志の高いベンチャー起業家を表彰する「第22回Japan Venture Awards(略称:JVA)」本日、経済産業大臣賞・科学技術政策担当大臣賞など受賞者発表!

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独立行政法人中小企業基盤整備機構(理事長:豊永厚志、本部:東京都港区)は、本日、起業家表彰「第22回Japan Venture Awards(略称:JVA)」の表彰式(虎ノ門ヒルズフォーラム5階)において、経済産業大臣賞や科学技術政策担当大臣賞など受賞者16名を発表しました。

■経済産業大臣賞に株式会社アクセルスペース 代表取締役CEO 中村友哉氏
経済産業大臣賞には、株式会社アクセルスペース 代表取締役CEO 中村友哉氏が選ばれました。中村氏は、大学院在学中、手のひらサイズの人工衛星「キューブサット」の開発に従事。衛星開発に魅せられ、宇宙ビジネスの可能性が社会に認知されていない中、大学発ベンチャー起業支援の助成金等を活用して起業準備を進め、大手民間気象情報会社との関係を構築し、起業を果たすなど、我が国の宇宙ビジネスの先駆け的存在です。宇宙ベンチャーのトップランナーとして小型人工衛星に関わるトータルソリューションをグローバルに展開していく姿勢が高く評価されました。

■科学技術政策担当大臣賞にTeraWatt Technology株式会社 代表取締役 CEO 兼 共同創業者 緒方健氏
科学技術政策担当大臣賞には、TeraWatt Technology株式会社 代表取締役 CEO 兼 共同創業者 緒方健氏が選ばれました。緒方氏は、アカデミア分野を含むこれまでの電池研究開発に従事した経験を踏まえ、次世代電池開発に「顧客目線」と「量産技術の確立」の要素が圧倒的に不足していることを実感し、次世代電池の開発において、「軽く」、「使い勝手がよく」、「安全」で「安い」と言った顧客が重視する価値を実現するため、アカデミック及びビジネスの両面での高い知見を活かした製造工程・製造方法を着想されました。緒方氏のリーダーシップのもと、優秀なエンジニアを集結し、2025年の世界初のAFB次世代電池の商用化を目指して事業に取り組む姿勢に加え、アメリカで大きな資金調達を実現していることも高く評価されました。

その他、中小企業庁長官賞2名、中小機構理事長賞3名、SDGs特別賞2名、地域貢献特別賞2名、JVA審査委員会特別賞1名、JVCA特別奨励賞2名、ベンチャーキャピタリスト奨励賞2名の表彰も併せて行いました。

第22回JVA受賞者一覧は別紙(https://prtimes.jp/a/?f=d21609-20221207-54721d7088860c8cac37fae90d165fae.pdf)のとおりです。

第22回JVAの詳細は、以下ウェブサイトをご覧ください。
URL:https://j-venture.smrj.go.jp/

<Japan Venture Awards(JVA)とは>
本表彰は、創業概ね15年以内で、高い志を持ちリスクを恐れず挑戦する優れた起業家を対象に、創業の優良モデルとして発掘・表彰する制度で、2000年から実施しています。新事業創出や市場開拓に果敢に挑む優れた起業家を発掘し、ロールモデルとして広く社会に周知を図るとともに、次世代を牽引する経営者の育成を図ることを目的としています。

<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。

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