|資本業務提携の背景・目的
リビングハウスは、家具という「モノ」を売ることではなく、その先にある住まいの空間・時間価値を高めるために、インテリアのスタイリング提案に力を入れています。当社はこれを「未知案内戦略」と名付け、お客様がかつて体験したことのないような豊かな時間・空間を演出することで、日本を空間時間価値先進国に発展させることを目指しています。また、地方創生領域においては商業施設プロデュースや店舗再生事業、さらには法人事業部門における住宅関連企業との協業など、さらなる事業領域拡大を積極的に進めています。
今回の資本業務提携は、カヤック社にリビングハウスの株式を保有いただくことにより、両社の共通する事業領域において大きな相乗効果を発揮できるという考えのもと締結に至りました。同時にリビングハウスの社外取締役としてカヤック社の代表取締役CEOの柳澤様をお迎えすることとなりました。今後は、両社で地方創生領域での協業及び住まいやオフィス環境領域に関する共同研究を進めることで、法人ビジネス領域でのサービス拡大を図るとともに、両社がこれまで培ってきたノウハウを活用することで、お客様の空間時間価値のさらなる向上を目指してまいります。
|事業提携内容
1. 地方創生領域での協業
2. 共同プロダクト開発
3. 住まいやオフィス環境領域に関する共同研究
4. リビングハウスのマーケティングに関わる支援
5. リビングハウスの事業運営に関わるブレストの定期的な実施
6. 社員の相互交流
|カヤックとは
カヤックは創業以来、「つくる人を増やす」という経営理念のもと、固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、「うんこミュージアム」などの体験施設やデジタルプロモーション、ゲームエンタメの企画・開発やVR・メタバース開発など、相互にシナジーを図りながら幅広い事業展開を進めています。また2020年には「ちいき資本主義事業部」を設立し、移住スカウトサービスの「SMOUT」やデジタル地域コミュニティ通貨「まちのコイン」といった地方創生や自治体DX、地域コミュニティの活性化を推進しています。
|カヤック代表取締役CEO柳澤様のコメント
リビングハウスは、家具屋という既成概念を超え、英会話教室との異業種連携や地方家具小売店の再生などユニークな取り組みが多く、親和性を感じました。カヤックもこれまで既成概念を超えたアイデアと確かな技術力で数多くの新規事業をつくり育ててきました。今後、カヤックがマーケティング分野や商品開発の支援、地方創生領域で協業することにより、リビングハウスの企業価値のさらなる向上に貢献していきたいと思います。
<リビングハウス会社概要>
会社名:株式会社リビングハウス
代表者:代表取締役社長 北村 甲介
資本金:30百万円
創業:1942年3月
所在地:大阪府大阪市西区南堀江2-10-8
連絡先:TEL:06-6531-0522 FAX:06-6531-0885
URL:https://www.livinghouse.co.jp/
事業内容:家具、インテリア、オーダー家具、システム収納、インテリア雑貨、海外製品の企画販売。リフォームの企画・設計・施行。 店舗プロデュース企画。
<カヤック 会社概要>
会社名:株式会社カヤック
代表取締役:柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
資本金:537 百万円
設立:2005年1月
所在地:神奈川県鎌倉市御成町11-8
連絡先:TEL:0467-61-3399
URL:https://www.kayac.com/
事業内容:面白法人カヤックは、固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など、最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。本社を鎌倉に構え、社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で、「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や地域に根ざした経営を行なっています。