動画配信サービスに関する大学生(若者)の実態調査<ガクセイ協賛>

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株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、日本全国の学生を対象に動画配信サービスの利用実態の調査を行いました。調査の背景、調査結果の概要および詳細は以下の通りです。
■ 背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。

■ 調査概要
調査期間:2022年07月19日(火)~2022年07月21日(木)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の大学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生501名

■ 質問項目
Q1.定額動画配信サービスについて知っているサービスをすべて選んでください
Q2.定額動画配信サービスの利用状況について教えてください
Q3.登録したことがあるサービスを教えてください
​​Q4.定額動画配信サービスを選ぶ際に重視していることは?
Q5.よく視聴する動画のジャンルは?
​​Q6.オリジナル作品の質が高いと思うのはどの配信サービスですか?
Q7.登録していない理由を教えてください
​​Q8.平日・休日1日にどれくらいの時間、動画を見ますか?
Q9.動画はどの時間帯に見ることが多いですか?
Q10.誰と動画を見ることが多いですか?
Q11.今一番ハマっている動画を教えてください。

■ 動画配信サービスの認知率と利用率
 

「Q1.定額動画配信サービスについて知っているサービスをすべて選んでください(N=501)」という質問をした。代表的なサービスでは、「Amazonプライムビデオ」(95%)、「Netflix」が91%、「Hulu」が79%、「U-NEXT」が78%、「Disney+」が70%となった。

サービスの知名度によって差はあるものの、若年層への動画配信サービスの浸透度合いは深く、どのサービスも認知度は高いようだ。
 

知っているかどうか、に続いて「Q2.定額動画配信サービスの利用状況について教えてください(N=501)」という質問で、動画配信サービスの利用状況について調査を行った。

結果は利用している(過去の利用も含む)と回答した方が81%で、いままでに全く利用したことがないと回答した方は全体の19%程度しかいなかった。

2つ以上のサービスを利用していると回答した方も29%おり、動画サービスの若年層からの需要の高さが伺える。

 

もちろん、動画配信サービスが人気である一方、一切利用しないと回答している方もいる。「Q7.登録していない理由を教えてください(N=97)」という質問で、利用したことがない(利用を考えていない)方の心境を探ってみた。

結果は料金が高いという回答が最も多く、次いで無料動画だけで楽しめるからという回答が多かった。

YouTubeなど無料の動画サービス内のコンテンツを好んでいる人にとっては、わざわざ有料サービス内に登録する魅力は少ないようだ。

 

 

「Q2.定額動画配信サービスの利用状況について教えてください(N=297)女性」「Q2.定額動画配信サービスの利用状況について教えてください(N=202)男性」。

Q2の質問の結果を男女別に分けてみると、大きな差はないものの男性の方が利用割合がやや高いことがわかった。

■動画配信サービスの企業シェア・人気ランキング
 

「Q3.登録したことがあるサービスを教えてください(N=404)」という質問を行い、具体的に、どのようなサービスを利用しているのかを調査した。

結果は、「Amazonプライムビデオ」(81%)、「Netflix」が42%、「U-NEXT」が27%、という結果になった。

知名度の調査では、主な動画配信サービスにそこまで大きな差はなく多くのサービスが70%を超えていたが、利用率の調査では「Amazonプライムビデオ」が圧倒している。

■動画配信サービス選ぶ基準

なぜ、Amazonプライムビデオがここまでシェアを獲得しているのだろうか。

「​​Q4.定額動画配信サービスを選ぶ際に重視していることは?(N=404)」という質問で、若年層が定額動画配信サービスを選ぶ基準について調べてみた。

すると、「作品数の多さ」と「月額料金の安さ」の2つが大きな軸となっていることがわかった。たしかにAmazonプライムビデオは複数の作品数が多く、月額料金の安いという特徴と合致している。

また、動画サービスとしての質の高さだけでなく、Amazonプライム会員は、ショッピングサービス(配送サービス)やミージックサービスも利用できることから、多様なユーザーが集まっているのだろう。

