地域に根差した子どもを見守る居場所を目指す“丹波篠山市初” の『子ども第三の居場所』「アグリステーション丹波ささやま」が開所!

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一般社団法人アグリステーション丹波ささやま(兵庫県丹波篠山市、代表理事 西尾雅子)は、日本財団「子ども第三の居場所」事業の採択を受け、11月3日(金)に家でも学校でもない子どもの新しい居場所として「アグリステーション丹波ささやま」を開所し、同日14時から協定書締結式と開所式を執り行いました。なお、「アグリステーション丹波ささやま」は、「子ども第三の居場所」事業において丹波篠山市内初の拠点となります。

(左)集合写真 (右)テープカットの様子(左)集合写真 (右)テープカットの様子

アグリステーション丹波ささやまは、2021年11月に団体を設立以来、丹波篠山市において、カフェ事業、心理学のプロフェッショナルのネイティブ講師による英会話事業、神戸大学・県立篠山産業高校と連携した学生支援事業などの運営を行って参りました。未就学児から高齢者までが集う多世代交流の拠点を運営していく中で、子どもが安心できる・自由に遊べる居場所の必要性を感じ、この度、子ども第三の居場所「アグリステーション丹波ささやま」として開設する運びとなりました。

式典では、代表理事の西尾が「子どもたちはここ最近何かにあきらめをつけ、挑戦する前に自分なんてもう無理だと始めから決めつけてしまうことが多く、SOSを躊躇してしまうクセがついてしまっています。これらを私たちは解決し、多世代交流拠点を強みとして、地域づくりに根ざしケースを城南地区に作り、丹波篠山市にも広げ、全国にも発信していきたいと考えています。」と挨拶しました。日本財団より「子ども第三の居場所」についてご説明させていただいた後、丹波篠山市長 酒井隆明様など来賓の皆様から祝辞を賜ったほか、テープカットのセレモ二ーを行いました。

子ども第三の居場所「アグリステーション丹波ささやま」は、旧保育園を改装し、敷地内には農園やピザ窯、小さな子どもでも遊べる遊具などを設置しています。農園で収穫したものを使った調理体験の実施や、中高生が安心して勉強ができる居場所の提供など地域の温かさを感じ、故郷を愛する気持ちを醸成していきます。子どもたちが自己肯定感を高めながら生きる力を育む居場所、保護者が子育てに対する不安や悩みを相談できるような居場所を目指しています。

今後は、常勤職員1名、非常勤3名※社会教育指導委員、ボランティア30名で運営し、平日の火~金曜日、第一土曜日(11:00~18:00)に開所します。第三日曜日は地域食堂を実施予定です。

  • 施設概要

施設名:アグリステーション丹波ささやま

所在地:兵庫県丹波篠山市小枕93

対象者:小学生を中心に未就学児~高校生

開所日時:火~金曜日、第一土曜日(11:00~18:00)第三日曜日は地域食堂

スタッフ:常勤職員1名、非常勤3名※社会教育指導委員

     ボランティア30名程度

HP:https://agristation.org/

SNS:https://www.facebook.com/agristation.tanbasasayama/

   https://www.instagram.com/agristtambasasayama/

  • 運営主体:一般社団法人 アグリステーション丹波ささやま

アグリステーション丹波ささやま ロゴアグリステーション丹波ささやま ロゴ

城南まちづくり協議会の傘下で任意団体であったアグリステーション丹波ささやまを法人化。2021年一般社団法人アグリステーション丹波ささやまとして始動。多世代交流拠点として注目を集め、次世代のリーダーとして県からの評価を得る。県立篠山産業高校とも連携し、高校生おもちゃドクター、課題研究の企画を担っている。神戸大学の多世代交流拠点サークルLuontoも立ち上げ、多くの学生が集う。また丹波地域の理想の将来像を実現するための県の活動に参画する「たんばユースチーム」のメンバーに県から選出されている。

  • 「子ども第三の居場所」とは

子ども第三の居場所 ロゴ子ども第三の居場所 ロゴ

「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に187ヶ所設置されています。(2023年10月末時点)

子ども第三の居場所 | 日本財団
日本財団は「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援など、よりよい社会づくりを目指します。あらゆる人や組織をつなぎ「みんながみんなを支える社会」を目指します。
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