「チュウブって何部?」あなたの好きなチュウ部を見つける2ヶ月間。アナザー・ジャパンの第3回企画展「アナザー・チュウブ」が12月7日スタート

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三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店が進めている、学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」は、2022年12月7日(水)より第3回目の企画展「アナザー・チュウブ」をスタートします。

学生が運営する同店の特徴は、2か月ごとに店内がガラッと変身し「地元」と「旅先」の両方を味わえるライブ感。初回のアナザー・キュウシュウ、第2回企画展アナザー・ホッカイドウトウホクに次ぐ「アナザー・チュウブ」では、長野県・富山県・岐阜県出身の学生3名が自ら現地に足を運んでセレクトした地域産品約450点が店内を彩ります。
また中部エリアの学生をサポートするクリエイターとして、新山直広氏(TSUGI llc.)が「エリアメンター」として参画しています。

 

中部は本州の中央に位置し、両サイドを海に囲まれ、中央には日本アルプスを配した9県の集合体です。各地域の個性がはっきりしているからこそ中部を多面的に捉えることで、面白味のある新しいチュウブを表現した企画展になっております。東京駅から徒歩5分、「チュウブって何部?~分ければ分けるほど面白いチュウブ~」をコンセプトに、中部出身の学生3名がセレクトした約450点の商品を通して“チュウブに夢中”になれるようなお店をお届けします。

《アナザー・チュウブ企画展情報》
開催期間:2022年 12月 7日(水)~ 2022年 2月5日(日)
営業時間: 平日:11:00-20:00 土日祝:10:00-19:00
休業日:隔月2日間(企画展入れ替えのため)、その他の臨時休業日は、ショップHPやSNSをご確認ください。
所在地:東京都千代田区大手町二丁目6番3号 TOKYO TORCH 銭瓶町ビルディング1階 ぜにがめプレイス

コンセプトは「チュウブって何部?~分ければ分けるほど面白いチュウブ~」

分ければ分けるほど面白いチュウブ。
1つの地方なのに、
北陸・甲信越・東海の3つの地域に分けられる。
1つの地方なのに、東西の歴史が混在している。
気候も自然も周波数もなにかと分けられてしまう。
そんな中部だからこそ育まれてきた文化がある。

チュウブって何部?
実は中部の”部”には”分ける“という意味がある。
だからチュウブを、私達なりの分け方で表現してみた。
それはどこか部活動のようにも思える。
部は県の垣根を越え、長い歴史の中で挑戦という名の活動を続けてきた。
私たちにとって、チュウブは個性豊かな部が集まる場所。

 今日はここに立ち止まり、
あなたの好きなチュウ部の活動を沢山見つけよう。

「あなたのチュウブって何部?」
 

全9県(新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県)で構成される中部は非常に広く複数の文化圏にまたがることから特徴が捉えにくい地方と思われているのかもしれません。
1つの地方なのに北陸・甲信越・東海と3つの地方に分けられたり、食文化も気候も周波数でさえ土地によって異なる中部。中部の「部」には“分ける”という意味もあり、アナザー・ジャパン中部エリア出身の学生3名は、そんな多面的な中部を読み解くために中部の文化や歴史を「部活動」に見立てて分けることで、新しいチュウブを表現しました。
複数の文化圏から構成されるチュウブの「部活動」からご自身の好きな「チュウ部」を見つけることで、“あなたにとってのチュウブ”を発見できるような空間をお届けします。

 
中部の多面性を感じられる約450点の商品ラインアップ

「部」というテーマのもと、漆部・置き物部・繊維部など16のオリジナル「部活動」を創設。各部活動では同じ素材であっても歴史や文化、風土の違いから生まれる、3文化圏以上の製品の違いを比較でき、全9県からなる広いチュウブだからこそ味わえる多面性が体感できます。

①漆部
縄文時代から使われている漆は、塗料・接着剤としての実用的な役割を果たすと共に、美意識を表現するものでもあり、漆器から芸術品にまで幅広く用いられてきました。お正月の食卓にもピッタリな汁椀や現代の生活にも気軽に取り入れられるポップな風合いのお箸やお椀、ポーチまで様々な表情を見せる漆が並びます。

②置き物部
お部屋を見守り、かつお洒落に彩ってくれる置き物。来年の干支の卯や福を手招いてくれる招き猫など愛くるしい置き物たちが皆様をお出迎えします。新潟県の郷土玩具「三角達磨」は起き上がり小法師になっており、七転び八起き、無病息災、家内安全、厄除けを願う縁起物として昔から新潟県で愛されてきました。

③繊維部
肥沃で温暖な濃尾平野と木曽三川の豊かな水の恩恵を受けて、中部地方の繊維業は発展してきました。コットンやウールから生まれるブランケットやハンカチ、バッグ、衣服など高い技術から生まれる質の良い商品が勢揃いしております。有限会社ナカモリのガーゼケットは、通気性・保温性・触感性に優れており、一年を通して快適にお使いいただけます。

④和紙部
小国和紙や美濃和紙、越前和紙など同じ和紙でも製法や風合いに異なる特徴を持った和紙製品が並びます。縁起物をモチーフにした「ふくら」は裏に小物を入れられるふたがついており、アクセサリーを入れたりお年玉袋にしたり、壁に飾ることもできたりと優れもののミニケース・インテリアです。

⑤お酒部
日本酒にビールにワイン、ジンやシードルまで多種多様な中部地方のお酒が、日常生活からクリスマスやお正月などのイベントごとまで華やかに彩ります。長野県軽井沢の森をイメージして作られたKOKAGEビールや、山梨県の小さな蒸留所で作られるGEEKSTILLのAMRTAは、関東での流通が少ない季節や情景を感じられるこだわりのお酒です。

⑥ご飯のお供部
伝統野菜をカジュアルかつ面白くおかずにした商品や、完全無添加で作られたふりかけなど、ご飯がすすむ多様なお供をご用意しました。十六兆の鮎の塩焼きほぐしは、鮎の塩焼きをそのまま瓶に閉じ込めたような生ふりかけで、ほかほかのご飯の上にかけてもお酒のお供として食べても非常に美味しく召し上がりいただけます。

学生が商品開発に初挑戦「いってらっしゃいの靴下」販売決定!

