- 開催の背景
昨今、人的資本経営の実践やその情報開示への注目は増々高まっています。2022年11月7日には、金融庁が公表した「企業内容等の開示に関する内閣府令』等の改正案※1において、人的資本、多様性に関する開示方針も明記され、その情報開示に向けた企業の対応が活発化しています。
このような環境下で、人的資本に関するデータの収集・整理や経営戦略と人材戦略の連動の難しさなどの課題に直面する企業が増え、当社への相談が急増しております。当社は創業以来、組織人事コンサルティングのパイオニアとして、あらゆる業種・業態の企業経営における人的資本経営の推進をサポートしてまいりました。そこでこの度、人的資本経営の実践について具体的な事例を用いてお伝えするべく、学習院大学 守島基博教授と日東電工株式会社様とのセミナーを企画いたしました。
※1 金融庁 「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案の公表について
https://www.fsa.go.jp/news/r4/sonota/20221107/20221107.html
- セミナーの概要
本セミナーは、守島教授と日東電工株式会社 大脇様をお招きし、多くの企業において共通した課題である「管理職育成」を取り上げ、3者の対談形式で実施いたします。
守島教授は著書「全員戦力化 戦略人材不足と組織力開発」にて、日本企業が抱える最も大きな人材問題は「人材不足」であり、この課題を解決するためには、社員全員の戦力化を図る必要があると唱えていらっしゃいます。
また、日東電工株式会社様は1918年に設立され、「顧客密着」というポリシーを掲げて、お客様のニーズからイノベーションを起こし拡大を遂げていらっしゃいました。昨今グローバル化が急速に進む中、これまで通りイノベーションを起こし続けていくために、管理職の育成を基軸とした「社員全員を戦力化」する必要性が高まっています。
労働人口の減少、AIの進歩、働く人の価値観の変化・多様化と経営環境が急速に変化をする中、社員全員を戦力化しイノベーションを起こす鍵はどこにあるのか?管理職の在り方、育成にフォーカスを当てて、学習院大学の守島教授のご知見と日東電工株式会社様の事例とを掛け合わせてお話いたします。
- セミナー情報
<日程>
2023年2月28日 (火) 13:00-14:30
<実施形式>
オンライン(Zoom)
<登壇者>
■学習院大学 経済学部経営学科教授・一橋大学名誉教授
守島 基博 氏
人材論・人材マネジメント論専攻。イリノイ大学でPh.D.(人的資源管理論)を取得後、カナダ・サイモン・フレーザー大学助教授、慶應義塾大学助教授・教授、一橋大学大学院教授を経て、2017年より現職。2020年より一橋大学名誉教授。著書に『人材マネジメント入門』『人材の複雑方程式』『全員戦力化 戦略人材不足と組織力開発』『人事と法の対話』等がある。
■日東電工株式会社 専務執行役員 人財本部長
大脇 泰人 氏
1984年 日東電工株式会社に入社。回路材事業部(現ICT事業部門)事業部長、テープ事業部門(現基盤機能材料事業部門)事業部門長など事業責任職を経て、2012年 執行役員就任以降は品質・環境・安全統括部門長、インド駐在マーケティング責任者、CPO(最高調達責任者)、CIO兼サステナビリティ本部長を歴任。2021年 専務執行役員に就任し、現在は人財本部長として人財をもっとも重要な財産と捉え、ESG経営・人的資本経営を基盤に事業戦略と人財戦略の連動、DE&I施策に注力している。
■株式会社リンクアンドモチベーションMMEカンパニー カンパニー長
宮澤 優里
2008年、株式会社リンクアンドモチベーション入社。一貫して大手企業向けの組織人事コンサルティング業務に従事。大手企業向けのビジョン浸透・風土変革・育成に携わる。エンターテインメント業界(戦略人事構築・育成プロジェクト)、航空業界(理念浸透プロジェクト/育成体系構築プロジェクト)、大手飲料メーカー(育成体系構築/女性活躍推進プロジェクト)コンサルティング部隊のマネジャーを経て、現在大手企業向けの風土変革・人材育成領域の責任者を務める。
<お申し込みURL>
https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/seminar/40513
- リンクアンドモチベーションの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(人材紹介事業、ALT配置事業)
ベンチャー・インキュベーション