産直コーヒーを、日常に。TYPICA 「IT’S A NEW WAVE CAMPAIGN」始動

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高品質なコーヒーのサステナビリティを追求するグローバルベンチャー企業、TYPICA Holdings株式会社(代表:後藤将)は、2022年10月11日(火)より、旬の産直コーヒーを日常的に楽しんでいただくきっかけをつくる、「It’s a New Wave Campaign」を始動いたします。
第一弾としては、「TYPICA」でダイレクトトレードされた旬の産直コーヒーの味わいを全国の皆様に体験していただくために、47都道府県の各地で「カルチャーペアリングPOP UPイベント」を約200回開催。また、10月12日(水)からは全国でテレビCMを放映する他、本当に美味しいコーヒーと出会うためのガイドサービス「TYPICA GUIDE(ティピカガイド)」や、世界中の生産者から毎月個性豊かなコーヒーが産直される業界初のコミュニティ型サブスクリプション「TYPICA CLUB(ティピカクラブ)」のサービスをローンチします。さらには、日本各地で活躍するコーヒーロースターがともに生産地に集い、ドキュメンタリー映画を制作する「TYPICA LAB」や、世界中のコーヒーラバーが、ともにコーヒー生産地に植樹することで、コーヒーの品質向上とコーヒー産業のカーボンニュートラルを一貫して実現できる可能性を追求するOKAGESAMA(おかげさま)プロジェクトも始動いたします。

「It’s a New Wave Campaign」を通して、より多くの皆様に、旬の産直コーヒーを日常的に楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。
 

  • IT’S A NEW WAVE CAMPAIGN発表会/10月11日(火)

IT’S A NEW WAVE CAMPAIGNの詳細はTYPICA年次総会のDAY2(虎ノ門ヒルズフォーラム)で発表いたします。会場には、世界22カ国・地域のコーヒー生産者とロースターを中心としたコーヒー業界関係者が一堂に集います。
 
TYPICA年次総会特設サイト:https://tam.typica.jp/
 

  • カルチャーペアリングPOP UPイベント/10月11日(火)〜12月11日(日)

カルチャーペアリングPOP UPイベントでは、旬の産直コーヒーの味わいを、より多くの方々に体験いただけます。TYPICAでダイレクトトレードされたコーヒーを取り扱う全国各地のロースターと、多種多様な施設やショップがコラボレーションし、47都道府県で約200回の開催を予定しています。
 
期間:10月11日(火)〜12月11日(日)
場所:日本全国で200回開催予定
特設サイト:https://campaign.typica.jp/
 

  • TYPICA GUIDE/10月11日 二つ星ロースター発表、13日 三つ星ロースター発表

TYPICA GUIDEは、コーヒー愛好家をはじめ日本全国の人々が、本当に美味しいコーヒーと出会うためのガイドサービスです。TYPICAのコミュニティマネージャーより推薦された一つ星ロースター118軒の中から、二つ星にご応募いただいた全国46軒のロースターが提供するコーヒーのクオリティとプレゼンテーションをもとに、特別推薦人が国内7エリアを代表する2つ星ロースターを推薦。その後、全世界のコーヒーラバーに公募されたオンライン推薦の結果と、 10月13日(木)に東京ビックサイトで開催される「TYPICA GUIDE Final Round」の来場者による推薦結果を総合し、世界中の人々がお薦めする、日本を代表する三つ星ロースターが決定します。
 
■概要
対象:「TYPICA」でのコーヒー生豆取引実績があるロースター
推薦者:コーヒーを愛する全ての人々
特別推薦人:
・南場智子 氏(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長)
・岸田周三 氏(カンテサンスオーナーシェフ/ミシュラン3つ星15年連続獲得)
・KREVA 氏(HIP HOPアーティスト)
・向千鶴 氏(WWDJAPAN執行役員編集統括兼サステナビリティ・ディレクター)
・Michal Molcan 氏(Standart創刊者兼編集長)
・Peter Muchiri 氏(生産者・ロックバーンコーヒーグループ 創業者/CEO・アフリカ代表)
・Nadine Rasch 氏(生産者・プリマヴェーラコーヒー創設者兼ディレクター・中米代表)
・Fikri Raihan Hakim 氏(生産者「Java Frinsa Estate」・アジア代表)
・山田彩音(TYPICA Co-founder)
 
