【川西市】川西市とエイチ・ツー・オー リテイリング(株)が包括連携協定を締結

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 3月17日、川西市とエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社:大阪市北区、荒木 直也社長)は、市民サービスの向上に向けた包括的な連携・協力を推進するために、包括連携協定を締結した。
 

 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社は、「地域住民への生活モデルの提供を通して、地域社会になくてはならない存在であり続けること」を企業の基本理念とし、百貨店、食品スーパー、商業施設、専門店やコンビニエンスストアなどを展開している。また、近年ではサステナビリティ経営を推進しており、以下のことを重点テーマとしている。

(1)地域の「絆」を深める  (2)地域の「子どもたち」を育む (3) 豊かな「地域の自然」を守り、引き継ぐ

 これまでも、両者は連携した取組みを実施してきたが、市の戦略の一つである「子どもの成長を支え合えるまちづくり」や「ゼロカーボンシティ宣言」など、市がめざすまちづくりの方向性とエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社の取組みの方向性が一致していたことから、包括連携協定の話が持ち上がり、協議を重ねた結果、協定の締結に至る。

 協定に基づく具体的な取組みとして、「廃棄衣類を回収し、加工。プランターとして再生させ地域緑化を推進するグリーンアップサイクルⓇプロジェクト(自治体と連携して行うのは全国初)」や「食品廃棄物削減を目指したリサイクルループや家庭でのコンポスト実践に取り組むフードロスゼロプロジェクト」、「阪急阪神百貨店で今後使用する予定がない什器を、地域で事業展開している方やこれから事業を始められる方へオークション形式で販売し活用していただくTsugu.プロジェクト」などを予定している。

 越田謙治郎川西市長は「社会課題の解決は行政だけではできないため、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社様のお力をお借りし、協力して課題を解決していきたい」などと話していた。

※「グリーンアップサイクルⓇ 」はシナジーメディア株式会社の登録商標です。

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