対象者の条件(通所圏内に居住していること等)があるため、全国からの相談の約70%は対象外。ReBitはみなさまのご寄付や助成をいただき、全国各地に向けてのオンラインでの相談支援と、関西・関東・東北で地域の団体と連携し相談支援や同行支援を実施してきました。

 

  • 地域ごとに、LGBTQの就労支援/連携の拠点を。大阪から始まる、全国プロジェクト。

自分の地域では相談できる場所がないという当事者のお声も多くいただく一方で、行政・福祉サービスのみなさんとお話しをすると「障害があるLGBTQから相談は来たことがない、うちの地域にいないのでは?」等のお声を頂くことも。
だからこそ、LGBTQと福祉の架け橋となり、自治体や障害福祉事業者をはじめとした社会資源が、LGBTQについて理解を促進し安全に利用できる環境づくりが必要です。そのために、各地にLGBTQの支援・地域啓発や連携の拠点となれる就労移行支援事業所「ダイバーシティキャリアセンター」を2030年までに複数地域に創り、地域のLGBTQと福祉を繋ぐ要になりたい。
その挑戦の第一歩として、大阪市天満橋に「ダイバーシティキャリア大阪」を設立し、大阪府からの応援の元、地域福祉資源の啓発連携と、地域全体でのLGBTQへの安全網づくりに寄与したいと願います。

 

  • ダイバーシティキャリアセンターの3つの役割

ダイバーシティキャリアセンターが各地の拠点として担う役割は、以下3つです。

1)障害がある人の就労支援:ダイバーシティキャリアは、「就労移行支援」という障害福祉サービスの枠組みを利用して、サービスを提供します。そのため、障害がある人の就職支援や職業訓練など、自分らしい働き方の実現を丁寧に伴走できます。(原則最大2年間利用可。約9割の人が無料で利用しているサービスです)

2)行政や地域資源の啓発・連携:行政、福祉従事者、キャリア支援者等へ研修提供や連携体制を整え、他の福祉サービスでも複合的マイノリティが利用しやすい環境へ変えていきます。

3)地域企業の啓発・連携:複合的マイノリティも自分らしく働ける職場の増加を目指し、企業への研修・コンサルテーション、マッチング支援や定着支援を行います。

 

  • 利用者さんの声

 

 

  • 代表の想い

私自身、トランスジェンダーで発達障害(ADHD)。前職で、ADHD特有のミスや、トランスジェンダーであることでハラスメントが重なり、メンタル不調になった時「相談できる場がない」と感じました。
2013年よりLGBTQのキャリア支援を行うなかで、「あの頃の私」と沢山出会いました。複合的マイノリティであることで、求職時にハラスメントを受けたり、やっとの想いで繋がった福祉サービスが安全に利用できないことは少なくありません。また、そのことで生きること自体に絶望し、亡くなった仲間たちも。
安全網のはずの福祉を、LGBTQも安全に利用できる社会になるため、「ダイバーシティキャリア大阪」が関西でのLGBTQへの支援と、行政・福祉サービス啓発と連携の拠点となれるよう、精一杯取り組みます。

  • 認定特定非営利活動法人ReBit

LGBTQの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTQを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す、認定NPO法人(代表理事 藥師実芳、2014年3⽉認可)。
企業・行政・学校などで約1600回、LGBTQやダイバーシティに関する研修を実施。また、マイノリティ性をもつ就活生/就労者等、約9000名超のキャリア支援を行う。
◎公式HP:https://rebitlgbt.org/

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