従業員持株会を国内全子会社に拡大

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ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、「人が活きてこそ企業が活きる」との考えをもとに、創業以来、社員やその家族に向けて独自の取り組みを行ってきました。2023年4月より、グループ社員一人ひとりの経営参画意識の更なる向上を目指し、これまで当社の社員を対象に運営してきた従業員持株会を国内全子会社へ拡大いたします。
■従業員持株会、拡大の背景~当社の人財にかける想い~
当社は、創業以来、OTC医薬品やスキンケア化粧品などを通して多くの方へ美と健康をお届けしてきました。現在は食や再生医療事業にも領域を広げ、ウェルビーイングな社会の実現を目指し、取り組みを行っています。「社員一人ひとりが心身ともに健康でイキイキと仕事を行うことで、ひいては社会に貢献できる企業の発展につながる」との考えのもと、創業当初から社員に対し、福利厚生の観点からもさまざまな施策を行ってきました。近年、事業領域の拡大に伴いグループ会社も増えるなか、2022年4月には「ロートグループ健康保険組合」を設立し、社員やその家族の健康をよりきめ細かくサポートする体制を整えています。さらにこの度、グループとして、社員の経営参画意識の更なる向上を目指し、これまで当社の社員を対象に運営してきた従業員持株会を国内全子会社へ拡大します。今後も、心身ともに健康でイキイキと働くグループ社員一人ひとりの活躍によって、世の中のウェルビーイングに貢献していくことを目指します。

■ロートグループ従業員持株会の概要
従業員持株会とは、従業員の給与や賞与から天引きされる一定の拠出金に、企業が支払う奨励金を合わせて自社株を購入する仕組みです。
2023年4月より、下記の通り運用していきます。

  • 対象:国内全子会社社員
  • 奨励金:8%(2023年3月までは7%)

※2023年度限り、奨励金を2%上乗せし、2023年4月~2024年3月の買付に限り、奨励金10%
 
■当社社員に向けた独自の取り組み(一例)
・「ロートユートピア」設立(1959年)
山田輝郎社長(当時)の「社員が毎日会社に来るのが楽しくなる会社を作りたい=ロートユートピア」という思いから設立された、社員の希望を叶えた芝生や50メートルプール・池等の当時としては画期的な設備を備えた大阪本社。
・「誕生会」の実施と「誕生日プレゼント」の贈呈(1950年代後半~)
毎月1回、全社員でその月に誕生月を迎える社員を祝う取り組み。開始当時は誕生日前後に社長から直接、直筆のバースデーカードとホールの誕生日ケーキ、記念品を贈呈(現在は当社オリジナルの誕生日ケーキを贈呈)。
・「家族会」の実施(1950年代後半~)
社員を支えている家族に対して会社が感謝の意を表すことを目的に、毎年4月に社員とその家族を大阪本社に招く催し。
・福利厚生施設「スマートキャンプ」開設(2004年~)
社員一人ひとりが自分の健康は自分で守り、自律した社員であってほしい、という想いから始まった、社員のための福利厚生施設。食改善のきっかけづくりに加えて、悩みや不安を相談できる場として活用されている。
・健康コイン「ARUCO(アルコ)」導入(2019年~)社員の日々の歩数や早歩き時間、スポーツ実施や卒煙達成など健康的な生活習慣の実施状況に応じて、独自の社内通貨(健康コイン)を付与する仕組み。

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