かながわSDGsパートナー「湘南乃工務店(運営:富士リアルティ株式会社)」地域初5階建木造による中高層複合ビル勉強会・現場見学会「SDGs 湘南らしい木造ビルが海を救う」開催

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富士リアルティ株式会社・湘南乃工務店(本社 藤沢市、代表取締役 永松秀行)は、藤沢市辻堂新町にて湘南地域初となる木造5階建中高層複合ビルにおいて「SDGs 湘南らしい木造ビルが海を救う」と題した勉強会及び現場見学会を開催いたします。

富士リアルティ株式会社・湘南乃工務店(本社 藤沢市、代表取締役 永松秀行)は、藤沢市辻堂新町にて湘南地域初となる木造5階建中高層複合ビルにおいて「SDGs 湘南らしい木造ビルが海を救う」と題した勉強会及び現場見学会を開催いたします。

湘南乃工務店ウェブサイト
http://www.fj-r.jp/

 

■「SDGs 湘南らしい木造ビルが海を救う」木造ビル勉強会
日程:令和5年1月26日(木)
時間:13時30分から15時30分
会場:藤沢商工会議所ミナパーク6階会議室
https://goo.gl/maps/79q2sLqfFXhDZLho7

■「SDGs 湘南らしい木造ビルが海を救う」現場構造見学会
日程:令和5年1月27日(金)~28日(土) 
時間:13時30分から16時30分
会場:神奈川県藤沢市辻堂新町3丁目2-35
https://goo.gl/maps/oQikb4jH7XWTMUdm8

お問い合わせ:富士リアルティ株式会社(代)0466-50-7000

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■木造5階建中高層複合ビル「this is me」プロジェクト概要

1.湘南地域初、1階から5階は木造建築による、590平米超の民間の中高層複合ビル。規模・用途・高さ(階数)共に、国産・地域産木材(神奈川県丹沢産材一部使用)を活用した5階建てビルとしては、湘南地域では初めての試み。

  • 現在国策により、低層及び中層建築物の木造化が先導的に行われておりますが、大規模木造建築物のジャンルにおいては、未だ公共建築物や介護施設等に使用が限定されるケースが多く、民間レベルまで浸透しておりません。また、通常では国産木材の使用率は極めて少なく、国内の森林を活性化させるまでには至っておりません。しかしながら、この度湘南乃工務店が請け負う大型木造商業ビルは民間の建築物となり、環境及び地域経済への影響が望める国産・地域産木材の活用したものとしては、建築規模、商業用途、高さなど、様々な要素で5階建は初の試みとなります。

2.国が普及を進めている、国産・地域産木材を活用。輸送時のCO2発生が少なく、建築後の耐久性が高いことが特長。また、CO2吸収効果の少ない大型の老木を建材として使用することは、CO2吸収効果が期待できる多い若木への植え替えを促進させることになり、森林全体の活性化につながる。

  • 木造化における最大の理由は、地域・地球全体からみたサスティナビリティ(維持管理性)の高さにあります。建材を作るためは大きく「伐採」「乾燥」「加工」という流れで行われますが、これを長距離運搬を必要としない伐採地に近い場所で行うことで、CO2の発生を抑えることができます。
  • また、建築地に近い生育地の木材は、気候・土壌耐性上、シロアリ、腐朽などへの耐性が高いことが実証されており、建築の耐久性向上に大きな役割を担っております。また、木材は鉄骨、コンクリートに比べて強度が長く維持されることでも知られており、長寿命な建築にも欠かせない材料となっています。
  • 森林の伐採において、神奈川の森林の約38%以上は林業の為の人工林で、海外産におされて伐採が進まず、荒廃が進む中で、成長が一段落した大型樹木を建材とし、伐採後に成長力(CO2吸収力)の高い若木を植えることで、地球環境においてもいい循環を生み、土砂崩れなど、地盤保持力の弱った森林の保全にも役立ちます。

 

3.大手企業、学校、集合型商業施設に隣接する藤沢市、東海道線辻堂駅北口徒歩13分の位置に建設。

  • 環境建築のシンボルとして、市民への普及啓発を促します。

4.かながわSDGsパートナーへの加盟企業として、SDGsの普及促進に取り組み、多様なステークホルダーとの連携を行う。

  • 経済:木材の地産地消を推進する~すでに存在(余剰)し、維持管理可能な天然資源である県産木材を活用することで、県内の林業及び木材加工業者による経済の活性化に貢献でき、また山林整備が進むことで、災害時のインフラ被害軽減にも貢献することが出来ます。
  • 社会:木材の生産地に近い場所で木材を活用することは、木材の耐久性向上につながり、地域にレジリエンス(回復力・弾力)の高い建物インフラを提供することができます。また、森林及び周辺の整備推進につながり、森林の保水力も大きくなるため、都市型水害の軽減にもつながり、災害に強い社会の実現に貢献することが出来ます。
  • 環境:木材の重量のおよそ半分は木材成長の過程で吸収したCO2に由来します。県産木材を建物の構造材で活用することで、建物の耐用年数約80年に渡りCO2を固定し、その間、新たな植林がCO2を吸収する好循環を実現することができます。また、輸送距離の短縮により、輸送に関わるCO2排出の軽減にも貢献出来ます。森林整備にもつながり、土砂流出も軽減されるため、海洋環境の改善にも貢献出来ます。

5.構造には、2×4(ツーバイフォー)工法の耐火構造を採用し、高い耐震性と耐火性を確保。

  • 今回の建物は、木造の内、集合住宅、介護施設などで広く採用されている2×4(ツーバイフォー)工法を採用。過去の震災での高い耐震性と、評価の高い耐火性を同時に確保。安全性の高い地域のシンボルを目指します。

6.外観デザインは、地元藤沢市出身のデザイナーを起用。

  • 木と自然の融合をコンセプトとした、斬新なデザインを採用いたしました。

<this is me プロジェクト建築地>
神奈川県藤沢市辻堂新町3丁目2-35
※取材の際はご案内いたしますので、ご連絡願います。

お問い合わせ先
湘南乃工務店(富士リアルティ株式会社)
所在地:〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢1051-5-4FTAIKI3BLDG
TEL:0466-50-7000
担当:細田智康(hosoda@fuji-realty.com)

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