香港特別行政区の設立25周年にあたり、その記念イベントの一つとして5年ぶりに東京で開催される本イベント。冒頭であいさつに立った香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部の胡鉅華(トーマス・ウー)首席代表代行は、以下の様に本イベント開催の意義を説明しました。
「このミニチュア展で、国際都市・香港ならではの魅力だけでなく、香港が創造性に満ち、東洋と西洋が融合する個性あふれる都市であることをお見せいたします。これらのミニチュアを通じ、香港が遂げた発展を感じ取っていただければと願っております。」
今回の展示では、香港以外の場所では世界初公開となる「ビクトリアハーバー(維多利亞港)」をはじめ、新たに制作された8作品を含む25点が日本初公開となるほか、新作を含めた大小40点にのぼるミニチュア作品が一堂に会しました。
今回展示されているミニチュアの制作チームの一員でもあるジョイフルミニチュア協会の潘麗瓊(カルメン・プーン)会長は、本イベントの見どころを次の様に語りました。
「ミニチュアアートには時間と空間を超える力があります。コロナ禍により海外渡航が難しくなった今、ミニチュアアートはまるで魔法をかけたかのように皆さまの目の前に香港を連れてきます。どうぞご自由に写真を撮っていただき、香港をあなたのポケットに収めてください。香港ミニチュア展が友情と期待の種を撒き、のちに芽を吹くことを願っております。」
いち早く来場したお客様の中には、幅3.5m x 奥行き1.5m x 高さ1mという圧巻サイズの「ビクトリアハーバー(維多利亞港)」のミニチュアを前に感嘆の声を漏らす方が続出。40棟の摩天楼の灯り、伝統的な木造帆船「ダックリング号」や120年以上にわたり九龍半島の南端と香港島を結ぶ「スターフェリー」が海の上を進む様子など、2年もの歳月をかけて精巧に再現した「100万ドルの夜景」に時を忘れて見入っていました。
また、AR(拡張現実)を活用して、背景に自分の顔写真を使った花火が夜空に打ち上がるアトラクションを楽しむ姿も見受けられました。
会期中には、潘麗瓊(カルメン・プーン)会長によるミニチュア制作の実演会も予定されているほか、フォトスポットやガリバー気分で写真が撮れるミニチュアなども設置。夏休みを迎えた親子連れのお出かけスポット、自由課題研究のアイディア探しはもちろん、ミニチュアを通じて気軽に海外旅行気分を味わいながら、香港の伝統や文化に触れていただけます。
是非この機会に「香港ミニチュア展」に足を運んでいただき、香港の新たな魅力を東京で見つけてください。
実演会 開催スケジュール
■日時:2022年7月30日(土)、31日(日)、8月6日(土)、7日(日)
14時〜、16時〜(1回のセッションは約1時間を予定)
※実演会の詳細は「香港ミニチュア展」のウェブサイトにてご確認ください。
https://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/miniature2022/
※やむを得ない事情により、開催予定が変更・中止となる可能性があります。
※観覧は無料です。
■開催概要
名称: 「香港ミニチュア展」 in 東京2022
「香港ミニチュア展」オフィシャルサイト
https://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/miniature2022/
会期: 2022年7月28日(木)~8月7日(日)
観覧時間: 午前11時~午後9時
会場: KITTE アトリウム
JR/東京駅から徒歩約1分、
京葉線東京駅から徒歩約3分、
有楽町駅から徒歩約6分
東京メトロ/丸ノ内線東京駅から地下道直結、
千代田線二重橋前<丸の内>駅より徒歩約2分、
有楽町線有楽町駅から徒歩約6分
KITTE丸の内ウェブサイト https://marunouchi.jp-kitte.jp
入場: 入場無料
主催: 香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)
協力: 香港政府観光局、キャセイパシフィック航空
お客様お問い合わせ先:050-5804-1762
【会期中】11:00~21:00(土日祝を含む)
※会期や観覧時間については、予告なく変更となる可能性がございます。