博多湾守り隊!【DAY3】放置竹林の問題、竹漁礁を制作、アマモを植え藻場を再生 豊かな未来の海へ子供たちの思いが詰まった商品を販売しました!

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海と日本プロジェクトinふくおか実行委員会は、2022年10月15日(土)福岡県内の小学生23名を対象に、海の学習や体験を通じ、こどもの自主性・社会性を育み、こどもの目線で発見した魅力や役割を発信することを目的としたイベント「博多湾守り隊!」の活動の一環として、コラボ商品の販売体験を行いました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 

  • イベント概要

・開催概要:DAY1、DAY2でお魚の住処、竹漁礁を制作し海に沈め、藻場を豊かにしようとアマモを植えたこどもたち。DAY2で海中ではどのような変化があるのか実際にシュノーケルをして観察しました。100年後の未来の海を想像し、こどもたちが2日間のイベントで学んだことをイラストと文字にし、株式会社やますえの商品パッケージとなりました。DAY3ではその商品をこどもたちが販売体験をします。
・日程:10月15日(土)【DAY3】
・開催場所:福岡市早良区百道浜
・参加人数:福岡県内小学生23名
・協力団体:一般社団法人ふくおかFUN、株式会社やますえ
 

  • 竹漁礁、アマモの効果を来場者に啓発する

DAY1のイベントでは山川海の繋がりについて、福岡県では年々増える放置竹林が問題になっており、竹林が増えるとなぜ海に栄養がいかなくなるのか、竹は成長が早く、広葉樹林の成長を邪魔してしまう。また、根が浅く保水しにくいなどの理由で、山が栄養を蓄えられないということを学びました。そんな竹で小魚の住処である『漁礁』を作り、水流を穏やかにして産卵場所や小魚のベッドとなる『アマモ場』を作るべく、その苗づくりにチャレンジしました。DAY2では竹漁礁、アマモ場にどんな変化が起きたのかを観察するために、みんなでシュノーケルをしました。
2週間の間に竹漁礁には藻が付着し、小さな小魚がたくさん観察できました。
DAY3ではそれぞれ来場者の方にどのようなイベントを行ったのかボードを作成し、学んだことを啓発しました。

 

  • こどもたちの絵が入ったやますえの商品の販売体験

今回、こどもたちの絵が採用された株式会社やますえの商品は4種類。真鯛茶漬けの素、真鯛めしのもと、真鯛ふりかけ、牡蠣めしの素です。表紙だけではなく、中面にもこどもたちのイラストやメッセージが描かれています。実際にお金のやり取りや商品のお渡しなど販売体験を行いました。

 

  • 学びのまとめ

3日間のイベントを通して学んだことを一人一人発表しました。参加者の中には自分たちが作った竹漁礁にたくさんの魚が集まっている様子を見たら、海を汚したくない、ごみを拾おうと思ったなどたくさんの声を聞くことができました。

<団体概要>
団体名称:海と日本プロジェクトinふくおか実行委員会
URL:https://fukuoka.uminohi.jp/
活動内容:日本海、有明海、瀬戸内海と3つの海に面している福岡県。伝統や食、イベントなどを通じて福岡の海をもっとよく知り、海を想い、さらに世界の海へとつながる取り組みを行っていきます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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