戦国時代の面影を残す埼玉の名城「鉢形城」と名物みかん狩りバスツアーのご案内

この記事は約4分で読めます。
埼玉県物産観光協会では現在、11月23日(木・祝)と12月2日(土)に開催予定のツアーへの参加申し込みを受け付けています。風光明媚な晩秋の武州路にて、学びと味覚で充実の一日をお過ごしください。

左上から時計回りに、風布みかん狩り・雀宮公園・鉢形城公園(寄居町提供)、お福ひな膳(イメージ)左上から時計回りに、風布みかん狩り・雀宮公園・鉢形城公園(寄居町提供)、お福ひな膳(イメージ)

  • おすすめポイント

①お城の魅力は天守だけじゃない!お城通(ツウ)への第一歩「鉢形城散策」

寄居町を代表する名勝地・玉淀河原の対岸の断崖上に建っていた鉢形城。

戦国時代の終わりには「のぼうの城」の忍城と時期を同じくしてひと月余りの籠城戦を繰り広げた歴史物語の舞台でもあります。小田原北条氏による北関東支配の拠点として堅牢な守りを誇る城は、上杉謙信や武田信玄の軍勢も攻め落とせず、豊臣秀吉による小田原征伐の際には前田利家、上杉景勝、真田昌幸、本多忠勝などの有名武将も攻め寄せました。

鉢形城・三の曲輪跡に復元された四脚門と石積土塁(寄居町提供)鉢形城・三の曲輪跡に復元された四脚門と石積土塁(寄居町提供)

鉢形城公園内には天守や御殿などの建物はありませんが、お堀や土塁が状態よく残っており、曲輪(くるわ)や馬出(うまだし)といったお城を構成した空間がわかるほか、戦国時代の築城技術を今に伝える石積み土塁や四脚門、池などが復元されています。

鉢形城歴史館、鉢形城公園内のガイドを務めるのは埼玉県熊谷市出身の歴史ナビゲーター・歴史作家「れきしクン」こと長谷川ヨシテルさん。

ひと目見ただけでは気づきにくい、これらの空間や設備の役割や歴史的価値について、明るい語り口でわかりやすく解説してくださいます。

れきしクン(長谷川ヨシテルさん)れきしクン(長谷川ヨシテルさん)

②昼食は旬の地元野菜を使ったここでしか食べられない「お福ひな膳」

れきしクンに見送られながら鉢形城公園を出発し、市街地にある昼食会場へ移動。

創業昭和2年の日本料理店「喜楽」の、築90余年の趣ある離れでお召し上がりいただく昼食はかつての鉢形城主・北条氏邦の妻の名にちなんだ「お福ひな膳」です。

通常は平日のお昼限定の、地元産の旬の野菜を使ったミニ会席を特別にご用意いただきます。

お福ひな膳(イメージ)お福ひな膳(イメージ)

③栽培の起源は戦国時代!寄居の秋の風物詩「みかん狩り」

鉢形城周辺の関連史跡へ立ち寄り、かつての支城を車窓から眺めながら戦国の世に思いを馳せたあとに訪れる、寄居町風布(ふうっぷ)地区は、日本におけるみかん栽培の北限地域の一つとされています。

風布みかん山(イメージ、寄居町提供)風布みかん山(イメージ、寄居町提供)

栽培の歴史は400年以上前の天正年間(1573~92年)まで遡り、北条氏の本拠地・小田原から持ち込まれたことが起源ともといわれる、昔ながらの甘酸っぱさが特徴のみかんです。

 園内での食べ放題に加え、お土産として1kgをお持ち帰りいただけます。

お持ち帰り用みかん(イメージ、寄居町提供)お持ち帰り用みかん(イメージ、寄居町提供)

<ツアー催行日>
2023年11月23日(木・祝)、12月2日(土)
<旅行代金>
お1人様:13,000円 消費税込み、大人・子供(小学生以上)同額
詳しくはちょこたび埼玉 ツアー予約ページをご覧ください。

  • 事業の背景

当協会は観光地域づくり法人(DMO)として登録され、第2種旅行業も取得しており、県内市町村・事業者と連携し、着地型旅行商品を造成・販売しています。その土地ならではの観光素材を活かした、地域の魅力満載の旅行商品を提供しております。
各ツアーの情報は当協会で運営する埼玉県観光情報サイト「ちょこたび埼玉」にて掲載、販売しており、同サイトでは県内観光スポットや最新のイベント情報をタイムリーに追加・更新しているほか、2021年9月には埼玉名産のお菓子や地酒などの食品、民工芸品、農産物など、県内各地の県産品を一度に購入することができる「ちょこたび埼玉オンラインストア」がオープンしました。

【当ツアーに関するお問い合わせ】
一般社団法人 埼玉県物産観光協会
TEL:048-871-6984  FAX:048-871-6985
営業時間:平日10:00~17:00
Mail: tour@saitamadmo.org

タイトルとURLをコピーしました