『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』と『源氏物語 恋するもののあはれ展』が2024年1月にオープン!

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大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会は、来年の大河ドラマ「光る君へ」の放送を契機として、主人公・紫式部ゆかりの地である大津市を全国に情報発信し、観光振興による地域の活性化を目指しています。

①“源氏物語起筆の地”といわれる大津市石山寺で紫式部関連展示をオープン予定

 『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』と『源氏物語 恋するもののあはれ展』を“源氏物語起筆の地”といわれる石山寺にて、 2024年1月29日(月)にオープンします。

・『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』では、オリジナル映像や衣装、小道具など、大河ドラマの世界に没入できるような展示がご覧いただけます。

・源氏物語の「恋」の和歌を題材とした『源氏物語 恋するもののあはれ展』を同時開催

②関連情報を発信する特設ホームページを2023年10月10日(火)に開設

 協議会取組みやイベントなど、関連情報を発信する特設ホームページを本日10月10日(火)に開設しました。展示情報の詳細などについては2023年12月より順次公開予定です。

 https://otsu-murasakishikibu.jp

「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館/[同時開催]源氏物語 恋するもののあはれ展」概要

■展示概要

開館期間:2024年1月29日(月) ~ 2025年1月31日(金) ※期間中は原則無休

会  場:石山寺境内 – 明王院・世尊院 (滋賀県大津市石山寺1-1-1)

開館期間:9:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)

展示内容:①光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館(会場:明王院)

     ②源氏物語 恋するもののあはれ展(会場:世尊院)

     

①光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館

 大津でしか見ることができない「光る君へ」のテーマを掘り下げるオリジナル映像や衣装、小道具などを展示。大河ドラマのファンだけでなく、歴史好き、紫式部好きの方々もお楽しみいただけます。

▼見どころ

1.独自インタビューやドラマメイキングなど、大河ドラマ館オリジナル映像を4Kシアターで上映

2.ドラマに登場する衣装や小道具等の展示

3.平安文化と女流文学者たちの息吹を感じる、企画パネル等の展示

「大河ドラマ館」会場:石山寺明王院

②源氏物語 恋するもののあはれ展

 「恋」をテーマに、源氏物語の和歌をイラストや音楽を用いて現代的に表現。色・花・香りなど、様々なアプローチから平安時代の文化を体感できるスペースもあり、どなたでも楽しんでいただける展示となっています。

▼見どころ

1.源氏物語の和歌を題材にした、イラストレーターによる描き下ろしイラストの展示

2.今回の展示のために制作したオリジナル楽曲のミュージックビデオの上映

3.色・花・香りを通して、平安時代の文化を体感できるスペース

「もののあはれ展」会場:石山寺世尊院

展示入館券について

 『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』と『源氏物語 恋するもののあはれ展』の2つの展示をご覧いただける展示入館券を用意します。

 ▶前売券を本日から販売開始! ※コンビニのオンライン端末にて購入できます。

 ▷団体予約は2023年11月13日(月)から開始予定 ※団体予約サイトにて申込が必要です。 

【石山寺について】

■石山寺概要

 びわ湖から流れ出る瀬田川の西岸に位置する、真言宗の大本山。平安時代に観音信仰が広まると、京の都からほど近い石山寺へお参りする「石山詣」が貴族の間で流行し、多くの女流文学者も参詣しました。紫式部が石山寺参籠中に「源氏物語」を起筆したという伝説は有名で、本堂の一角にある「源氏の間」は物語執筆の部屋といわれています。ほかにも、「枕草子」「蜻蛉日記」「更級日記」など、石山寺は多くの平安文学作品に登場しています。

<展示情報>石山寺と紫式部展

 石山寺が所蔵する紫式部や源氏物語にちなんだ展示を3期に分けて開催

 期  間:2024年3月16日(土)~12月1日(日)

      [春季]2024年3月16日(土) ~6月30日(日)

      [夏季』2024年7月6日(土) ~8月25日(日) 

      [秋季]2024年9月1日(日) ~12月1日(日)

