HY SKY Fes 「沖縄黒糖エリア」ご報告!沖縄黒糖アンバサダーのHYさんも来場「おじい、おばあの家に行くと黒糖が必ずあった。家庭に必ずある商品になるようにPRしていきたい」

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イベント日時: 前夜祭2023年3月17日(金)~19日(日)
会場:沖縄県総合運動公園 多目的広場(〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根5丁目3-1)

沖縄県黒砂糖協同組合(沖縄県那覇市:代表理事 西村 憲)は、3月17日(金)~19日(日)に開催されるHYさん主催の地域密着参加型イベント「HY SKY Fes」において、沖縄8島黒糖の魅力を発信する「沖縄黒糖エリア」を出展いたしました。

【目的】

  1. 県内外で人気の「HY SKY Fes」において沖縄8島黒糖を実際に食べて/見ていただき魅力を発信することで認知拡大に寄与。
  2. 沖縄8島黒糖を使った全11種類の開発商品ブースにて試食/サンプリングを実施。お客様にアンケートをいただくことで今後の商品のブラッシュアップや新たな商品開発にいかしていく。

 

 

【沖縄8島黒糖エリア入口】【沖縄8島黒糖エリア入口】

【沖縄黒糖アンバサダー・HY】 メンバーの新里 英之さん、 名嘉 俊さん、 許田 信介さん【沖縄黒糖アンバサダー・HY】 メンバーの新里 英之さん、 名嘉 俊さん、 許田 信介さん

エリア内では、沖縄8島黒糖ブース(展示・サンプリング)や沖縄黒糖づくり、全11種類の開発商品ブースを展開、ご来場いただいた多くの方々に試食・サンプリングを実施いたしました。さらに、沖縄黒糖アンバサダーでもあるHYの新里 英之さん、 名嘉 俊さん、 許田 信介さんにもご訪問いただき、沖縄8島黒糖のさらなる魅力発信にご尽力いただきました。

今後は、今回開発した商品によせられたアンケートを参考に、沖縄8島黒糖商品の販売を目指してまいります。商品化の際にはまた、皆様へご報告をさせていただきますので、ご期待ください。

【沖縄8島黒糖エリア出展/(前夜祭)トークセッション】 開催概要
■HY SKY Fesについて: HP:https://skyfes.net/

■日時: 
前夜祭 2023年3月17日(金)16:00開場/18:00開演~20:00
DAY1 2023年3月18日(土)10:00開場/12:00開演~20:00
DAY2 2023年3月19日(日)10:00開場/12:00開演~20:00

■会場:沖縄県総合運動公園 多目的広場 〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根5丁目3-1
アクセス:那覇から国道329号線を北へ約27Km。 沖縄自動車道北中城ICより東へ約5km。

【(前夜祭)トークセッション】
■内容:HYさん、沖縄県黒砂糖協同組合・神里ルミ総務課長によるトークセッションを行い、沖縄黒糖や製糖工場がある離島の魅力を来場者に訴求しました。会場のお客様からも「沖縄黒糖 8島の違い」や「どんな料理にあうか」などをたくさんの質問をいただきました。
 

画像中央が神里ルミ総務課長画像中央が神里ルミ総務課長

 

【沖縄8島黒糖エリア出展】
■内容:
開発商品ブース(展示・サンプリング)
1.      「まるごとバナナジュース黒糖」(Banana×Banana/MuuuBa)

日本薬科大学と沖縄黒糖アンバサダーであるHYと連携し、沖縄黒糖を使用したまるごとバナナジュースを制作しました。沖縄黒糖は産地によって味や香り・色や形などが異なるため、今回制作したまるごとバナナジュースには、バナナとの相性がよく苦みや塩味の少ない粟国島の黒糖を使用。
Banana×Banana :https://877-877.com

まるごとバナナジュース黒糖まるごとバナナジュース黒糖

2.      「黒糖紅芋チップス」(フォルツァ)
スライスされたサクサクの紅芋チップスにたっぷりの伊江島、伊平屋島、多良間島、波照間島の4種沖縄黒糖がぴったり。
フォルツァ :https://www.forza-hp.com/

3.      「黒糖プチショコラ」(共生シンフォニー がんばカンパニー)
4.      「黒糖オートミールクッキー」(共生シンフォニー がんばカンパニー)

お土産や小腹がへった時のおやつにおすすめ。沖縄黒糖を使ったプチショコラ(波照間島、伊江島)とオートミールクッキー(波照間島)。
共生シンフォニー がんばカンパニー :https://kyosei-symphony.org/publics/index/91/

黒糖プチショコラ黒糖プチショコラ

黒糖オートミールクッキー黒糖オートミールクッキー

 

5.      「黒糖ジェラート」(リスの森)
北海道網走産の牛乳100%を使った人気ジェラート「Rimo(北海道網走市)」からは、黒糖でやさしく上品な味わいのジェラート。西表島の黒糖を使用。何個でも食べたくなる商品に。
リスの森 :https://risunomori.com/

黒糖ジェラート黒糖ジェラート

6.      「沖縄黒糖ガトーショコラ」(トレイヴ)
チョコレートランキング日本一にも輝いた「ケンズカフェ東京」の特選ガトーショコラに西表島の黒糖を使用。チョコレートと黒糖をねりこんだしっとりとしたガトーショコラの舌触りとコクのある甘さが特徴。
トレイヴ :https://www.t-reive.jp/

沖縄黒糖ガトーショコラ沖縄黒糖ガトーショコラ

7.      「アルコールカクテル/黒糖草根木皮 」(BenFiddich)
8.      「ノンアルコール/黒糖スカッシュ」(BenFiddich)

