今号のテーマは「ジェネレーション」。特別ゲストに、都市と暮らしに関するさまざまな書籍や寄稿をされている大阪公立大学の武田重昭氏をお迎えし、寄稿及び、誌面で展開される多世代のミーニングフルシティを振り返ったディスカッションを掲載し、世代を超えたMEANINGFUL CITYのあり方を探索していきます。
また、新刊発売を記念して、東京渋谷区の代官山 蔦屋書店とのコラボ企画も開催。3月6日(月)〜31日(金)にはMEANINGFUL CITYメンバー及びゲストによる特別選書ブックフェア、3月23日(木)にはトークイベント(https://peatix.com/event/3504231/view)を開催します。
第2弾のテーマは「ジェネレーション」。特別ゲスト大阪公立大学武田重昭氏の寄稿及びディスカッションを掲載
価値観が転換しつつある社会の中で、ビジネスやマーケティングの世界では頻繁に「ミレニアル世代」「Z世代」といった人々を分類するようなワードが飛び交います。本号では、X(1965-80年生まれ)・Y(1981-95年生まれ)・Z(1996-2011生まれ)・α世代(2010以降生まれ)、つまり「ジェネレーション」をテーマとして、インタビュー、論考、リサーチ、エッセイ、小説など、多世代の都市に対するMEANINGFUL CITY(意味が紡がれていく都市)の視点を紐解いていきます。加えて、特別ゲストに、都市と暮らしに関するさまざまな書籍や寄稿をされている大阪公立大学の武田重昭氏をお迎えし、寄稿及び本誌を振り返ったディスカッションを掲載。様々な視点を通して、世代や分断を超えた、多世代が融和するこれからの普遍的な都市のあり方を探索していきます。
意味を紡げる都市を考える「MEANINGFUL CITY MAGAZINE」とは
当活動は、都市計画・街づくりに関わる「作り手」と、街を舞台に活動する「使い手」のコミュニティや街づくりへの関わり方の分断に対する問題意識から、両者一緒に理想の都市を考え、コミュニティとしての融和を目指すプロジェクトとしてスタートしました。活動に当たって、これまでの都市の作られ方が最大公約数的な「価値」に主軸が置かれていたことに対し、その都市に関わる個々人がそれぞれの「意味」を紡いでいける場として都市を捉え直そうとする「MEANINGFUL CITY」というコンセプトを掲げ、これまで都市の専門家・実践者とクリエーターらが協働したイベント等の活動をおこない、2021年5月に「MEANINGFUL CITY MAGAZINE」を創刊。毎号テーマを設定するとともに、特別ゲストとして都市の専門家・実践者をお招きし、両者一緒に意味を紡げる都市を模索し、都市生活者のミーニングフルな都市生活を紡ぐヒントを探究します。
■CONTENTS
- Photoessay Photograph:Kei Murata
- Introductionー「意味の時代」の世代論 Text:Shogo Otani
- 「都市-City」と「意味-Meaning」を巡って Edit:Masaki Yamasaki
- 意味の都市論ー意味のマネジメント Text:Shigeaki Takeda(大阪公立大学)
- GENERATION X ーMEANINGFUL PLACE & CITY LIFE
- Edit:Masaki Yamasaki & Yukako Ishikawa
- No.1 Shuichiro Sakaguchi(BAGN Inc.)
- No.2 Machiko Kamizono(渋谷区議会議員)
- No.3 Jiro Fukai(自由大学)
- GENERATION Y ーMillennials Change the City
- Edit:Shogo Otani & Aya Sakamoto
- No.1 Sarumaru × Ryo × Kanezuka(UDS)
- No.2 Ono(散歩社)× Awaya(三井不動産)
- No.3 Oka(Staple)× Koike(東急)
- GENERATION Z
- Edit:Sara Hosokawa & Takuro Nakamura & Moe Nishiyama
- ・見ている、憶えている Text:Sara Hosokawa
- ・Interview :都市を「意味」から解放する。ーKeisuke Nakamura(SKWAT/DAIKEI MILLS) Edit:Moe Nishiyama
- ・2022年、東京。そこで3人はなにを見たか
- GENERATION α ー僕らの原風景を探して
- Workshop & Edit:Yukako Ishikawa
- ・別紙付録:Hatagaya, Shibuya Workshop Map
- Discussion:世代を超えたMEANINGFUL CITYを実現していくために
- サン・ジェルマン/Text:Yu Miyazaki
■基本情報
- 媒体名: MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2 | GENERATION – X,Y,Z,α
- サイズ: B5変形・110ページ・オールカラー
- 発売日: 2023年3月6日(月) ※予約販売は2月20日(月)から
- 発 行: TOKYO PARALLEL GUIDE
- 金 額: 1,300円(税込)
- 販売先: 書店及びオンライン販売など
■オンライン販売情報
TOKYO PARALLEL GUIDEのStoresページにて販売します。
販売ページ: https://tokyoparallelguide.stores.jp/
※ZINE詳細紹介: https://note.com/tpg_city/n/n62c2be0b4786
新刊記念として「代官山 蔦屋書店」とコラボした特別選書ブックフェア&トークイベントを開催!
