※「宝石広場」渋谷本店調べ 前年同期比(2021年4月~2022年3月)
【ヒヤリング・調査概要】
東京渋谷に実店舗を構え30年、国内屈指の3000点以上の在庫数を誇る「宝石広場」渋谷本店店長の荒井氏に取材しました。
腕時計・ジェリー専門店「宝石広場」渋谷本店
渋谷で30年の高級機械式時計、ジュエリーの 販売、買取、メンテナンスを行う専門店。ヴァシュロンやブレゲなどの三大ブランドや、希少価値の高いロレックスも多く取り揃え、最新モデルからアンティークまで常時3000点以上の在庫数が強み。
ー金の時計には、18Kゴールド素材の金無垢と、ステンレスとゴールドのコンビネーションがありますが、金無垢時計についてお伺いします。
ー過去2年で金無垢の時計の売上が急速に伸びているそうですね。
荒井氏「そうなんです。2年前、金無垢時計の構成比は、25.4%※でしたが、現在は35.7※%まで拡大しています。金額も前年比147%※と大躍進で驚いています。」
ー金時計投資の盛り上がり、現場ではどうでしょうか。
荒井氏「時計を購入する際にリセールバリューを気にされるお客様が以前と比べて明らかに増えています。時計を資産として捉え、今後の値上がりを期待したり、なるべく人気が高くて売却しやすい時計が欲しいという考え方が一般的になってきているように感じます。」
ー金の高騰は販売価格にも影響していますか。
荒井氏「はい。金の価格が高騰すると、金の時計の買取価格や販売価格にも影響します。なんと、販売した金無垢時計の平均単価は前年比33%※増しです。」
ーすごいですね。今後も価格高騰しそうな時計を教えてください。
荒井氏「オメガの限定品や金無垢のモデルはニーズが高く今後も注目されると思います。他にも、F.P.ジュルヌは、品質が良い・多すぎず少なすぎない程よい流通量・コレクターが存在する等、価格が高騰しやすい条件を満たしているのではないでしょうか。個人的にはランゲ&ゾーネやモリッツ・グロスマンなどのドイツ時計が好きなので、こちらももっと市場に評価されると良いなと相場を眺めています。」
- 宝石広場では、金無垢時計の売上前年比147%※!構成比も大幅に拡大!
2年前の金無垢時計の売上構成比は25.4%※でしたが、今年は35.7%※と大幅に拡大しているそうです。それに伴い、売上も前年比147%を記録。金無垢時計への投資が活発化していることを裏付ける結果となりました。
※ 「宝石広場」渋谷本店調べ 前年同期比(2021年4月~2022年3月)
※ 金無垢時計(ステンレス×ゴールドのコンビネーションモデルは含まない)のみの集計
- 「宝石広場」渋谷店 おすすめの金時計 5選
■オメガ コンステレーション 123.55.31.20.55.006
コンステレーションは、随所に星モチーフがあしらわれたオメガのドレスライン。
18Kレッドゴールドダイアルはダイヤモンドとホワイト・マザーオブパールで装飾。
ケースとブレスレット全体にもダイヤモンドが施された豪華絢爛なモデル。
https://housekihiroba.jp/shop/g/gOM1843/
■オメガ コンステレーション 123.55.31.20.58.001
オメガ高級ラインであるコンステレーションのイエローゴールドモデル。
インデックスにもベゼルにもダイヤモンドをセッティングし豪華で上品な雰囲気。
https://housekihiroba.jp/shop/g/gOM1969/
■ロレックス コスモグラフ デイトナ 116515LN
ロレックススポーツモデルの最高峰のデイトナの金無垢モデル。
ローズゴールドとセラミックのコンビネーションで人気を博しています。
ダイアルにセットされたダイアモンドの煌めきが眩い。
https://housekihiroba.jp/shop/g/gRX2996/
■オメガ シーマスター プラネットオーシャン 232.63.38.20.01.001
プラネットオーシャンシリーズは、オメガの本格的ダイバーズライン。
ブラックのセラミック製ベゼルに、印象的な18Kレッドゴールド製ダイビングスケール。
60気圧(600メートル)防水でダイバーズウォッチとしての機能も兼ね備えたモデル。
https://housekihiroba.jp/shop/g/gOM1851/
■オメガ シーマスターアクアテラ 231.55.39.21.55.001
直径38.5mmの18Kレッドゴールド製モデル。
インデックスに11個のダイアモンド。さらにケースの周りにもダイアモンドをあしらい高級感があふれています。
高耐磁性能のムーブメントも搭載しエレガントな雰囲気の裏に確かな技術が隠されています。
https://housekihiroba.jp/shop/g/gOM1817/
【背景】
- 「背景1」金の価格高騰
国際情勢の悪化を背景に、世界的な通貨不安が起こり、金の価格が高騰しています。ロシアによるウクライナ侵攻の影響もあり、現在も金の高騰が続くとともに、金時計の資産価値も高まり、投資家の関心を集めています。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php
- 「背景2」富裕層の投資先の変化
コロナ禍により、外出や旅行が制限され富裕層の消費行動に変化が生まれました。資金の行き先として投資が選ばれるようになり、金の価格高騰により金投資が活発になりました。高級腕時計も資産価値が高まり注目が集まっています。
- 「背景3」「ロレックスマラソン」という言葉も登場
コロナ禍により、スイス時計の生産が滞り、流通にも制約が多く、ロレックスをはじめとする高級時計の中古市場の価格が高騰。転売目的で購入する富裕層が続出し、入手困難なモデルを求めて店舗をめぐる様子が「マラソン」を連想させることから「ロレックスマラソン」という言葉が登場しました。
ロレックスの資産価値の高騰により、ランナーは急増しており、「ロレックスマラソン」現象はまだまだ続くとみられます。
【腕時計・ジュエリー専門店「宝石広場」渋谷本店 店舗詳細】
■店舗名
宝石広場 渋谷本店
https://housekihiroba.jp/
■住所
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町28-3 A2ビル 3F・4F
■TEL/FAX
03-5458-5429
■営業時間
11:00 – 19:30
【時計トレンド研究所からメディアの皆様へ】
時計トレンド研究所は時計業界のさまざまな情報を調査して情報を提供していきます。
今回の金時計についてさらに詳しく知りたいメディアの方は時計トレンド研究所までご連絡ください。
宝石広場様への取材は直接店舗までお問い合わせください。
【時計トレンド研究所とは】
時計トレンド研究所は、腕時計市場の情報を独自のネットワークで国内海外問わず取材し、独自の分析でトレンド・流行の予兆を発信する研究所です。歴史ある時計の業界ですが、ファッションと同じく毎年のトレンドがあります。外からではわかりにくいトレンド情報をわかりやすく発信することで、腕時計業界の発展を目的としています。