 

どのサービスを利用しているのかの調査では、Amazonプライムに次いで、Netflixが2位となっていた。その理由はオリジナル作品が多いことが影響しているだろう。

実際に「​​Q6.オリジナル作品の質が高いと思うのはどの配信サービスですか?(N=404)」という質問ではNetflixが65%と意見の大半を占めている。

加えて、コンテンツの独占配信や地上波よりも早いリリースをすることがNetflixが人気の理由となっている。

■動画配信サービスで人気のコンテンツ

「Q5.よく視聴する動画のジャンルは?(N=404)」という質問をし、動画配信サービスの中でもどのようなジャンルのコンテンツに人気があるのかを調査してみた。

結果、1位は同率で「日本の映画」と「アニメ」となった。
 

なお、男女による視聴コンテンツのジャンルの差も見られた。

女性の場合は「日本の映画」や「日本のドラマ」の人気が高く、男性の場合は「アニメ」や「スポーツ」などが女性よりも高い数値となった。

■大学生の動画コンテンツの利用実態

以下では、大学生の動画コンテンツの利用実態についてより詳しく調査を行った。
 

まずは、1日の動画視聴時間について質問をしてみた。

「​​Q8.平日・休日1日にどれくらいの時間、動画を見ますか?(N=501)」と質問した結果、平日の場合は「1時間〜2時間」が最も多い回答になった。休日の場合は「3時間以上」がもっとも多い回答となった。

普段の授業にバイト、睡眠時間、食事時間、移動時間、自宅での学習時間など、1日の自由な時間が少ないにも関わらず、平日「1時間〜2時間」、休日「3時間」という回答となったことから、動画コンテンツが人気となっていることや生活の一部として浸透していることが伺える。
 

次に、「Q9.動画はどの時間帯に見ることが多いですか?(N=501)」という質問で動画コンテンツを見ている時間帯を調査した。

結果は、自宅での自由時間という回答が多く集まった。そのほか、就寝前や移動時間、食事中や休憩中など、分散的に意見が集まった。

動画サービスはデバイス1つでどのような場所でも動画コンテンツを視聴できる気軽さがある。そのため、利用する人々の視聴の仕方も多様なのであろう。
 

「Q10.誰と動画を見ることが多いですか?(N=501)」という質問を行ったところ、「ひとりで」と回答する方が圧倒的に多く、全体の94%となった。

もちろん、客人が自宅に来た際などは一緒に視聴することもあるだろう。

しかし、もともとの目的は自分1人で自分の好きな作品を視聴することだ。手軽さゆえにスマホで視聴するケースも多いだろう。サービスのプランやUI設計する際は、このことに留意してパーソナル向けのものにする必要があるだろう。

■最近ハマっている動画コンテンツ
アンケートの最後に、「Q11.今一番ハマっている動画を教えてください。 無料視聴コンテンツも含む(N=501)」という質問を投げかけ、自由記載で回答を集めた。

回答結果は十人十色であったが、ジャンルとしては「アニメタイトル」や「ユーチュブチャンネル」を記載する方が多かった。

これだけ、月額動画配信サービスが人気であり利用者も多い中、「今ハマっている動画」と聞かれると無料コンテンツであるYouTube関連の動画と回答する方が多いことは少し意外であった。

そのほか、「ドラマタイトル」で回答する方も多く見受けられた。内訳を見てみると日本ドラマだけでなく韓国ドラマ・アメリカドラマの人気が高く、日本ドラマと同等の数の回答が集まった。
 

 

【今回の調査について】
ガクセイ協賛では、学生や協賛に関する記事やアンケート調査などについて発信しております。
「動画配信サービスの利用率・普及率・利用者数を解説!シェア1位は?」のより詳しい記事はこちらから確認できます。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?p=2185

【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/

【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
下記より、学生集客や学生への協賛などお気軽にご相談くださいませ。
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