今回使用されたマネキンについて
今回、日本橋高島屋のディスプレイで、Waltzの婦人型と紳士型が2体使用されました。
■Waltzシリーズについて
茨城県常陸大宮市にある無形文化財「西ノ内和紙」を素材として採用し、FRP(強化プラスチック)を素材とした当社製品と比較し約80%減の軽量化を実現した和紙マネキン「Waltz」(ワルツ)を制作しています。
「Waltz」はこれまでに紳士型、婦人型のマネキンを開発しており、新たに動物型マネキンとして、ブルドッグ型とネコ型がシリーズに加わりました。今後も弊社の技術を駆使し、様々な型のマネキンを制作していきます。
■Waltzの特長
①ナチュラルな素材
茨城県常陸大宮市にある無形文化財「西ノ内和紙」(那須楮100%)を素材として開発した製品です。
②従来製品との違い
和紙を素材とすることにより、重量を(当社比)80%減の軽量化に成功しました。
③労働環境への配慮
軽量化により、輸送コスト・組み立てに関する重労働・労働時間の削減にも貢献します。
製造の過程で有機溶剤を使用せず、研磨の必要性もないため粉塵の発生もありません。
④リサイクル
成形した「Waltz」は、再び和紙に戻すことができます。
⑤地域貢献
「Waltz」は「西ノ内和紙」を素材として使うことで、「西ノ内和紙」の需要を生み出し、認知を拡大することで、無形文化財を後世に残すためのきっかけや、地域を盛り上げることができたらと考えています。
Waltzシリーズの製品画像
■会社概要
私共は、ルーツを日本人形の名工「永徳齊」にもち、昭和9年に時代の要請もあって、マネキン人形の制作から創業に至りました。
現在ではお陰さまで、お客様の「空間一式」をコーディネイトさせて頂いております。
店舗内装デザイナー・VMDデザイナー・什器デザイナー・マネキン人形デザイナー・環境小物デザイナーと、長年の歴史に培われた私共の知識を、お客様の思いとともにスペース内に形とさせて頂いております。
旬な商品を保管やメンテナンスを意識することなく、彩色を替え、お好きな期間に便利にお使いいただく-。私共の商品は「レンタル」という日本独自のシステムを活かして、その寿命がつきるまでメンテナンスを行いながら再利用しております。また寿命がつきたその商品もセメントの原燃材料として、100%リサイクル対応をしております。
現在ではweb通販から手に取り、雰囲気を感じることのできるPOPや什器など実店舗へのアドバイスも致しております。
商空間に携わる企業として、「常に新鮮」、そして「感動」をテーマにプロフェッショナルとしてのご提案を、これからも続けて参ります。
会社名:株式会社 トーマネ
代表者:代表取締役社長 岩下久起
設立:1934年
資本金:4,900万円
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-11-1 東京橋ビル (ひがしきょうばし)
TEL:03-6367-9860(代)URL:https://www.tomane.co.jp/
■お客様のお問い合わせ先
株式会社トーマネ (平日10:00~17:00)
TEL:03-6367-9860(代)