第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター! 「海に潜ることだけがダイビングではないと伝わるはず。海を通して、子どもたちに教えたいことが満載です」。好評につき第2弾が放送。ダイバー気分満載に能登半島の海へ!

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第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!

四方を海に囲まれ、代々海と共存し、海からの恩恵を受けてきた日本。南北に長い日本列島の海はバリエーション豊か。それぞれが個性的なので、ダイビングでも楽しめる場所が全国各地に存在している。BS朝日「海中を旅する」では、日本の海中にスポットを当て、みんなが知る海の、みんながまだ知らない海の中をダイバー目線で余すところなく見ていく。

今年2月放送の第1弾では伊豆半島の海を取り上げ、さまざまな角度から、その魅力を紹介した。4月28日(金)よる10時から放送される第2弾は、能登半島を舞台に、美しさや興味深い生き物たちの営みに加え、海とともに生きる人々の姿なども伝える。

 

能登半島では、各地の海で減少が問題になっている海草・アマモの浅瀬や、海中での生き物たちの暮らしぶりを見ていく。クサフグやスズメダイなど、愛らしい魚たちの映像は癒やされるに違いない。さらに海を浄化する海藻や藻が大量に生息する場所は幻想的な風景が広がり、その映像美は圧倒されるほど。そのほか、超貴重なナマコの排泄の様子や、地元の人々にもすっかり慣れ親しんだイルカとの出会いなど、いますぐに能登半島の海に潜りたいと思わせる映像が満載だ。

また今回は海だけでなく、“陸”にもスポットを当てる。「能登の里山里海」は2011年、日本で初めて世界農業遺産に認定。海と密接に暮らしている人も多く、現地には集落ごとに港と呼べないほど小さな船着場がある。そんな船着場にある茅葺き小屋で行われている、昔ながらの塩作りの様子も紹介する。

第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!

ナビゲーターとしてダイビングの様子を紹介するのは、前回に引き続き女優・木村文乃。5年ほど前からダイビングを始め、フォロワー数238万人にもなる公式インスタグラムとは別に設けられた、自ら「海スタグラム」と呼ぶ海用公式インスタグラムはフォロワー数約30万人を誇り、人気を博している。

そんな木村は収録冒頭から「気分は私が潜っています!」と語り、「クラゲって突然、目の前に現れるんです」、「そうそう、海の中で生き物と遭遇すると、どうしてもリアクションが大きくなっちゃうんですよね」、「濁った海は視界が悪い分、生き物との出会いはまさにサプライズ。それも大好きです」と、ダイバーだからこその臨場感あるコメントで、ダイビングの見どころや注目ポイントを伝える。今回は、海の中の様子をスタジオジブリのアニメ映画に登場する景色やキャラクターなどに例えて語る場面も。海中がどんな雰囲気なのか、前回以上に視聴者に伝わるよう表現している。

さらにスタジオには、など、能登半島の海の魅力をスタジオから発信する。

海水を釜で炊き上げて作った2種類の塩が登場。食べ比べて味の違いを楽しむ木村文乃。海水を釜で炊き上げて作った2種類の塩が登場。食べ比べて味の違いを楽しむ木村文乃。

収録を終えた木村は、「第2弾にも声をかけていただき、ほっとしました」と笑顔で語り、「今回は魚や塩などがスーパーで売っている“商品”ではなく、生き物や海の恵みであることが伝わる内容になっています。ナマコの排泄はダイビングを愛するスタッフさんたちが作った番組ならでは(笑)。でも、この行為が海の浄化に繋がることがわかると思うので、ぜひご家族でご覧いただきたいです」とコメント。

「海はきっと子どもたちの豊かな感性を育ててくれるはず。次の世代に大切なことを、海を通して伝えられたらと思っています」と、海を愛する木村だからこその言葉で、未来を担う子どもたちへの温かなメッセージを語った。

 