スケジュール:
●  1-Star Roaster発表 9月14日(水)
●  特別推薦人による審査 9月27日(火)~10月4日(火)
●  2-Star Roaster発表 10月11日(火)
● 3-Star Roaster発表 10月13日(木) 
 
 2-Star Roaster:
・OBROS COFFEE/北海道・東北(福島)
・Raw Sugar Roast/関東(東京)
・little flower coffee/中部(愛知)
・LiLo Coffee Roasters/関西(大阪)
・shimaji coffee roasters/中国(広島)
・ICOI COFFEE/四国(愛媛)
・Gluck Coffee Spot/九州・沖縄(熊本) 

URL:https://guide.typica.jp/
 

  • テレビCMの全国放映/10月12日より放映開始

TYPICAが実際に取引を行うボリビアの生産者を起用し、ダイレクトトレードがつくり出すコーヒーの新しい大きな波(ニューウェーブ)を描いたTVCM「It’s a New Wave.」篇を、10月12日(水)より全国で放映いたします。生産者の顔が見える新しい旬の産直コーヒーとして、実際の生産者とその家族や農園で働く人々など一人一人のポートレートを映像の中心に据え、彼らのカラフルな個性と物語りが世界中の生活者のところに向かってくる様子を描いています。また、ダイレクトトレードを通して一人ひとりが直接つながり、ひとつになることでコーヒーの新しい大きな波となるメッセージを、ボリビアの母国語であるスペイン語のナレーションと共に表現しています。実際にコーヒーを生産している人々の顔を、テレビの前にいる日本全国の生活者に向けて届けていきます。

TVCM放映期間:10月12日(水)~10月18日(火), 10月25日(火)~10月31日(月)
「It’s a New Wave.」篇 15秒 TVCM :https://youtu.be/2Teq3R1FDJc
「It’s a New Wave.」篇 Full ver TVCM :https://youtu.be/zEtW2T7dI-U
特設サイト:https://campaign.typica.jp/
 

  • 渋谷スクランブル交差点 ビジョンジャック/10月12日より開始

 また、本TVCMの放送開始と共に、渋谷スクランブル交差点の5つのビジョンジャックを開始します。東京の中心地に、ボリビア生産者の個性と物語りがインパクトのあるビジュアルとともに登場する新しい体験をお楽しみください。

渋谷スクランブル交差点ビジョンジャック 放映期間:10月12日(水)~10月18日(火)
 

  • TYPICA CLUB/会員募集:2022年10月12日〜2023年1月末・コミュニティ始動:2022年4月〜

TYPICA CLUBは、生産者の顔が見えるコーヒーが毎月届く、焙煎豆のサブスクリプションです。ダイレクトトレードされたコーヒー生豆が生産地から日本に到着したら、すぐに各地のロースターによって焙煎され、あなたのもとへ届きます。

TYPICA CLUBの新しさは、飲み手がコーヒー生産者とつながれること。生産者にメッセージを送ったり、チップを手渡したりすることができます。チップはコーヒーのサステナビリティを高めるためのプロジェクトに使われます。例えば、エチオピアのモプラコ社の場合、チップは教育支援プロジェクトに使われます。コーヒーチェリーを摘む人たち(ピッカー)の子どもたちの教科書や文房具代などにあてることで、周辺地域のサステナブルな発展に役立てられます。

TYPICA CLUBの会員募集は1年に1回。それはサステナビリティを高めていくことにフォーカスしているからです。購入を約束することで、生産者は安心してコーヒー生産に取り組めます。

世界中の生産者・ロースター・コーヒーラバーが一つになり、「ありがとう」の気持ちがコーヒーの未来を育む。毎日のコーヒータイムがもっと楽しくなる。TYPICA CLUBはそんな新しいコーヒーのコミュニティ型サブスクリプションです。

