パーソルチャレンジ、日本最大級のAIコミュニティ「CDLE」のメンバー有志によるニューロダイバーシティ推進活動を支援

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総合人材サービスのパーソルグループ傘下で障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルチャレンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:井上 雅博、以下パーソルチャレンジ)、および、パーソルチャレンジが運営する先端IT領域に特化した障害者の就労移行支援事業「Neuro Dive(ニューロダイブ)」は、障害を脳や神経の多様性ととらえ、能力として活かしていく「ニューロダイバーシティ」の推進を目指し、日本最大級のAIコミュニティ「CDLE」(Community of Deep Learning Evangelists)のメンバー有志によるニューロダイバーシティ推進プロジェクトを支援してまいります。
本プロジェクトは大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムの「共創チャレンジ」として登録されており、パーソルチャレンジは「共創パートナー」として参加、支援します。
 

TEAM EXPO2025 共創パートナーTEAM EXPO2025 共創パートナー

 

パーソルチャレンジ株式会社パーソルチャレンジ株式会社

先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」(パーソルチャレンジ)先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」(パーソルチャレンジ)

パーソルチャレンジ TEAM EXPO2025 共創パートナー:https://team.expo2025.or.jp/ja/partner/282

■ニューロダイバーシティについて:障害特性を強み”として活かし戦力として活躍
ニューロダイバーシティとは「脳多様性」や「神経多様性」などと訳される言葉で、脳や神経には個人レベルでのさまざまな特性の違いがあり、その違いを多様性ととらえて相互に尊重し、社会の中で活かそうとする考え方です。
自閉症スペクトラムをはじめとした発達障害のある人は、空気を読んだコミュニケーションや曖昧な指示が苦手なことや、特定の物事に集中し過ぎてしまうなどの傾向がある一方、特定の分野に対する強いこだわりや高い集中力を持ち、物事の法則性・差異・欠陥に気づく能力が高い傾向が見られます。
近年、ニューロダイバーシティの考え方において、特性を“障害や制約”ではなく“多様な能力、強み”としてとらえ、活かしていく企業が増えており、特に、当該人材の持つ能力が職務上強く求められるデジタル領域において、強みを発揮し活躍できる可能性に注目が集まっています。

パーソルチャレンジの取り組み発達障害の特性を武器に、先端IT領域で活躍を支援「Neuro Dive」
https://challenge.persol-group.co.jp/datascience/

 

パーソルチャレンジは2019年より、AI・機械学習やデータサイエンスなどの先端IT領域での就職・活躍を目指す

 

 

発達障害のある方に向けた、日本初(※1)の先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」を運営しています

「Neuro Dive」事業所の様子「Neuro Dive」事業所の様子

(※2)。先端ITに精通しているテクニカルスタッフと実践的なカリキュラムを通じ、職務上必要となる専門スキルを学ぶことができます。2022年12月現在、秋葉原、横浜、福岡、大阪の4事業所で毎日約80名の方が職業訓練に励まれているほか、これまでにデータアナリストや機械学習エンジニア、デジタルマーケティングなどの職種へ多くの就職者を輩出しています。

※1 日本初:「先端IT特化型就労移行支援事業所」として、2019年11月「Neuro Dive秋葉原」開所当時、パーソルチャレンジ調 ※2 就労移行支援:障害者総合支援法に基づく福祉支援サービス。65歳未満の身体、知的、精神障害、難病のある方で、一般企業への就職を希望する方に対し、最長2年間、就職に関する相談や就労に必要なスキルの訓練、就職活動支援、就職後の定着支援が受けられる。

プロジェクトについて本最級のAIコミュニティ「CDLE」の有志メンバーがニューロダイバーシティを推進
本プロジェクトは、CDLEの有志メンバーが全国各地でチームを組成し、発達障害のある⼈の持つ強みや能力の活かし方、支援の在り方を研究します。各チームのプロジェクトにはNeuro Diveの利用者やテクニカルスタッフが参加し、先端技術に関するディスカッションや課題解決アイデアの実装、ハッカソンなどのプログラムに参加するなどの交流を行うほか、本プロジェクトに関する情報発信や広報活動に協力し、ニューロダイバーシティへの社会的認知促進に貢献します。また、本プロジェクトで得た成果や知見はNeuro Diveにおける先端IT⼈材育成に活用いたします。
また、本プロジェクトは、2025年に開催される⼈阪・関⼈万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献する「TEAM EXPO 2025」における「共創チャレンジ」として登録されており、パーソルチャレンジは「共創パートナー」として参加・支援します。

パーソルチャレンジとCDLEの連携パーソルチャレンジとCDLEの連携

<パーソルチャレンジが支援する「TEAM EXPO2025 共創チャレンジ」登録のCDLE有志チームとプロジェクト名、プロジェクトの内容>

●CDLE生成モデル「ニューロダイバーシティ for デジタルトランスフォーメーション by CDLE生成モデル」
AI深層生成モデルの可能性の模索を題材にした教材をベースに、ニューロダイバースな方達とのコミュニケーションを活性化させ、AI人材へのスキルアップや高度IT技術の習得、社会実装のエコシステム構築を目指す。

●CDLE大阪「Deep Learningの普及・浸透により、いのち輝く未来社会を実現!」
AI深層生成モデルの可能性の模索を題材にした教材をベースに、ニューロダイバースな方達とのコミュニケーションを活性化させ、AI人材へのスキルアップや高度IT技術の習得、社会実装のエコシステム構築を目指す。

●CDLE福岡「AIの社会実装を通して草の根の交流を進め、楽しく心温まる地域社会づくりに貢献する」
福岡を中心に人工知能(AI)/ディープラーニングに関心のある方々の交流会、名刺交換会、勉強会、セミナー、LT会などを通して、新たなAIコミュニティを作る。

●CDLE名古屋「自己実現力を高める為のAI教育を推進し、いのち輝く未来社会を目指す!」
実践を前提としたAIの知識の共有及び教育に取り組み、AIの社会実装を進めていく活動を行う。

 

※各チームの詳細は、EXPO2025共創チャレンジのページをご覧ください。
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge

◆CDLE(Community of Deep Learning Evangelists/シードル)とは<https://cdle.jp/>
⼈般社団法⼈ ⼈本ディープラーニング協会(※3)が実施しているG検定・ E 資格の合格者のみが参加できる、⼈本最⼈級の AI コミュニティです。「学ぶ」「繋がる」「使う」の理念のもと、6万⼈を超える合格者が学び合い・交流し、社会・企業でのAI・ディープラーニング活用を推進することを目指しています。
※3日本ディープラーニング協会<https://www.jdla.org/>:ディープラーニングを事業の核とする企業、及び有識者が中心となり、産業活用促進、人材育成、公的機関や産業への提言、国際連携、社会との対話 など、産業の健全な発展のために必要な活動を行う産業団体。

▼CDLEおよび日本ディープラーニング協会に関するお問い合わせはこちら:
日本ディープラーニング協会事務局<pr@jdia.org>

■パーソルチャレンジ株式会社についてhttps://challenge.persol-group.co.jp/
パーソルグループの特例子会社として、2014年10月の設立以来、障害のある方への個人向けサービスとして、国内最大級の求人・登録者数を持つ就職・転職支援サービス「dodaチャレンジ」、就労移行支援事業所「ミラトレ」、法人向けサービスとして、障害者雇用に関する多種多様な課題にお応えする「障害者雇用コンサルティングサービス」を展開しています。障害者採用の成功ではなく、定着までを考えた“障害者雇用の成功”を目指し、障害者の自立および成長を幅広く支援しています。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/
 パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
 

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