【国内の住宅事業者初】※JKK東京は、アセットマネジメントシステムの国際規格 ISO55001の認証を取得しました

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 JKK東京(東京都住宅供給公社:東京都渋谷区、理事長:中井敬三、以下「JKK」)は、国内の住宅事業者として初めて、アセットマネジメントシステムの国際規格ISO55001の認証を一般財団法人日本建築センターの審査により取得し、令和4年8月2日に登録証授与式が行われました。
 「アセットマネジメントシステムISO55001」とは、国際標準化機構ISOが制定したマネジメントシステム規格の一つであり、中長期的な視点から、建物のライフサイクル全体にわたって効率的かつ効果的に維持・管理・運営する仕組みを規定したものです。JKKにおけるアセット(=資産)は、主として公社住宅が該当します。
※一般財団法人日本建築センター調べによる

 

1 認証取得の背景と目的
 JKKは、前身の東京府住宅協会の設立から100年となる大きな節目を令和2年に迎え、一世紀以上に渡り、時代に応じた地域づくり・住まいづくりに努めてきました。
 現在、急速に進む高齢化や人口減少の問題、建設資材コストの高騰など、住宅の建設・管理事業を取り巻く環境は大きく変化をしており、組織一丸となった取組が求められています。
 こうした状況を踏まえ、公社住宅のライフサイクル(住宅の建築から除却まで)の中で、効率的かつ効果的な修繕等による維持管理をしていくための枠組みを規定したISO55001の認証を取得することで、JKKがこれまでに蓄積した技術・ノウハウなどの見える化を図っていくこととしました。

2 認証内容
・組織名称:東京都住宅供給公社(公社住宅に係るアセットマネジメント部門)
・所在地:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山
・管理するアセット及び活動の範囲:公社住宅等の維持管理及び建替え・長寿命化の管理業務
・適用規格:JIS Q 55001:2017(ISO 55001:2014)  
・認証日:2022年8月1日

3 今後の展開について
 アセットマネジメントシステムの取組により、公社住宅の建築から除却までの全期間を通じて効率的かつ効果的な修繕等による維持管理を行っていきます。これにより、安全でお客様ニーズに応えられる良質な住宅を提供していくとともに、公社住宅の長寿命化方策についても構築していきます。
 また、この取組で培った住宅維持管理の技術力を、現在受託している都営住宅や区市営住宅など、他の公的住宅の管理業務に活用してまいります。

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◆JKK東京(東京都住宅供給公社)概要
所在地 東京都渋谷区神宮前5-53-67
設立 昭和41年4月
代表者 理事長 中井 敬三
事業内容 ①賃貸住宅及び関連施設の管理事業、建設事業 
             ②公営住宅等の管理受託事業
WEBサイト https://www.to-kousya.or.jp/

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