新刊「MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2」発売を記念して、東京渋谷区の代官山 蔦屋書店とコラボした、MEANINGFUL CITYメンバー及びゲストによる特別選書ブックフェア及び、トークイベントを開催します。
都市計画・街づくりに関わる「作り手」と、街を舞台に活動・生活する「使い手」が融和し、都市生活者それぞれがミーニングフルな都市生活を紡げるきっかけとなる機会の提供を目指します。
(1)『MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2』新刊記念ブックフェア
ー「わたしの暮らし」と「都市」とのミーニングフルな関係<25名が選書する”わたしの一冊”>
MEANINGFUL CITY PROJECTにこれまで関わっていただいたゲストの方々を中心に、「自分らしい都市との関わり方を見つける(見つけた)一冊」をテーマとして特別に選書いただいたブックフェアを開催します。加えてMEANINGFUL CITY MAGAZINE編集チームによる、おすすめの書籍も紹介。都市での暮らし方やその価値観などを改めて考えるきっかけを提供します。
- 期間 : 2023年3月6日(月)〜31日(金)
- 場所 : 代官山 蔦屋書店2号館1階 マガジンストリート
◆選書参加者(順不同)
MEANINGFUL CITYメンバー/武田 重昭(大阪公立大学)/坂口 修一郎(BAGN.Inc)/神薗 まちこ(渋谷区区議会議員)/深井 次郎(自由大学)/小野 裕之(散歩社)/岡 雄大(Staple)/小池 和希(東急)/新里 香南(デザイナー)/大西 正紀(グランドレベル)/山下 聡一廊(兜町K5館長)/漆原 秀(館山家守舎)/平山 潤(NEUT Magazine)/園田 聡(ハートビートプラン) /小疇 美波(代官山 蔦屋書店)/渡邊 文峰子(代官山 蔦屋書店)etc.
※参加者は、変更になる場合があります
(2)『MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2』新刊記念トークイベント
ー場づくりの実践から考えるミーニングフルシティのつくり方
代官山 蔦屋書店マガジンストリートで開催する『MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2』新刊記念ブックフェアに併せ、最新号のVol.2に登場している方々をゲストに呼んでのトークイベントを開催します。
ゲストには、GOOD NEIGHBORS JAMBOREE(鹿児島)やTORANOMON FLOWER MART(虎ノ門)などを手掛けるBAGN Inc.代表 坂口修一郎さんと、SOIL(瀬戸田・日本橋)やParklet bakery(日本橋)などを手掛けるStaple代表 岡雄大さんをお迎えし、MEANINGFUL CITY MAGAZINE編集チームのメンバーとともに、マガジンの内容やその背景を振り返りつつ、『ミーニングフルシティをいかに実現するか』という、実践的なアイディアにまで広げてディスカッションしていきます。
また、MEANINGFUL CITY PROJECTからスピンアウトした最新のプロジェクトなどをシェアしつつ、アイディアに留めず、街へ実践していくための方法やプロジェクトへの展開を模索できるよう、会場全体を巻き込んだセッションも用意します。
トークイベント終了後には、ゲストと参加者とが、コミュニケーションを図れる交流会も企画。都市計画・街づくりに関わる「作り手」と、街を舞台に活動・生活する「使い手」のつながりを生む機会を提供します。
- 日時 : 2023年3月23日(木)19:00〜20:30(交流会20:30〜22:00)
- 場所 : 代官山 蔦屋書店3号館2階 シェアラウンジ ※オンライン配信あり(ZOOM)
- チケット: https://peatix.com/event/3504231/view
- ※チケットは来店参加orオンライン参加で計6種類。詳しくは、上記peatixページより。
◆ゲスト登壇者
坂口 修一郎 | Shuichiro Sakaguchi
BAGN Inc.代表。1971年鹿児島県生まれ。小学生よりトランペットを始める。
1993年、無国籍楽団「Double Famous」の結成に参加。2004年ライブハウス「代官山UNIT」の立ち上げに参画。2010年より、鹿児島にて野外イベント「GOOD NEIGHBORS JAMBOREE」を開催。ミュージシャンとして活動する一方、BAGN Inc.(BE A GOOD NEIGHBOR)代表として東京と鹿児島の2拠点を行き来しながら全国各地でプレイスメイキングを手掛けている。2018年一般社団法人リバーバンクの代表理事に就任。
岡 雄大 | Yuta Oka
Staple代表取締役。岡山生まれ、米コネチカット・東京育ち。旅や育つ過程で世界の多様性、日本各地の文化的ルーツの複雑性に魅了され、旅をし続けることを仕事にしたいと考えるようになる。大学卒業後は、スターウッドキャピタルグループの東京・サンフランシスコオフィスで不動産等への投資業務に従事。その後独立し、2019年にStapleを本格稼働。広島県瀬戸田と東京都日本橋に拠点を置き、都市一極集中ではない社会を見据えた場やまちの企画・開発・運営を推進。
◆MEANINGFUL CITY MAGAZINE 編集チーム登壇者