世界最高のバー50店にも選ばれた、新宿のBar Benfiddichが特別にアルコール、ノンアルコールの2種のドンリンクをご提供。アルコールはジンベースに、ノンアルコールはバナナベースに波照間島と伊江島の黒糖を使い、子どもから大人まで人気を集めていました。
BenFiddich :https://www.facebook.com/BarBenfiddich
 

9.      「黒糖シフォン」(おわらの里)
波照間島と西表島の黒糖をそれぞれ使用した黒糖のコクとふわふわしながらもしっとりした優しい味と食感が特徴のシフォンケーキ。富山市より出展いただきました。
おわらの里 :https://forest-yatsuo.org/facility/

黒糖シフォン黒糖シフォン

10.    「沖縄黒糖あんまん」(名古屋肉まん本舗)
通信販売でも人気の高い肉まんを扱う、名古屋肉まん本舗が西表島の黒糖を使用した「あんまん」にて出展。「老麺」を使った皮(生地)、そして北海道産のあずきと黒糖であんを作り、高級感あるあんまんに。
名古屋肉まん本舗 :https://nikuman-honpo.com/

沖縄黒糖あんまん沖縄黒糖あんまん

11.    「西表島産黒糖プロテイン」(プロテインひろこ)
プロテインを500種類以上飲んだ、プロテインひろこさんが作った「西表島産黒糖プロテイン」。プロテインとしての機能はもちろんドリンクとして完成度が高い商品。毎日摂取しても飽きないよう塩入りも含めた2種を展開予定。
プロテインひろこ :protein_hiroko (Instagram)

プロテインひろこさんと「西表島産黒糖プロテイン」プロテインひろこさんと「西表島産黒糖プロテイン」

■沖縄8島黒糖ブース(展示・サンプリング)
8島(伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島島、与那国島、波照間島)を展示。それぞれの試食も可能で、「こんなに味や色、食感がちがうの?」と当日はにぎわいをみせました。

■黒砂糖共同組合による黒糖づくり体験
サトウキビの絞り体験と実際の黒糖づくりが学べるブースに、多くの子どもたちが集まっていました。本来は機械化している黒糖づくりも、今回はわかりやすいように手作業にて提供。作りたての沖縄黒糖は、県内の人でもなかなか味わえないということであっという間になくなっていました。
 

■黒糖アンバサダーHYさんによるエリア立ち寄り・紹介
沖縄黒糖アンバサダーのHYさんもご来場、商品の試食やサトウキビ絞りの体験をしていただきました。
メンバーからは「おじい、おばあの家に行くと黒糖が必ずあった。家庭に必ずある商品になるようにPRしていきたい」と力強いコメントをいただきました。
 

■離島の魅力発信ブース
沖縄8島黒糖の産地を結ぶ翼、JTA/RACによる紙飛行機作り体験。
 

【沖縄県黒砂糖協同組合コメント:宇良次長】
沖縄8島黒糖の現状について
今、沖縄県内で黒糖を作っているのはこの8島(伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島)です。島にとってとても大切な産業のですので、畑でのサトウキビ生産、収穫、黒糖製造をそれぞれの島で行っています。

生産者さんの平均年齢も60代くらいで、後継者が必要な時期になっています。当然、後継者の育成も重要な課題ですが、収穫の機械化やそれに伴う工場施設の対応も必要となってきます。さらにサトウキビは大きな台風が来ても全滅になることはなく、多くても二割の被害で終わるので産業としてはリスクが少ない面もあります。現在も行ってはいるのですが、さらに担い手の育成にも力を入れていく必要があります。
 
令和3年より、もっと沖縄8島黒糖を知ってほしい、県外の事業者様たちとより多くの商品を作っていきたいと思い、組合として商品化や認知拡大の活動を積極的に続けています。今回の「HY SKY Fes」の参加も新しい人たちに知ってもらえる機会になったと思いますし、何よりこんな楽しい雰囲気で沖縄8島黒糖を訴求できたので良かったと思います。

沖縄8島黒糖の特徴
8島それぞれで黒糖の色や歯ごたえ、味に違いがあります。それはなぜ違うかというとサトウキビの品種がまず1つあります。14種類ほどあり、島の土の性質に合わせた品種や台風などの影響もありますので、農家によっては早めに収穫をしたい、逆に台風や干ばつに強い品種など島ごとに選んでいます。
2つ目は島ごとの製糖工場によって多少、製造の仕方が違うというところでそれぞれ味に特徴が出ています。

沖縄8島黒糖商品開発について
今回も各事業者様には沖縄8島黒糖のサンプルをすべてお送りし、そこから商品開発してくださっています。例えば「うちの商品だとより黒糖の味が出しやすい」もしくは「自分たちが求めている味に近いかどうか」で特定の島の黒糖を選んでいただいています。中には、混ぜて使って商品を開発してくださった事業者様もありました。
今後も新しい事業者様に沖縄8島黒糖を知ってもらい、どんどん商品化できたら良いと思っています。

【沖縄8島黒糖について】
沖縄黒糖は、限定された製糖工場(8つの離島工場)で生産される含みつ糖の代表的なもので、サトウキビの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造しています。糖分の他にカリウム、カルシウム、鉄等多くのミネラル成分を豊富に含み、特有の香りが特徴です。沖縄の伝統的な家庭料理から昨今では、スイーツや飲料など幅広く取り入れられています。
★沖縄県黒砂糖協同組合ホームページ: https://www.okinawa-kurozatou.or.jp/

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