【相模原市】“接遇日本一”を目指し、プロのスタイリストによるビジネスカジュアル・スタイルアップ研修

この記事は約4分で読めます。
相模原市では、“接遇日本一”を目指し、市職員の接遇向上に力を入れて取り組んでいます。
今回、初めての取組としてパーソナルスタイリストの三好凛佳氏を講師に招き、好感度を高めるための外見の見せ方と服装のコーディネート方法などを学ぶ職員向け研修を実施しました。

接遇における好感度5原則は「あいさつ」「表情」「身だしなみ」「態度」「ことばづかい」。

よく「第一印象が大切だ」と言われますが、第一印象がその後の印象にも大きな影響を与えるという「初頭効果」は、心理学の考え方に由来するものです。
自分を素敵に見せることで、より良い仕事や接遇に繋げようという思いから、「身だしなみ」をテーマにした研修を11月15日に開催しました。
講師から一人ひとりにアドバイスをするため20名限定の研修となりましたが、入庁1年目の職員からベテラン職員まで男女幅広い年齢層の職員が参加。
申込開始後すぐに定員に達するなど、職員の接遇への関心の高さを感じました。
 

  • ビジネスカジュアル・スタイルアップ研修

研修の様子研修の様子

 

内容:
◎外見をセルフプロデュース
まずは相互に相手の印象を伝える「印象チェックゲーム」で各自が目指すゴールを設定

印象チェックゲームの様子印象チェックゲームの様子

◎ビジネスカジュアルの概要
7段階ドレスコードと基本のコーディネートを学ぶ

ビジネスカジュアルの例ビジネスカジュアルの例

◎好感度がアップするカラーの活用法
色使いの基本ルールや印象別カラーコーディネートを事例で学ぶ

◎体型で分かる似合うファッション
講師らによる骨格診断、骨格スタイリング

骨格診断の様子骨格診断の様子

◎研修当日の受講者のコーディネートを撮影

約2か月後、研修の成果を確認するため、講師からアドバイスを受ける研修を実施。

研修当日の受講者のファッション研修当日の受講者のファッション

本研修のあと、“身だしなみ”と“おしゃれ”の違いや“立ち居振る舞い”などを振り返るきっかけにしてもらいたいと全職員へアンケートを実施。
このアンケート結果を基に、働く場面や職場環境に相応しい服装の目安や、おもてなしの心を持った接客のあり方などを一人ひとりが考え、”文質彬彬”な職員を目指すことで、市全体の好感度をアップする接遇につなげていきます。

<講師紹介>

三好 凛佳(みよし りんか)  株式会社レアリゼスタイル代表取締役
パーソナルスタイリスト/スーツスタイリスト/国際イメージコンサルタント協会認定イメージコンサルタント

コーチングで相手の強みや内面にスポットを当てる個人向けスタイリストサービスで2002年に起業。
今までにない個人向けサービスとして様々なメディアで紹介されており、パーソナルスタイリストとして日本で初めて著書を出版。
これまでに13,000名以上のファッションアドバイス経験を持つ。また、ビジネスファッションのセミナーや企業研修も行い、好評を得ている。
 

  • 相模原市の接遇への取組

◇接遇マニュアルの作成
市職員向けの接遇マニュアル『あら、とってもいい感じ』を令和3年5月に改訂し、職員に向け周知しています。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/376/manual_2021_.pdf

◇接遇取組推進員の配置
市民サービスの一層の充実を図るため、各職場に1人以上の接遇取組推進員を配置し、職場ごとに接遇への取組方針を定めています。

◇接遇研修の実施
2021年から“ANA流 接遇マインド研修”を実施。
英国SKYTRAX社が運営するエアライン・スター・ランキングにおいて、最高評価である5つ星を2013年から継続認定されているANAグループが取り組む「一流のおもてなし」の真髄に触れ、ANA流接遇の心構えや社員のロイヤルティとプライドを学ぶことを通じて、「よい仕事」と「よい職場環境」を実現するために、各職場において求められる接遇を考え、実践する意識の醸成を図っています。
 

タイトルとURLをコピーしました