渡航の先々で安全を提供、包括的な警護サービス「セキュア・ジャーニー・マネジメント」

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「セキュア・ジャーニー・マネジメント」。耳慣れない言葉ですが、これからの安全な出張には必要な考えです。

アンビルグループ・ジャパン合同会社(東京都港区 社長:石川 吉則)は、空港から目的地までの移動の行程のみならず、滞在期間を通じて、出張者の安全を包括的に確保するプロフェッショナルな警護サービス「セキュア・ジャーニー・マネジメント・サービス(SJM)」を提供します。

セキュア・ジャーニー・マネジメント・サービスは、海外市場の開拓が不可避と考える企業にとって、昨今の自然災害や感染症のグローバル化、地政学的不安定さを増す海外で貴重な人材が安心して働ける環境を提供するために生まれました。出張予約や渡航国の空港に降り立ってから帰国便のタラップを降りるまでの間、セキュア・ジャーニー・マネジメント・サービスでは、顧客のニーズや現地のリスクに見合った様々なサービスを、警護を核に統合して提供します。
有能で有資格のセキュリティオフィサーやドライバー、整備された車両、ホテルの事前チェック、リアルタイムのトラッキング、ミート&グリート等々、ニーズに合わせた包括的な組合わせにより、企業の配慮義務以上に、不安な環境の中でも社員たちに「会社に守られている」という実感を与え、仕事へのやる気や会社の愛着をも生むことが期待できます。

 

規模や業種に拘わらず、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。
ロシアのウクライナ侵攻を契機に、世界は民主主義と専制主義という呼称で国々が色分けされ、政治・経済の各分野で強弱の差こそあれ、徐々に分断が進むことが予想されます。また、3年を経ても終息を見ないCOVID-19パンデミックの中で悪化した雇用、供給、医療などの環境の差が、人々の経済とウェルビーイングの格差を顕在、加速させ、世界の各地で暴力行為を含む脅威を増大させています。さらに、出張・赴任には、新たな感染症が流行るたびに各国の感染状況や対処方法の差に応じた出張・赴任への柔軟な対応、激甚化する自然災害への対応、ESGやSDGsなどの新しいビジネス概念への対応も求められます。

海外で活躍できる人材への安全配慮は、企業の成長と人材確保のための戦略です。
しかしながら、昨今の環境の変化の中で厳選はされるものの、今後も出張や赴任は企業の発展のために不可欠です。同時に、様々なリスクを抱える国・地域へ社員を出張・赴任させる場合、適切なレベルのセキュリティサポートを提供することは重要な企業の安全配慮義務です。
いかに経験豊富な出張者といえども、脅威を感じる国の空港に降り立った時には不安に駆られます。もし、そんな気持ちで到着したばかりの社員を空港で出迎えてくれるセキュリティ専門家がいたならば、どんなに安心でしょうか。セキュリティサポートは、出張者の身の安全を守ると共に安心を与え、仕事に集中できる環境も提供できるのです。

出張者はもちろんのこと、企業にとっても海外出張には慣れも油断も禁物です。
海外出張では空港から目的地に着くまでの間をはじめとして陸路で移動する間は、事故や車上荒らしなどから誘拐、強盗までリスクが最もといって良いほど高くなります。治安の悪い国で見知らぬ運転手のタクシーなどに乗車するのはもちろんのこと、ホテルや取引先の紹介というだけで人を護るプロでない者に出張者の安全を任すことも、万一、事件事故が発生した場合、会社として十分な予防措置をしていたと言えるのでしょうか。
ハイリスク国だけでなく、先進国でも、技術や経験が不十分で、無認可・無保険の運転手が大切な出張者の移動を担うことで、思わぬ事件事故に巻き込まれた場合は、企業への批判や負担が生じる可能性があります。

「セキュア・ジャーニー・マネジメント」
耳慣れない言葉ですが、これからの安全な出張には必要な考えです。

アンビルグループは、空港から目的地までの移動の行程のみならず、滞在期間を通じて、出張者の安全を包括的に確保するプロフェッショナルな警護サービス「セキュア・ジャーニー・マネジメント・サービス(SJM)」を提供します。出張の予約から始まるセキュア・ジャーニー・マネジメント・サービスでは、出張者の安全第一を基本にお客さまと事前の取決めを行い、必要な交通手段のアレンジ、リスクに応じた警護体制、移動時の状況のモニタリングとお客さまの安全担当者への報告などの一連のサービスを、例えば渡航国が複数に跨る場合でも、一貫して均質なサービスを提供します。