【プラン内容・月額料金について】
豆の状態・容量が選択可能で、毎月1回届きます。
※画像のパッケージはイメージです。

①豆
100g 1,000円/250g 2,400円/500g 4,500円/750g 6,400円/1,000g 8,000円

②粉
100g 1,000円/250g 2,400円/500g 4,500円/750g 6,400円/1,000g 8,000円

③ドリップバッグ
8袋1,600円/15袋 2,700円/30袋 4,800円

【スケジュール】
・2022年10月12日〜1月31日:初年度会員メンバー募集
・2023年4月1日〜:コミュニティ始動

TYPICA CLUB Webサイト:https://club.typica.jp/
 

  • TYPICA Lab/2022年10月26日〜11月1日 ケニア・タンザニアチーム始動、12月ドキュメンタリー映像配信開始予定

TYPICA Labは、コーヒーロースターが世界中のコーヒー生産者のもとを訪れ、現地での体験と対話を通じて変容していく、その過程をドキュメンタリー映像として多言語で世界へ定期配信するプロジェクトです。

日本各地で活躍する37の個性豊かなロースターから始まったTYPICA Labの反響は既に世界へと広がりを見せており、韓国、台湾、ヨーロッパのロースターも次々に参加が決定。一人ひとりのロースターが、つながり合うことで生産者とともに変容していくプロセスを、ドキュメンタリー映像としてをコーヒーラバーに発信します。また、2025年には、TYPICA Labの集大成として、コーヒー業界の理想的な未来のビジョンをコーヒーを愛する全ての人々と共有し育くみ合うことを目的としたドキュメンタリー映画制作も視野に入れて活動して参ります。

【今後の展望】
▼2023年〜2024年
・ドキュメンタリー映像配信スタート
・台湾、韓国、ヨーロッパ、アメリカでTYPICA Labを順次展開

▼2025年
・国際コーヒーデー(10/1)にてTYPICA Labの集大成となるドキュメンタリー映画公開予定

TYPICA Lab Webサイト:https://lab.typica.jp/
 

  • OKAGESAMA/2023年1月始動

OKAGESAMAは、世界中のコーヒーラバーが、ともにコーヒー生産地にシェードツリーを植樹する、コミュニティ型の森づくりプロジェクトです。プロジェクトへの参加費が植樹資金として生産者のもとに送られ、世界中で一本、また一本とシェードツリーが増えていく仕組みです。
 
「シェードツリー」は美味しいコーヒーを育てるために、コーヒーノキの間に植えられる重要な存在です。バナナやマンゴーなど種類はいくつかありますが、陰の立役者という役割はどれも同じ。時には直射日光を避ける“日傘”としてコーヒーノキを守り、ピッカーさんの疲労も軽減します。時にはその落ち葉が良質な土壌をつくり、時にはその根が土壌に水をたくわえ、雨の少ない時期に備えます。また、樹々がCO2を吸収(固着)することで、気候変動問題の解決の一助になるという恩恵もあります。
 
これは環境問題を解決するための寄付だけではなく、美味しいコーヒーをずっと美味しく楽しむことができる未来への投資でもあります。遠い海の彼方にある生産地へと思いを馳せ、より良いコーヒーを育みたいと願う一人ひとりの心が、2030年以降に「より美味しいコーヒーを愉しめる幸せ」として世界中のコーヒーラバーに還元されていく。その循環が、永続的発展的に人から人へとつながり、広がっていくことが、コーヒーのサステナビリティを高めていくと私たちは信じています。
 
【展開スケジュール】
・2023年1月 Planting Trees with Roasters 
コーヒーロースターとともに、植樹を開始。

・2024年1月 Planting Trees with Coffee Lovers 
コーヒーラバーとともに、植樹を開始。

・2025年1月 Planting Trees with Everyone in the Coffee Industry 
コーヒー産業とともに、植樹を開始。 

・2030年1月 Carbon Neutral Coffee Industry 
コーヒー産業全体のCO2排出量をカーボンニュートラルに。
 
OKAGESAMA Webサイト:https://okagesama.typica.jp/

 【「TYPICA」 について】
コーヒー生産者とロースターによる、麻袋一袋単位でのコーヒー生豆のダイレクトトレードを可能にした、世界初のオンラインプラットフォームを提供。これまでコンテナ単位(約18t)での取引が基本とされていたコーヒー生豆のダイレクトトレードを麻袋一袋単位(約60kg)から可能にし、輸出のためのリソースを持たない小規模生産者でもニュークロップ(収穫、精製されたて)のコーヒー生豆を簡単に出品でき、トレーサビリティ(生産者名、農園名などコーヒー生豆の情報や流通経路が明確にされ、ロースターや消費者まで届けられる透明性のこと)向上をめざすロースターが直接購入できる仕組みを実現。2025年までに世界87カ国、約2万軒以上のコーヒー生産者とロースターのコミュニティをつくることを目標に、「TYPICA」を通じてコーヒーを愛する世界中の人たちがつながり合える世界をめざします。

