ジェイテクトStingers、バドミントンS/Jリーグで準優勝

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株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)の男子バドミントン部・ジェイテクトStingersは2月11、12日、さいたま市で国内最高峰のバドミントンリーグ「S/Jリーグ」のトップ4トーナメント(リーグ上位4チームによる順位決定戦)に臨み、準優勝の成績を収めました。1963年の創部以来、初となるトップ4トーナメント進出に続き、最高成績を更新しました。

 

SJリーグで準優勝の成績を残し、ポーズをとるジェイテクトStingersの選手・スタッフらSJリーグで準優勝の成績を残し、ポーズをとるジェイテクトStingersの選手・スタッフら

【S/Jリーグについて】
男女ともに12チームずつが参加するバドミントンの国内最高峰リーグ。6チームずつ2ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの上位2チームがポストシーズンにあたる勝ち抜き戦「トップ4トーナメント」に進出する。勝敗はいずれも、ダブルス2試合、シングルス1試合の勝ち星で争う。今季のジェイテクトStingersはブロック予選を4勝1敗の2位で通過し、チーム史上初の4強入りを果たしていた。

【トップ4トーナメントの結果】

  (会場はいずれも、さいたま市のサイデン化学アリーナ)
【スタッフ・選手コメント】

石井裕二総監督(日本リーグ2部時代から監督を務め、今季、総監督に就任)
ここまで来たら優勝したかったというのが本音です。チャンスはあったと思いますが、正直、相手チームが一枚上。その対応策をチームとして、できていない差が出たと痛感しています。選手、スタッフにはご苦労様と言いたいところですが、日本一を目指す以上、そんな悠長なことは言っていられません。負けた瞬間から、次に向かってトライしていきます!

平田典靖監督(昨季までコーチを務め、今季、監督に昇格)
優勝のチャンスはあったので、悔しい気持ちはありますが、選手達はよく頑張ってくれました。今期は西本拳太選手という「柱」がある中で、ダブルス陣がどこまで上位チームに勝利できるかが重要でした。プレッシャーがある中、西本選手は全勝し、ダブルス陣も大会を通して成長してくれました。2位の次は1位しかありません。ダブルス陣、若手の育成が鍵を握ると思うので、これから頑張ります。

宮嶋航太郎選手(主将、日本リーグ2部時代から所属)
チームで優勝を目標に掲げて取り組んできて、優勝を目前に負けてしまい悔しい気持ちが込み上げてきました。それでも、1部リーグ昇格→6位→7位→2位と順調にステップアップしてきて、チームの進化を感じることができました。最後に負けてしまったのは残念ですが、2部時代から戦ってきた自分からすると2位という結果は凄いことですし、胸を張って来年こそ優勝する気持ちでまた一年頑張ります。

西本拳太選手(今季新加入。今季リーグでシングルス戦6試合に出場し、全勝)
優勝しか狙っていなかったので、準優勝というのはとても悔しいです。個人的には今季のリーグ戦は全勝することができ、会社にもチームにも貢献できたと思います。さらに上を目指していきます。来期について、チームとしては全日本実業団、リーグ優勝を目指します。5月からはパリ五輪レースが始まるのでしっかりそこに向けて準備をし、絶対に五輪の切符を獲得します。

 【バトミントン部のこれまで】
1963年、愛知県刈谷市に本社を置く豊田工機バドミントン部として発足しました。2006年の光洋精工との合併、ジェイテクト設立に伴い、「ジェイテクトバドミントン部」に名称を変更して現在にいたります。2017年、日本代表として長く活躍した平田典靖(現監督)が選手兼コーチとしてチームに加入し、同年の日本リーグ2部(現S/JリーグⅡ)で初優勝してS/Jリーグへの初昇格を達成。2018-19シーズンを10チーム中6位、2019-20シーズンは同7位。2022‐23シーズンから、ファンの皆様や地域の方々により親しみを持って応援いただくための取り組みの一環として「ジェイテクトStingers」という愛称を設けて活動しています。
※2020-21、21-22シーズンは新型コロナウイルス禍によりリーグが中止となり、順位なし

【今後について】
今季の活動にあたり、多大なる支援とご声援をいただいた関係者の皆様並びにファンの皆様に心より感謝を申し上げます。日本一をあと一歩で逃した悔しさを糧に、来期はチームとしてすべてのタイトル獲得を狙い、各選手は個々に目標を設定し、更なる高みを目指し日々切磋琢磨していきます。今後とも変わらぬご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。

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