佐賀県武雄市・太良町・大町町の放課後児童クラブに大型救急箱を贈呈-国際NGOセーブ・ザ・チルドレン

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子ども支援専門の国際NGO公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:井田純一郎、本部:東京 都千代田区、以下セーブ・ザ・チルドレン)は、防災対応支援強化の一環として、近年、風水害などの自然災害が多発している佐賀県武雄市、太良町、大町町の放課後児童クラブ(学童保育)全19施設に大型救急箱を支援しました。
8月24日に大町町の水川一哉町長、25日に太良町の毎原哲也副町長、武雄市の小松政市長を訪問し、約20人分の包帯や洗浄綿、サージカルマスク、消毒液、蘇生用マウスピースなどが入った大型救急箱を贈呈しました。
 

 

2022年8月24日佐賀県大町町2022年8月24日佐賀県大町町

2022年8月25日佐賀県太良町2022年8月25日佐賀県太良町

2022年8月25日佐賀県武雄市2022年8月25日佐賀県武雄市

セーブ・ザ・チルドレンは、東日本大震災、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨、2018年西日本豪雨、2019年台風19号、2020年7月豪雨などでの緊急・復興支援において、被災地域の行政や学童保育と連携し支援活動を実施してきました。

大型救急箱大型救急箱

佐賀県では、NPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会とともに、2018年11月と2019年9月に、緊急下における子どものこころのケア「子どものための心理的応急処置」の講座や研修を実施しました。また、2019年の九州北部豪雨への支援において大町町が臨時の「子どもの居場所」を開設した際、セーブ・ザ・チルドレンとNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会が運営のサポートを行いました。こうした活動をきっかけに、私たちは、佐賀県内の学童保育の防災を強化するための連携活動を、継続的に実施してきました。

佐賀県では、毎年のように大雨による被害が出ています。しかし、学童保育の防災への意識や備えは必ずしも十分ではありません。学童保育が子どもの居場所として重要な役割を果たしていることに鑑み、セーブ・ザ・チルドレンは、今後も、武雄市、太良町、大町町の行政や関係団体等とより一層の連携をとりながら、引き続き同市町の学童保育施設への防災備品の支援に加え、防災研修の実施などを通して、同県内の学童保育現場における防災強化に取り組んでいきます。

<セーブ・ザ・チルドレン概要>
1919 年に英国にて創設。子どもの権利のパイオニアとして、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、現在、世界約 120 ヶ国で子ども支援活動を展開する国際 NGO です。日本では 1986 年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立しました。
https://www.savechildren.or.jp/

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