マウスピース歯科矯正「hanaravi」を展開するDRIPS、累計3.4億の資金調達を実施し、予防医療に注力するクリニックのサポート事業を開始

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マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」をはじめ、予防医療事業を展開する株式会社DRIPS(本社:東京都千代田区、代表取締役・医師:各務康貴、以下「DRIPS」)は、第三者割当増資及びデットファイナンスにより累計3.4億の資金調達を実施した旨をお知らせします。
ミッション「ひとの力と最新技術を組み合わせることでアンフェアを解消し誰でも健康に生きられるようにする」実現に向けて、予防医療に注力するクリニックのサポート事業を新たに展開します。

  • 資金調達の目的①「マウスピース歯科矯正サービスhanaraviのアップデート」

今回の資金調達を通して、hanaraviの治療効率や品質を更に高め、提携院を拡大します。

hanaraviは独自の技術により、提携院での診察・診断、マウスピースの製造、サポートまでワンストップな歯科矯正体験を提供しています。歯や口元に悩みを抱えている方により安心して装着いただけるマウスピースを目指し、常により良い製品の開発に取り組んでいます。

また、hanaraviの提携院では、専門性の高い歯科医師のみが診断・診断を行っています。医療現場において3Dの機械学習にはまだまだ限界があり、最新の技術に経験ある歯科医師のサポートを組み合わせることで患者様へ安心を提供できます。また矯正開始後の万が一の場合へのリカバリー体制にも不可欠です。DRIPSは、より多くの専門性の高い歯科医師と連携することで、多くの患者様へhanaraviを提供いたします。

  • 資金調達の目的②「ミッション実現に向けて、クリニックのサポート事業開始」

DRIPSは「ひとの力と最新技術を組み合わせることでアンフェアを解消し誰でも健康に生きられるようにする」をミッションに掲げ、マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi」を展開してまいりました。

今回の資金調達によって、予防医療に注力するクリニックのサポート事業も新たに展開します。

hanaraviは「手軽に見た目をキレイにする」という美容切り口として歯科矯正に取り組んでもらうことで、意識せず予防医療に取り組めるようになっています。hanaraviで培った知見を活かして、幅広い予防医療に取り組むクリニックへのサポート事業を展開し、予防医療のスタンダード化を推進してまいります。

  • hanaravi提携院の売上を1年で8倍に増加させた実績をもとに、クリニックのサポート事業を本格展開

弊社メンバーには医療関連のエキスパート、戦略コンサルティング業出身のメンバーが在籍しており、特にDXコンサルおよびマーケティングの領域で多くの実績を積んでいます。その経験を生かし、hanaraviの提携院のマーケティング支援や採用、教育に関するサポートを実施していました。結果として、売上を1年で8倍に増加させることができたため、この度DRIPSとして、クリニックのサポート事業を本格展開する運びとなりました。

医科と歯科が連携し、総合的な治療を行なうことで、予防医療の質の向上に寄与することができます。しかし、特に日本では一般的に医科と歯科の連携が難しく、大学病院を除くほとんどの病院が医科と歯科に分かれています。

DRIPSでは、hanaraviで培った歯科領域の知見とDRIPS代表の各務が持つ医師としての知見を生かして、医科と

歯科の双方の観点から総合的な予防医療を提供できるクリニックをサポートします。

サポート事業は、新規開業や分院展開を検討していたり、経営課題を抱えていたりするクリニックが対象となります。手始めに「リリモアクリニック内科歯科」へのサポートを開始します。

  • 人生100年時代において注目が高まる予防医療

人生100年時代において、予防医療への注目が高まっています。予防医療とは、病気にかからないように予防する医療のことです。病気になってから何か治療を始めるのではなく、病気にならないように対策を行うことを指します。

現代は「人生100年時代」と言われ、寿命が今後伸びていくにあたって、国・組織・個人がライフコースの見直しを迫られています。政府も「人生100年時代構想会議」を複数にわたって実施をし、教育・仕事・老後という3ステージにとらわれず、多様な人生の再設計を可能とする社会を目指すための議論を行っています。

寿命が伸びていくにあたって日本の医療費の増加も問題になっています。厚生労働省によると、令和2年度の国民医療費は42兆9,665億円で前年度と比較すると減少はしているものの、上昇を続けています※1。また、2025年度の国民医療費は52.3兆円に膨らむと推計しており、今後も増えることが予測されています※2。

経済産業省は、予防政策によって長生きしながら生涯医療費を削減できるという方針を打ち立てています。2018年に開かれた第7回「次世代ヘルスケア産業協議会」の資料では、「予防・健康管理への重点化」によって、高齢者の医療費が半分以下に減少するという図を示しています。

(資料)経済産業省「経済産業省におけるヘルスケア産業政策について(2018年)」

※1.厚生労働省「令和2(2020)年度国民医療費の概況」(2022年11月30日)

※2.厚生労働省「高齢者医療制度改革会議」(2010年10月25日)

  • 既存投資家からのコメント

ニッセイ・キャピタル株式会社:三野 隆博 氏

近年、盛り上がりを見せるマウスピース歯科矯正業界の中で、DRIPSは予防医療の観点からアプローチをしている独自の存在です。
今後は、クリニックサポート事業のシナジーによって、幅広い予防医療に関する価値を多くの方々に提供することを楽しみにしています。
DRIPSが日本の予防医療のあり方を変える日を楽しみにしています。

  • マウスピース歯科矯正「hanaravi」とは

「hanaravi」は、創業者で医師の各務が、口腔内の環境の悪化に起因して様々な病気に苦しむ方々を目にし、若い時期から予防を広めたいという思いから始めたマウスピース矯正サービスです。最新の技術を用いて「価格や通院などのハードルを下げる」ことで、より多くの方が人生100年時代を健康に生き抜くことをサポートしていきます。

「hanaravi」サービスページ: https://www.hanaravi.jp

「連携クリニック」ホームページ:https://relimore.jp/

■公式SNS

・Instagram:https://www.instagram.com/hanaravi_kyousei/

・Twitter:https://twitter.com/hanaravi__

  • 「株式会社DRIPS」について

DRIPSは、ミッションである『ひとの力と最新技術を組み合わせることで健康への障害となるアンフェアを解消し、誰でも健康に生きられるようにする』を目指し、医療テック事業を展開するスタートアップ企業です。

その第一歩として将来の健康リスクの予防に則して口腔ケアにつなげられ、かつ従来100万円前後と高価であった歯科矯正をリーズナブルに行うことができる「hanaravi(ハナラビ)」を、信頼できる提携歯科医と共に提供しています。

「hanaravi」の製作には国家資格の歯科技工士を持ったメンバーが携わり、丁寧に1つ1つ作っています。マウスピースは患者の口の中に入るものなので、特に安全性を重視しています。また、可能なクリニックでは歯科技工士が常駐することで、ドクターや患者様の声を基に日々改善を実施しています。

hanaraviでは、矯正に取り組む皆様が前向きに取り組んで頂けるよう、これからも患者の方に寄り添ったサービスを提供して参ります。

【会社概要】

会社名:株式会社DRIPS

代表者:代表取締役CEO 各務康貴

所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング4階

設立年月:2019年7月

DRIPSコーポレートページ:https://www.hanaravi.jp/corporate/

メール:pr@drips.co.jp

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