アナザー・チュウブでは、株式会社わざわざと共同企画したオリジナル商品「いってらっしゃいの靴下」(税込2,200円)を販売いたします。長野県東御市でパンと日用品のお店を営み、数々のオリジナル商品もつくってきた株式会社わざわざの平田はる香様より、ものづくりのノウハウを教わりながら、学生が商品開発に初挑戦。コンセプト設計、プロダクトデザイン、パッケージデザインに至るまで、チュウブチームの学生が全てアイデアを出し、「いってらっしゃいの靴下」を作り上げました。

 チュウブをさらに読み解く企画を実施

皆様にさらにチュウブに夢中になっていただけるよう、ものづくりワークショップなどの店内イベントやクリスマスやお正月に開催する特別企画も考えております。2か月の企画展終了後は、お客様と学生が実際にチュウブを旅する現地ツアーの開催も予定しております。詳細はSNSで随時発表していきますので楽しみにお待ちください。
 

個性あふれるチュウブチームのメンバー紹介
穏やかで仲のいい3姉妹。やるときはしっかりやる!ワクワクするアイデアと抜群のセンスでこれまでとは一味違った企画展をつくります。

 

長野県出身 立教大学観光学部3年
池田彩月

 

元々まちづくりに興味があり観光学部に入学。観光とマーケティングの関係を学んだことで経営にも興味が生まれ、アナザー・ジャパンに参画。いつも笑顔を絶やさず、楽しいアイデアで場を盛り上げるムードメーカーです。店舗での接客もピカイチ!
 
 

富山県出身 富山高等専門学校国際ビジネス学科2年
佐々春奈

学生メンバー最年少の17歳。地域の工芸が大好きで、高専でも経営について学んでいたためアナザー・ジャパンに興味を持ち応募。専門学校生も募集の対象であったため「これはチャンスだ!」と思ったそう。アナザー・ジャパンのために1年休学し上京するという行動力には脱帽です。

 

岐阜県出身 中央大学国際経営学部2年
鈴木乃子
 
高校時代県外の学校に通っていたという鈴木さんは岐阜って何もないじゃん!と言われることが悔しかったそう。まだ知られていない地域の魅力をたくさんの方に知ってほしいという溢れる郷土愛の持ち主です。ミス丁寧な暮らし。抜群のセンスは商品セレクトでも光っています!

 

“地域を見る上での心構え”をサポートする「エリアメンター」が参画

 アナザー・ジャパンでは、地域を熟知するクリエイターと連携し、「エリアメンター」として学生へのサポートを実施しています。郷土愛と開拓者精神にあふれる学生が、各エリアメンターから“地域を見る上での心構え”を学び、地域の新しい魅力を探す取り組みが進んでいます。

中部エリアの学生をサポートするエリアメンターとして、新山直広氏(TSUGI llc. ・クリエイティブディレクター)が参画しています。

アナザー・チュウブメンター
新山直広(TSUGI llc. 代表・クリエイティブディレクター)

1985年大阪府生まれ。京都精華大学デザイン学科建築分野卒業。2009年福井県鯖江市に移住。鯖江市役所を経て2015年にTSUGI LLC.を設立。地域特化型のインタウンデザイナーとして、地場産業や地域のブランディングを行っている。また、体験型産業観光プロジェクト「RENEW」の運営をはじめ、めがね素材を転用したアクセサリーブランド「Sur」、福井の産品を扱う「SAVA!STORE」など、ものづくり・地域・観光といった領域を横断しながら創造的な産地づくりを行なっている。
RENEWディレクター(2015年〜)
京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別研究員(2018年〜)
一般財団法人SOE 副理事(2022年~)
編著:「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる-地域×デザインの実践-」(学芸出版社)

<アナザー・ジャパンの基本情報>
全国6ブロックを2か月単位でバトンをつなぐ、学生経営の地域産品セレクトショップ。
「TOKYO TORCH」において、各都道府県出身の学生が自らの地元をPRすべく47都道府県地域産品セレクトショップを経営するプロジェクト。三菱地所がプラットフォームを提供し、中川政七商店が小売業のノウハウを教育およびメンターとして学生の経営に伴走します。アナザー・ジャパンを通して地域を学び、経営を学び、“将来、自分の働く場所として、地元を選択肢の一つにする”。そして地方に若い世代が戻ることによって、本当の地方活性化が始まる。アナザー・ジャパンは日本を元気にする循環の始まりの場所として開業いたしました。

所在地:東京都千代田区大手町2-6-3 TOKYO TORCH 銭瓶町ビルディング1階ぜにがめプレイス
アクセス:JR東京駅日本橋口から徒歩約5分
営業時間:ショップ 平日11:00-20:00、土日祝 10:00-19:00/カフェ 平日 8:30-21:30、土日祝 10:00-19:00
休業日:隔月2日間(企画展入れ替えのため)、その他の臨時休業日は、ショップHPやSNSをご確認ください。
電話番号:ショップ 03-6262-1375/カフェ 03-6262-1384

アナザー・ジャパン 各種アカウント

ショップサイト:https://another-japan.shop/

プロジェクトサイト:https://another-japan.jp/

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