設計者が知っておくべき加工がすべてわかる『実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識〈改訂新版〉』発売

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PRESS RELEASE
書籍『実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識〈改訂新版〉』発売
2022年12月21日
株式会社 日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識〈改訂新版〉』(実際の設計研究会・監修、稲城正高、米山猛・著)を発売しました。
設計者は、さまざまな形の製品・部品を設計していきます。ものの形を決めるためには、設計以外のさまざまな知識が必要です。とりわけ加工の知識は、設計したものが問題なく作れるのか、コストは高くなりすぎないか、使っているうちに不具合が発生しないかなどを事前に検討するために必要な知識です。
本書は、1999年に発行された『実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識』の改訂版です。設計者が読むことを前提として、加工に関わる知識を基本から解説しています。さまざまな加工についてはもちろん、材料の熱処理や組立、計測などについて幅広く解説されている一冊です。

実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識実際の設計選書 設計者に必要な加工の基礎知識

  • 加工現場が見えにくいからこそ、加工の手順を丁寧に解説

設計者は機械加工の現場にずっといるわけではないため、加工に関する知識を得る機会は多くありません。しかし、自分が設計する形状がどのように加工されるのか理解しておくことは非常に重要です。本書では、具体的な加工品を例にあげて、どのような手順で加工していくのかを解説しています。イメージがつかみやすい図を多用して、分かりやすく解説します。

  • 新しい加工法である3Dプリンタなど、最新のものづくり事情も解説

改訂にあたって、基本的な解説の見直しはもちろん、最新の加工についても新たに解説を加えています。特に、昨今のものづくりで注目される3Dプリンタや、工作機械業界で注目されるIoT技術についても解説しています。

  • 目次

第1章 設計から見た加工
第2章 加工の種類と新しい加工技術
第3章 切削加工
第4章 研削加工
第5章 切削・研削加工以外の加工法
第6章 熱処理
第7章 表面処理
第8章 測定・検査
第9章 組立
第10章 加工の周辺技術
第11章 加工技術の進歩と今後
 

  • 書誌情報

定価3,740円(本体3,400円+税10%)
仕様:A5判、並製、304ページ
ISBN:978-4-526-08241-2
発行:日刊工業新聞社
発行日:2022年12月19日
 

  • 監修者・著者紹介

実際の設計研究会
東京大学工学部産業機械工学科の畑村研究室の卒業生たちの有志が集って発足した団体。これまでに20冊以上の書籍を出版し、設計の極意を伝えている。

稲城正高
1983年3月、東京大学工学部舶用機械工学部卒業。同年4月、コニカ株式会社入社。現在はコニカミノルタ株式会社にて、デジタル複写機の部品の生産技術開発に従事。専門はCAD/CAMを含む生産系システム。

米山猛
1984年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。現在は金沢大学理工学研究域機械工学系特任教授。主な研究は塑性加工用のセンサ、金属3Dプリンタと射出成形、スキー力学、CFRTP成形加工、医療機器開発。

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
出版局 書籍編集部  03(5644)7490
出版局 販売・管理部 03(5644)7410

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
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