●木村文乃 コメント

ダイビングが好きとはいえ、ダイバーとしてそれほど知識がないので、第1弾のときは「私で大丈夫かな」と不安でした。ですから第2弾のお話をいただけて、ちょっとほっとしています(笑)。前回の放送は、ダイバー仲間から「そういう番組をやるなら、早く教えてよ」、「次は私たちが潜っている海を取り上げてほしい」など、たくさんの声をいただきました。ダイビングって、どうしても“ニッチ”な世界だと思うんです。ダイバーたちが盛り上げていかないと外には広がらないでしょうから、微力ながらダイビングの楽しみや魅力を発信している私が関わることで、少しでも興味を持ってくださる方が増えてくれたら、うれしいですね。

魚にしても、塩にしても「スーパーで売っているもの」というか、“商品”として認識している方も多いと思うんです。でもそれは、海の中で生きて動いているものや、海からの恵みですよね。そんな海の世界はまさにファンタジー。だから視聴者の皆さんにも身近に感じていただきたくて、今回はジブリのアニメ映画に例えて表現として使いました。

第2弾では、“里海”という考えのもと、海とともに生きる皆さんのことを紹介しているのも興味深かったです。ダイビングは午後1時、2時に終わることが多くて、私がダイビングに行くと、夕方帰るまでの時間、ガイドさんが現地のガイドもしてくださいます。ガイドさんはダイビングだけでなく、地元のことも好きになってほしいという方が多くて、今回の放送は私が普段行っているダイビングに近いと思いました。番組をご覧いただけると、海に潜るだけがダイビングじゃないことが伝わると思いますし、海が自分の生活にどう関わっているのか、照らし合わせていただきたいです。

ナマコの排泄映像は、ダイビングを愛するスタッフさんが作っている番組だからこそ(笑)。ナマコはどんな海にも生息していますが、動かないから生き物として認識しにくいと思うんです。でも、どんな生き物にも衣食住があるわけで、それを紹介するのはすごく意味があることだと思いました。ぜひ、ご家族でご覧いただき、お子さんたちに人間は不要なものを排泄するけれど、海の生き物たちの排泄には海の浄化作用もあるんだよ、と伝えていただきたいです。さらに今回は、海藻や藻にもフォーカスを当てています。ビジュアルだけ見ると、あまりキレイなものじゃないような印象を抱いている方もいるかもしれません。そんな海藻や藻が海を美しくするのに役立っていることも、お子さんたちに教えてあげてほしいです。海はきっと子どもたちの豊かな感性を育ててくれるはずです。次の世代に大切なことを、海を通して伝えられたらと思っています。

今回も視聴者の皆さんと同じ感覚で海の知識を得ることができて、「海中を旅する」は本当に多くの学びがある番組だと感じています。今後もぜひ、日本中の海を紹介していきたいです。

 

第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!第1弾に続き、木村文乃がナビゲーター!

 

【番組概要】

「海中を旅する」

BS朝日 4月28日(金)よる10時~11時 放送

 

今年2月4日に放送した「海中を旅する」の第2弾が早くも放送。前回ではダイビングの魅力満載に、伊豆半島の海中を旅したのに続き、今回の能登半島編は、日本海に突き出た石川県能登半島が舞台。春の日本海ではどんな景観を楽しむことができるのか。第1弾に続き、自らもダイビングが趣味だという女優・木村文乃がナビゲーターを担当し、ダイバーだからこそ目がいくことや、気づくことを語り、テレビの前にいる皆さんを能登半島の海中に誘います。まるで自身が海の中にいるような気分をぜひ味わってください!

 

★木村文乃も驚き。「こんなエントリー方法、なかなか見ないですね」。ハシゴで海中へ…。七尾西湾に広がるアマモの浅瀬。生き物たちの暮らしぶりを覗き見。

★能登半島の東側に広がる海藻、藻の森。超貴重映像!? 海中の浄化に役立つ? ナマコの排泄は必見!

★世界農業遺産にも認定される「能登の里山里海」。海とともに生きる人々の営みを紹介。古くから行われてきた塩作りに木村文乃も興味津々。スタジオで塩の食べ比べも。

★能登島のダイビングの楽しみのひとつ。イルカと出会いたい!

 

 

■CAST

ナビゲーター     木村文乃

 

■STAFF

制作         BS朝日 

           花組

プロデューサー         藤川克平(BS朝日) 

           平子 傑(BS朝日)

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