【茅ヶ崎市美術館】アニメーション作家・若見ありさ×支援学校の生徒たちによるクレイアニメーションが完成!

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茅ヶ崎市美術館では2023年11月18日(土)~12月10日(日)、2023年度 神奈川県ともいきアートサポート事業「手から手へ、生まれていく形-13色のクレイアニメーション展」を開催します(無料)。
共催展「手から手へ、生まれていく形-13色のクレイアニメーション展」 | 茅ヶ崎市美術館

神奈川県が推進する「ともいきアートサポート事業」。その一環として、この秋、茅ヶ崎市美術館はアニメーション作家の若見ありささんをお招きして、茅ケ崎支援学校知的障害教育部門中学部2年生の皆さんとともに、粘土でつくるクレイアニメーションワークショップに取り組みました。

生徒の皆さんが感触を楽しみながら作った色とりどりの粘土の形は、アニメーション作家へと手渡され、ひとつひとつのキャラクターへと形を変えていきました。

人から人へとバトンタッチされ、変化し、動いていく粘土のアニメーション作品。それは、人と人が関わることによって、はじめて生み出されるモノやコトの変化を、それぞれが楽しみながら受け入れていくようなひとときだったといえるでしょう。

本展では、茅ケ崎支援学校でのワークショップの様子と完成したアニメーションを紹介します。同時開催の「茅ヶ崎寒川地区中学校美術作品展」とあわせ、地域の同年代の多様な表現活動にふれていただけましたら幸いです。

■若見ありさ(アニメーション作家)
アニメーション作家。子ども向け教育番組のアニメーション制作の他、赤ちゃんと出産祝いによるコマ撮りアニメーション「Blessing」は10カ国以上の映画祭で上映しテレビでも放映。2015年から文化庁より助成を得て出産体験談によるドキュメンタリーアニメーション「Birth-つむぐいのち-」(企画・総合監督)シリーズを制作し国内外で高い評価を得る。作品制作以外にも、美術館や児童館などで工作のひとつとしてアニメーションを体感できるワークショップを企画・開催。ワークショップで制作した小学生のアニメーションがシカゴ児童映画祭をはじめ15カ国以上の映画祭で上映された。

http://arisawakami.com/

■サウンドデザイン:橋本裕充(Musicalize Inc.)
https://musicalize.co.jp/

■写真:藤田雅也(RICHEN)

  • 関連イベント

ワークショップ「感触たのしむ手ざわりアート」
さまざまな素材で立体的な絵画をつくろう!
講師:東京造形大学 若見ありさゼミナールの学生の皆さん
日時:2023年12月3日(日) 10:30-15:30
会場:美術館2階アトリエ
対象:小学生以上どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
定員:材料がなくなり次第終了(約30セット)
料金:無料(申込不要/時間内随時受け付け)
その他:汚れてもよい服装でご参加ください。

完成イメージ完成イメージ

  • ともいきアートサポート事業について

神奈川県では、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に基づいて、障がいの程度や状態にかかわらず、誰でも文化芸術を鑑賞、創作、発表する機会の創出や環境整備を行うため、展示や創作活動支援等を実施しています。

問い合わせ先:神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室(神奈川県横浜市中区日本大通1 TEL:045-210-4961 FAX:045-210-8854)

  • 【開催概要】

    会期:2023年11月18日(土)-12月10日(日)
    休館日:月曜日
    開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
    料金:無料
    会場:茅ヶ崎市美術館 エントランスホール
    共催:神奈川県、神奈川県立茅ケ崎支援学校、公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
    特別協力:東京造形大学

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