日本初!広葉樹の廃材を活用し、循環型の事業を実現!大型3Dプリンター×木工技術で人気家具を復刻!

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株式会社井上企画(福岡県大川市、代表取締役:井上慶子)は、大川で製造される家具に使われる広葉樹の廃材を使用し、新しい材料を独自に開発する素材開発事業を開始いたしました。
 この素材は、広葉樹の色合い、匂いなどの質感を活かし、高い強度と耐久性を持つ新素材となっています。また、この素材で製造された製品は、水平リサイクルが可能な理想的な循環型の事業となっています。
  • 月10t以上の廃材を新たな素材に

 自社工場の広葉樹の廃材を活用!

 大川では世界の貴重な広葉樹を使用しています。それは、木材の持つ強度や色合いなどが家具に向いているからです。
 その廃材をもっと有効に活用できるのではないかと3Dプリント技術に目を付け、素材の開発を開始しました。
素材の製造では、井上企画で販売・加工している家具材の広葉樹(ウォールナット、ホワイトオーク)を使用します。その廃材を自社で粉砕し、ポリプロピレンと混ぜて、樹種別の木粉ペレット(WPC)製造しています。

  • 大型3Dプリンターで人気家具を復刻!

オルガテック東京2023 株式会社アダルブースにて展示:G-58
日時:2023.4.26(Wed)-28(Fri) 場所:東京ビックサイト西2ホール

 株式会社アダルと共同で90年代初頭に製造されたアダルを象徴するモデルを復刻する「リンクラウンジ2.0」プロジェクトに取り組みました。これは、3Dプリンターだけを活用するのではなく、

  『大型3Dプリンター×木工技術』

の組み合わせを実現し、家具業界の新しい一歩を生み出すことができたと感じています。

「自然の恵に感謝・謙虚・誠実であること」

大正元年に創業の歴史を持つ福岡県大川市の株式会社「井上製材所」を母体とし、新たなコンセプトで企画開発を試みる「井上企画」。井上企画では、木材の販売、加工、製品企画、コントラクト事業を行っており、福岡県大川市に本社工場、第二工場・材料倉庫を所有。

2022年より素材開発事業部を立ち上げ、2023年に福岡県大木町に「marui lab」を開設し、循環型の事業に向けWPCの開発をスタートしました。

本社:福岡県大川市大字向島1998番4

創業:大正元年(井上製材所)平成18年(井上企画)

代表者:代表取締役井上慶子

「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供する」をミッションに、カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど多様な空間に家具を提供する業務用家具メーカー。創業70年、福岡本社をはじめ全国14拠点を構え、業界内国内最大級の規模、80名以上の職人が勤務する総合工場を所有。AI、AR、VRなどのテクノロジーを活用し、様々な空間に最適な家具の提案を行う。2022年には快適な働き方を提案するオフィス「ADAL CREATIVE PLACE」を東京・福岡に開設。

  • 本件に関するのお問合せ

株式会社井上企画
担当:井上、杠(ゆずりは)
【E-mail】m.y@inouetimber.co.jp
【TEL】0944-87-1515
【HP】https://www.inouetimber.co.jp/

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