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人生100年時代において注目が高まる予防医療
人生100年時代において、予防医療への注目が高まっています。予防医療とは、病気にかからないように予防する医療、さらに早期発見・早期治療に進むことです。病気になってから何か治療を始めるのではなく、病気にならないように対策を行うことを指します。
現代は「人生100年時代」と言われ、寿命が今後伸びていくにあたって、国・組織・個人がライフコースの見直しを迫られています。政府も「人生100年時代構想会議」を複数にわたって実施をし、教育・仕事・老後という3ステージにとらわれず、多様な人生の再設計を可能とする社会を目指すための議論を行っています。
寿命が伸びていくにあたって日本の医療費の増加も問題になっています。厚生労働省によると、令和2年度の国民医療費は42兆9,665億円で前年度と比較すると減少はしているものの、上昇を続けています※1。また、2025年度の国民医療費は52.3兆円に膨らむと推計しており、今後も増えることが予測されています※2。
経済産業省は、予防政策によって長生きしながら生涯医療費を削減できるという方針を打ち立てています。2018年に開かれた第7回「次世代ヘルスケア産業協議会」の資料では、「予防・健康管理への重点化」によって、高齢者の医療費が半分以下に減少するという図を示しています。
(資料)経済産業省「経済産業省におけるヘルスケア産業政策について(2018年)
※1.厚生労働省「令和2(2020)年度国民医療費の概況」(2022年11月30日)
※2.厚生労働省「高齢者医療制度改革会議」(2010年10月25日)
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リリモアクリニック内科歯科・院長のコメントとプロフィール
リリモアクリニック内科歯科 院長 各務康貴
【プロフィール】
大分大学医学部卒。医師、救急医療や在宅医療が専門。医師をしながら電通コンサルティングにて中長期戦略策定・新規事業開発・ブランディング戦略などに携わる。
2019年に独立し、予防医療に関連するサービスを行うために、株式会社DRIPSを創業。マウスピース矯正「hanaravi」をサービス開始し、口腔内から予防へのアプローチを行う。
2023年に予防医療に注力する「リリモアクリニック内科歯科」を開院。「hanaravi」で得た知見を活かしながら、自ら院長として、幅広い方に予防医療を提供。
【コメント】
「私は救急現場で医師をしていた際に、治療して退院しても、根本的な治療が出来ていないために何度も入退院を繰り返す患者さんを見てきました。この経験から、患った病気を治療するだけでは社会保障費や人的リソースにも限界が来ると思い、病気になる前に予防することが重要だと考えました。
しかしながら、若い時期や病気になってない段階で予防に時間やお金をかけるのは難しいです。予防そのものというアプローチではなく「見た目をきれいにする」など、様々なモチベーションから、意識せず予防医療に取り組めるようにすることが重要だと考えています。
また、リリモアクリニック内科歯科では、私の経験を生かすことで医科と歯科の有機的な連携を図れるとも考えています。医科と歯科が連携し患者の治療を総合的に行うことは、予防医療の質の向上に寄与することができます。しかし、特に日本では一般的に医科と歯科の連携が難しく、大学病院を除くほとんどの病院が医科と歯科に分かれています。
そのような中で、リリモアクリニック内科歯科では予防医療を軸に、院長として一人ひとりの患者さんにとって最適な治療を提供してまいります。」
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「リリモアクリニック内科歯科」について
【名前について】
将来の健康に対する様々な不安を取り除きたいという思いから、
心配や不安ごとを取り除くという意味であるRelief(リリーフ)と
そういった動きをより医療として世の中に実装していきたいという気持ちからMore(モア)
という単語を組み合わせ Relief + More よりリリモアクリニック内科歯科(Relimore clinic)という名をつけました。
【クリニック概要】
クリニック名:リリモアクリニック内科歯科
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-1-19 同栄新宿ビル3A
院長:各務 康貴
開院:2023年10月31日