1988年の設立時の祖業であった身辺警護サービスを長年にわたってグローバル企業に対して提供してきたことで築き上げた世界各地の有力なセキュリティ・パートナーとのネットワークと様々な状況を克服して培った警護ノウハウが、環境などの諸条件が異なる地球上の殆どの国でセキュア・ジャーニー・マネジメント・サービスのアレンジを可能にさせています。例えば、空港の制限区域内でお出迎えし、税関や入国管理の手続き*から、移動経路の治安状況に応じて経験豊富なセキュリティオフィサー、デフェンシブドライビングをマスターした運転手、防弾車両の準備、ホテルのチェックイン、そして客室内の安全チェックに至るまでの全行程にわたり、セキュリティ・サービスを提供します。また、目的地の治安環境に応じて、防弾車をはじめとする車両から出張者のステイタスに合わせた高級車まで提供可能です。全ての車両はメンテナンスが適切になされ、十分な保険がかけられていますので、安心してシートに身を委ねられます。

サービス内容*:

  • 安心安全な車両移動

  • 空港内の制限地域もしくは非制限地域でミート&グリーティング
  • エグゼクティブ・エアーポート・サービス(VIPチェックイン、随伴入国管理、通関スピード手続きなど)
  • 出張前の訪問国・地域のリスク情報
  • リアルタイム・トラッキング、ジオ・フェンス、近接アラート(所在地近辺での事件事故の発生時アラート)
  • イベント会場やルートの調査
  • 24時間365日の緊急対応サービス

* 空港や現地の規制・状況により提供が不可能な場合があります。

 
アンビルグループのセキュア・ジャーニーマネジメント・サービスは、ビジネスチャンスも収益性も見込める海外事業に投入する貴重な人材のために心身の安全を提供します。昨年、当社顧客の欧米企業で月1~4回の海外出張をしていた約500名の社員を対象に実施したアンケート調査では、回答者の51%が出張・赴任中の会社支援が不十分ならば退社も有り得ると答えています。今や、有能な社員が思う存分働ける安全安心な環境を提供することは、企業にとって安全配慮義務を超えた人事的なフリンジ・ベネフットであり、リテンション施策となり得るのです。
耳慣れない言葉ですが、「セキュア・ジャーニーマネジメント・サービス」を出張社員に提供していただき、彼らの言葉からその効果を確かめていただけたらと思います。

【アンビルグループについて】
英国に本社を置くアンビルグループ(The Anvil Group)は、Nasdaq上場会社でCEM(クリティカル・イベント・マネジメント)ソフトウェアの世界的リーダーであるエバーブリッジ(Everbridge Inc.)のグループ企業です。世界各地の優秀なセキュリティ・パートナー達とネットワークを構築して提供するフィジカルオペレーション・サービス、迅速かつ豊富なリスク情報を提供するインテリジェンスサービス、高度な技術を駆使するトラッキングや安否確認のITサービスを核として、企業にトラベルリスク管理と事業の耐性強化のソリューションを、業界をリードするグローバル企業に提供しています。
アンビルグループは、安全配慮義務の2大要素である「予防」と「回避」をどのような環境においても実現するには、ITサービスとフィジカルオペレーションの高度なインテグレーションが必要と考えています。セキュア・ジャーニー・マネジメントをはじめとするアンビルグループのIT+フィジカルの統合商品群は、お客様のニーズを的確に満たすことで高い評価を得ています。アンビルグループは、災害のグローバル化や地政学的不安定さが増す中、お客さまの安全配慮のニーズの変化に沿うべく大胆かつ継続的に進化し、常に期待を上回るサービスを提供するために真剣に取り組んでいます。

【会社概要】
会社名:アンビルグループ・ジャパン合同会社
所在地:東京都港区新橋1-18-2 明宏ビル本館2階
URL: https://www.anvilgroup.co.jp/
電話:(03) 6550 9775(平日9:30~18:30)
お問い合わせ先: Anvil_AnvilGroupJapan@everbridge.com

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