自国の農村の発展のために学ぶ開発途上国のリーダーたちがアジア学院に入学

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2023年度は14か国から30名の学生(研究科生含む)を迎えます。
つきましては、入学式を本日に執り行います。今年は4年ぶりに、入学予定の学生のほとんどが入学式に揃います。
皆様と一緒にお祝いすることを楽しみにしております。

第51回入学式のお知らせ第51回入学式のお知らせ

自国の農村の発展のために学ぶ開発途上国の精鋭がアジア学院に入学

学校法人アジア学院(栃木県那須塩原市、理事長 山本俊正)では、アジアやアフリカの開発途上国で様々な社会課題解決に取り組む農村リーダーたちを毎年学生として迎えています。

今年は50周年を迎える年で、本日4月15日(土)13時から入学式を行います。昨年度はコロナ禍による留学生入国規制が明けた直後で入学式に間に合った学生はいませんでしたが、本年度はインドネシア、ミャンマー、カメルーンなど14カ国から、様々な肩書きを持つ25名の本科生と3名の研究科生が入学式に臨みます。

来賓には広島平和文化センター元理事長のスティーブン・リーパー氏を迎え、学生たちはそれぞれの国の民族衣装をまとい、日本語で自己紹介、自国の事情や研修への意気込みを伝えます。自分の村や共同体のために日本へ学びに来た志の高い新入生たちの門出をご取材いただければと思います。

アジア学院50周年記念サイトにてライブ配信を行いますので、ぜひご覧ください。
https://ari.ac.jp/50th-anniv?ari=news

Today, we will have our 51st Opening Ceremony, which will be live-streamed.
This year, we will be having 27participants, a training assistant and 2 GIs from 14 different countries.

There will be a variety of ethnic costumes and self-introductions in the Japanese language that the participants have just learned.

Also, we will have Mr. Steven Leeper, a former chairman of the Hiroshima Peace Culture Foundation, as our guest speaker. Please join the live-streaming and enjoy the ceremony with the new families of ARI. The live-streaming will be held on ARI website.
https://ari.ac.jp/50th-anniv-en?ari=news

アジア学院とは?

アジア学院コミュニティ田植えアジア学院コミュニティ田植え

アジア学院では、アジア・アフリカ・太平洋地域の国々から、貧困や飢餓など様々な社会課題の解決に取り組む有志を毎年25名前後、栃木県那須塩原市のキャンパスに招き、多様性豊かな共同体を形成しながら、4月から12月まで9ヶ月間に及ぶリーダーシップと有機農業の研修を行なっています。今年50周年を迎えます。農業指導員、ソーシャルワーカー、教師、牧師など、多様な職業に従事する彼らが、学院での学びを帰国後も職場で生かし、地域に広めていくことによって、それぞれの課題を解決し、草の根に本当の自立をもたらすことを私たちは目指しています。通常、貧しい地域で暮らす彼らの渡航費や学費・生活費はアジア学院が負担しており、1973年の建学以来、アジア学院の運営費の大部分を一般の方からの寄付や各種団体からの奨学金によって支えられながら活動を続けている非政府組織(NGO)の草分け的存在です。

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