京都府域展開アートプロジェクト  ALTERNATIVE KYOTO  -もうひとつの京都– Artspace of the light

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京都府では、「海の京都(府北部)」「森の京都(府中部)」「お茶の京都(府南部)」エリアの歴史や風土、有形文化財や名勝、景観、豊かな自然や生活文化等を題材としたアートプロジェクトを展開してきました。今年度は、新たに「竹の里・乙訓」を加え、地域文化と先端技術を組み合わせたデジタルアートによる空間演出や現代アートの作品展示によって、地域の文化資源の魅力を引き出し、国内外へ発信、観光インバウンドの拡充と地域経済の活性化につながる取組として実施します。

《Altered Perspectives 2021》 原摩利彦 & 白木良《Altered Perspectives 2021》 原摩利彦 & 白木良

プレスリリースvol.2では、先日お知らせした福知山市、宮津市に加え、向日市(むこうし)の詳細についてご案内いたします。
プレスリリースvol.1はこちら
https://2022.alternative-kyoto.jp/wp-content/uploads/2022/09/AlternativeKyoto_PR_0819_.pdf

 

〇向日市
●会期:2022年10月29日(土)~11月20日(日)
    18:00-21:00 *土・日のみ
●場所:向日神社
●参加アーティスト:原 摩利彦&白木 良、SPEKTA、
          Corey Fuller& Synichi Yamamoto

京都市に隣接し、西日本で一番小さい市ながら豊かな自然や歴史名所などの見どころが詰まっている向日市では、重要文化財を有する向日神社内にて、地域の歴史や風土等を題材としたデジタルアート作品を展示。光や映像、サウンドを用いたデジタルアートによる幻想的な世界に演出します。

 

  • 向日神社参道 

《Altered Perspectives 2021》原摩利彦&白木良《Altered Perspectives 2021》原摩利彦&白木良

◆Altered Perspectives 2022
音楽家・原摩利彦とプログラマー・白木良によるオーディオビジュアルインスタレーション。この土地をあらゆる方向から見つめ直し、土地に由来するデータとフィールドレコーディングに想像力を加え、プログラミングを用いた映像・音響表現で参道にもうひとつの空間を描き出すことを試みる。

 

◆原 摩利彦 HARA Marihiko
京都大学教育学部卒業。ピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。アルバム《PASSION》を発表。野田秀樹《フェイクスピア》やダミアン・ジャレ+名和晃平《VESSEL》などの舞台作品、映画《流浪の月》(監督: 李相日)の音楽を手がける。令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。

 

◆白木 良 SHIRAKI Ryo
京都を拠点に自作のソフトウェアを用いた映像、音響、建築などジャンルを横断した制作活動をおこなう。アーティスト・コレクティブDumb Type に参加。高谷史郎、池田亮司、名和晃平をはじめとした多くのアーティストの作品制作にも携わる。

 

 

 

 

  • 向日神社本殿裏 石舞台

《Common》「のせでんアートライン2021」 SPEKTRA《Common》「のせでんアートライン2021」 SPEKTRA

◆Scatteredscapes
対象物と観察者を光が繋ぐことで初めて『視る』という行為は可能になる。
制御された多数の鏡で構成された光学装置により、鎮守の森の風景は離散化し、変容していく。

 

◆SPEKTRA
京都を中心に活動する実験者集団。プロジェクトごとに異なるメンバーが集まり、新たな表現の模索を行う。近年は照明やプロジェクターなどの光を用いた作品制作を多く行っている。他に、音楽イベントINTER+(2019)主催や音楽アーティストの配信やMVの演出を行う。

 

 

 

  • 向日神社本殿前 舞楽殿横

《Sanctuary》 Corey Fuller & Synichi Yamamoto《Sanctuary》 Corey Fuller & Synichi Yamamoto

◆Sanctuary
Corey FullerとSynichi Yamamotoのコラボレーションで発表してきた3つのアンビエントインスタレーションシリーズのひとつ。移り変わる映像が干渉して生み出す一期一会の風景のオーディオビジュアル作品。

 

 

 

山本 信一 YAMAMOTO Synichi
90年代からメディアアーティスト ビデオアーティストとして活動。
近年は科学概念や哲学の可視化などをテーマに空間的な映像作品を発表。17年からは、MUTEK.JPとライブだけでなく、XR、空間インスタレーション、などでもコラボレーション。また一方、21年に手がけた「新宿東口の猫」では独特のユーモアで国内外で多くの反響を得た。
https://www.omnibusjp.com/supersymmetry/

 

Corey Fuller コリー・フラー
アメリカ生まれ日本育ちのサウンドアーティスト。ソロ名義のほか、ILLUHA、OHIO名義、坂本龍一、Taylor Deupree、Richard Skeltonなどとコラボレーションも重ね、数々のアルバムをリリース。アルバム作品のみならずマルチメディア作品も多数発表しており、ボーダーレスに活動の場を広げている。
https://www.coreydavidfuller.com

京都府域展開アートプロジェクト
ALTERNATIVE KYOTO -もうひとつの京都- Artspace of the light

●会期:2022年9月9日(金)〜11月20日(日)
福知山市 9月9日(金)~10月10日(月・祝)*金・土・日・祝のみ
宮津市  9月23日(金・祝)~10月23日(日)*金・土・日・祝のみ
向日市    10月29日(土)­〜11月20日(日)*土・日のみ

●会場:宮津市、福知山市、向日市
●入場料:無料
●URL:https://alternative-kyoto.jp/
●主催:京都府、「海の京都」天橋立地区協議会、福知山イル未来と実行委員会、向日アートプロジェクト実行委員会
●参加アーティスト:中山晃子&澤渡英一、THINK AND SENSE&Intercity-Express、FUJIMOTO Shohei、Iregular、
SPEKTRA、三谷正、花岡伸宏、原 摩利彦&白木 良、Corey Fuller&Synichi Yamamoto

*会期や時間等は予告なく変更になる場合がございます。  
*会期、時間、休館日、内容等、詳細についてはウェブサイトをご覧ください。

【新型コロナ感染症対策について】
・マスクの着用、手指のアルコール消毒、互いの距離を1–2m程度あけるなど、感染拡大防止の徹底にご協力ください。
・ 発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
・ なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施内容を変更・中止する場合があります。ご了承ください。
・ 「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」、京都府新型コロナウイルス緊急連絡サービス「こことろ」の導入をお願いします。

 

 

 

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