【サスティナビリティを高めるコーヒー生豆流通のDXについて】
私たちTYPICAが透明性を確保した“ダイレクトトレード”を推進しているのは、コーヒー農家の収益性とロースターの付加価値を一貫して高め、生活者により良いコーヒー体験を提供するために、コーヒー生豆の流通におけるダイレクトトレードのシェアを高めることが最も効果的な手段の一つであると考えるからです。
現在、コーヒー業界は大きな社会問題に直面しています。需給バランスの変動や投機マネーの流入により、取引価格が乱高下しやすいコーヒーは、安定的な収益を確保しづらい農作物であるため、転作、離農する生産者が相次ぎ、コーヒーオリジンの多様性が日々失われているのです。

「TYPICA」は、このような問題を解決することを事業目標のひとつとして掲げています。ダイレクトトレードのシェアを高めることは、生産者の経済的自立や雇用の拡大、生活水準の向上を促すことにとどまらず、コーヒー生産を通じた地球環境問題への貢献、貧困解決、学校や病院の設立に至るまで、開発途上国の地域コミュニティそのものをより良く変えていく可能性があり、それらは既に私たちのコミュニティ内で、現実として起こり始めています。

美味しいコーヒーをずっと美味しく、コーヒーをより世界の幸福な飲み物へと育み合える環境をつくることは、プラットフォーム利用者のみならず、コーヒー業界と、世界全体にポジティブな影響を与えることができます。

【TYPICA 概要】
●ブランド名 : TYPICA(読み:ティピカ)
●運営法人 : TYPICA Holdings株式会社
●役員 : 山田 彩音, 後藤 将
●事業内容 : コーヒー生豆のオンラインマーケット事業
●創業 : 2019年11月1日
●所在地 : 大阪市中央区南船場4-12-8 7F
●資本金 : 1,507,500,583円 ※資本準備金含む
●ローンチ : 2021年4月6日
●URL : https://typica.jp/
●提携先 : 生産者、ロースター共に公式サイトを参照
●Instagram : https://www.instagram.com/typica.jp/
●Facebook : https://www.facebook.com/typica.jp/
●コンセプト :
「TYPICA」は、世界中のコーヒー生産者、ロースター、生活者、コーヒーを愛するすべての人によって育まれるコミュニティ。コーヒー本来の美味しさを楽しむことは、品質の高いコーヒーのサスティナビリティを高めること。フレッシュなコーヒーチェリーのもつ甘味や果実味に加え、コーヒーの多彩な個性を楽しみましょう。

TYPICA創業者 後藤 将
1984年大阪生まれ。2003年19歳で起業。2009年ソーシャル・イノベーション事業開始。2010年盛和塾大阪への入塾を機に、永続的発展する志を共有する同志とともに、世界人類が平和で幸せになる経営の実践を決意。2012年世界経済フォーラムよりGlobal Shapersに選出され、ダボス会議など世界各地で開催される様々な国際会議に出席しソーシャル・イノベーションの先進的事例を学ぶ。2014年より関西学院大学非常勤講師に就任し「SDGs実践入門」の講義を担当中。2019年コーヒーと世界のサスティナビリティを高める1つの挑戦としてTYPICA株式会社を設立。

TYPICA創業者 山田 彩音
1984年兵庫県芦屋市生まれ。立命館大学文学部卒業。学生時代にコーヒーと出会いバリスタとしての経験を積む。2012年焙煎所の立ち上げを経験し、焙煎士としてのキャリアをスタート。2014年コーヒースタートアップに参画し、焙煎士として経験を積み、日本初のシェアロースターを開始。2017年新しいダイレクトトレードのかたちを志向し、初めてコーヒー生産地を訪れる。2019年TYPICAを立ち上げ、現在アムステルダムを拠点に世界中のコーヒー生産地を訪れている。

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