石川 由佳子 | Yukako Ishikawa(for Cities代表/Good News for Cities/アーバニスト)
大谷 省悟 | Shogo Otani(301プロデューサー/CEO)
坂本 彩 | Aya Sakamoto(フリーランス/プロデューサー)
山﨑 正樹 | Masaki Yamasaki(日本大学客員研究員/森ビル)
※アーカイブ配信について
こちらのイベントのオンライン参加の方々には、期間限定のアーカイブ配信を予定しております。
イベント終了後準備が整い次第、お申込のお客様へ配信いたします。
※ご来店参加につきまして
代官山 蔦屋書店会場での参加お申込みのお客様は、当日15分前より3号館2階シェアラウンジ受付にお越しください。お名前確認、ご来場時のマスク着用/手指の消毒、体温チェックの上、ご案内致します。
TOKYO PARALLEL GUIDE/MEANINGFUL CITY PROJECTとは
都市計画・街づくりに関わる「作り手」と、街を舞台に活動する「使い手」が分野横断で結集し、個人の「意味」を起点とした都市計画、まちづくりを想像・共創するプロジェクト&コミュニティ・プラットフォーム。都市の専門家・実践者やクリエーターらが領域横断的に協働し、地域や施設開発プロジェクト、紙媒体の出版、イベント企画などを実践する。
<MEANINGFUL CITY MAGAZINE Vol.2 編集チーム>
Editor:
石川 由佳子
アーバニスト/for Cities代表/Good News for Cities
「自分たちの手で、都市を使いこなす」ことをモットーに、渋谷、アムステルダム、カイロなど国内外のさまざまな都市に「よそ者」として介入しながら、市民主体の小さな活動を街の中で企てていく。(株)ベネッセコーポレーション、(株)ロフトワークを経て独立。都市体験のデザインスタジオ「for Cities」を立ち上げ。リサーチ、企画、編集、教育プログラムの開発などを都市をテーマに行う。
大谷 省悟
301プロデューサー/CEO
広告業界にて映像やグラフィックの制作に携わった後、独立。2014年に株式会社301を設立し、ビジネスと文化の交差点におけるブランド開発やリブランディングプロジェクトを多数主導。2019年、人と仕事のより親密な関係を探求・実践・発信する拠点として代々木上原に「No.」を立ち上げる。
坂本 彩
フリーランス/プロデューサー
2010年三井不動産に入社し、郊外型商業施設の企画営業・運営業務、日本橋の再開発・エリアマネジメントを担当。2022年より現職。
中村 拓朗
フリーランスデザイナー
2020年慶應SFC卒。大学では脳波と機械学習を用いた記憶されやすい画像生成の研究を行う。卒業後フリーランスデザイナーとして、主にUXデザインやマーケティング戦略に従事。
西山 萌
編集者
多摩美術大学卒業後、出版社を経て独立。『TOKION』の刷新に携わるほか、本と編集の総合企業SPBSでは「SPBS THE SCHOOL」の立ち上げに参画。編集を基点に企画立案、キュレーションやメディアディレクションなど雑誌的な編集を行う。
細川 紗良
編集者
2019年武蔵野美術大学卒業。301のメンバーとして「No.」立ち上げ・運営を経験したのち、BRUTUS.jpに所属。現在はフリーランスで編集的な視点から企画やディレクションなどを行う。
宮崎 悠
グラフィックデザイナー
MY HEAD LLC代表。グラフィックデザインを軸にVisualizing(視覚化)とVerbalizing(言語化)を行い、多くの事業のアイデンティティ・デザインを手掛ける。
山﨑 正樹
日本大学客員研究員/森ビル
大学・大学院で都市開発と公共空間の研究を行い、2010年森ビル入社。
都市開発事業に関わる都市計画、タウンマネジメント、住宅事業の業務に従事。会社員傍ら、都市の文化や個性創出に繋がる小さな都市開発「マイクロディベロップメント」の研究に取組む。
後藤 佑介(編集・サポートメンバー)
TWO VIRGINS/プロジェクトマネージャー
出版社トゥーヴァージンズにて出版企画から販売まで出版にまつわる仕事を行う。
Director: 山﨑 正樹
Designer: 宮崎 悠
Editing Support: 後藤 佑介
■301.incとは
「人生と仕事をひとつにする」をミッションに、モノ・コト・場のデザインだけではなく、仕事のはじまり方やそこに関わる人々の関係性のデザインを追求する。施設開発やブランド開発、事業開発のパートナーとして、文化とビジネスを横断する様々なプロジェクトに参画。また、ミッションの発信拠点として、飲食業態とクリエイティブオフィスが融合したコンセプトスペース「No.(ナンバー)」を2019年より代々木上原にて展開している。
都市の「作り手」と「使い手」をコミュニティとしてつなぐことで、オルタナティブな都市のあり方を提案し、実現することを目的としてMEANINGFUL CITY PROJECT(TOKYO PARALLEL GUIDE)を立ち上げ、企画運営に参画する。
■本リリースに関するお問い合わせ
TOKYO PARALLEL GUIDE
E-mail:tokyoparallelguide@gmail.com ※お問い合わせは、メールでお願い致します。
公式WEBSITE: https://tokyoparallelguide.studio.site
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