『スポGOMI甲子園・鹿児島県大会』を開催激闘を制したのは龍桜ケアラーチーム 当日は参加者全42人で、23.61Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全14チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・鹿児島県大会』を8月7日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

 

  • イベント概要

・日程   2022年8月7日(日)10時00分~12時00分
・開催場所 甲突川右岸緑地公園内(鹿児島市高麗町44)
・参加人数 1チーム3名×14チーム=42人
 

  • 優勝は龍桜高校の龍桜ケアラー!拾ったごみの総量は圧巻の10.6kg!

全14チームが参加した鹿児島県大会。昨年の鹿児島大会優勝校から1チーム、昨年準優勝校から3チームの参加がありましたが、全チーム初出場のメンバーで構成された大会となりました。大会序盤、昨年の優勝校である鹿児島第一高校から出場の「rys(るいす)」チームが、メンバー同士の積極的な声がけや、ごみの分別などチームの団結力を見せ、オリジナルアイテム賞に輝いた「一笑懸命クリーン」チームもオリジナルアイテムを使った激闘を繰り広げましたが、結果、昨年の優勝校でもある龍桜高校の「龍桜ケアラー」チームが優勝しました。「龍桜ケアラー」チームは、ボランティア同好会の新メンバー3人で結成されたチームでありながら、ごみ総量10.6kg/1829ポイントを獲得し、他チームとも最後までその差は縮まらず準優勝チームに1000ポイント以上の差をつけ優勝を果たしました。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

 

  • 鹿児島県大会で集められたごみの総量は23.61kg

今大会の会場は、海岸ではなく甲突川右岸緑地公園付近だったため、前回と比べてエリア範囲も広く、街中での開催という鹿児島大会初の試みとりました。海岸で開催した大会とは打って変わって、回収されたごみは、海岸ではあまりみられないものが多く、プラスチックトレーやペットボトルなどの家庭ごみや、公園内付近ということもあり遊具などもみられました。また、本大会で高ポイントの獲得が狙えるたばこの吸い殻も多く回収され、総重量23.61kgのごみが集められた。参加者の女の子は、「思っていたよりごみが多く感じました。海のごみは街からきているということを聞いて、今回のごみ拾いで少しでも、海のごみが減るように貢献できてたらいいなと思います」と話していました。「海洋ごみ問題の解決に向けて、高校生の力でアクションを!」ということで、今後の高校生たちの活躍に期待したいです。

 

  • 優勝チームコメント

「龍桜高校が2連覇できると思っていなかったので、とてもびっくりしました。3人とも初出場での戦いとなりましたが、ボランティア同好会の先輩に引き続き、結果が残せてとても嬉しく思っています。11月に東京で行われる決勝大会は、鹿児島県代表として正々堂々スポーツマンシップにのっとり、優勝を目指して頑張りたいと思います」と話していた。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL      :https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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