 会  場:石山寺境内 – 豊浄殿(滋賀県大津市石山寺1-1-1)

 開館時間:10:00 ~ 16:00(最終入館 15:45)

      ※石山寺拝観時間:8:00~16:30(最終入山16:00)

■石山詣(いしやまもうで)とは

 平安時代に天皇や貴族たちのあいだで一大ブームとなったのが観音霊場への参詣です。京都の清水寺、奈良の長谷寺、そして近江(現在の滋賀県)の石山寺が三大霊場として賑わいを見せました。なかでも、石山寺は「縁結」「安産」「福徳」にご利益があるとされ、特に女性から信仰を集めました。よく知られるのは『蜻蛉日記』に描かれる藤原道綱母の石山詣です。藤原道綱母は、都から徒歩で石山寺に参詣したといわれています。明け方に出発し、逢坂の関を越えて打出浜から船に乗り、石山寺に着いたのは夕方だったといわれています。

 紫式部も石山寺に参詣し、びわ湖に映る満月を見て源氏物語を起筆したといわれています。

特設ホームページ内では「紫式部とゆかりの地」を公開中!

 紫式部も経験したであろう「石山詣」を中心に、紫式部と縁の深い大津の様々な観光スポットを紹介しています。

【関連展示について ― 三井寺(長等山園城寺)・大津市歴史博物館】

■三井寺(長等山園城寺)

 天台寺門宗の総本山である三井寺(正式名称:長等山園城寺)は、7世紀に天智天皇ゆかりの寺として創建されました。西国三十三所観音霊場の第十四番札所である観音堂が有名であり、近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも知られています。

 紫式部の父・藤原為時が出家した場所であると伝わっているほか、式部の異母兄弟の定暹(じょうせん)が阿闍梨(あじゃり)※であったなど、紫式部にゆかりの深いお寺です。 ※阿闍梨:位の高い僧侶

     

<展示情報>総本山三井寺所蔵「紫式部関係文書特別展」(仮称)

  寺門伝法灌頂血脈譜(じもんでんぽうかんじょうけつみゃくふ)・源氏物語湖月抄(こげつしょう)など三井寺所蔵の紫式部に関する品6点を初公開。あわせて平安・鎌倉・室町時代の仏像も公開予定

 期  間:2024年1月29日(月)~7月31日(水)/2024年10月1日(火)~2025年1月31日(金)

 会  場:三井寺境内 – 金堂 (滋賀県大津市園城寺246)

 開館時間:8:00 ~ 17:00(受付終了16:30)

 料  金:無料(別途、入山料は必要 ※大人600円、中・高生300円、小学生200円)

■大津市歴史博物館    

<展示情報>特集展示「源氏物語と大津」

 三井寺にほど近い大津市歴史博物館でも、紫式部や源氏物語、執筆場所と伝わる石山寺など源氏物語ゆかりの地などについて関連する資料を展示。ロビー(無料エリア)では、源氏物語の世界を楽しむことができるフォトスポットや体験型デジタルコンテンツ等も設置します。

 また、会期中は「紫式部と仏教」や「石山寺」など、様々なテーマの企画展を季節ごとに開催予定 

 期  間: 2024年1月10日(水) ~ 2025年2月2日(日)  ※月曜ほか休館日あり

 会  場:大津市歴史博物館 常設展示室・ロビー(大津市御陵町2-2)

 開館時間: 9:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)

 料  金:一般330円、高校生・大学生240円、小・中学生160円(企画展の入場料は別途必要)

▼見どころ

1.石山寺に所蔵される紫式部や源氏物語に関する資料を展示

2.展示室内ビデオシアターにて、源氏物語と大津の関係を紹介する映像を放映

3.石山寺「源氏の間」を再現したフォトスポットや体験型デジタルコンテンツを設置

【報道関係者各位のお問い合わせ先】

大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会PR事務局(㈱アンティル内) 担当:阿部・大瀧・藤井

TEL:06-6225-7781 FAX:06-6225-7782 MAIL:otsushi_kyogikai_pr@vectorinc.co.jp

 

【本件に関する一般の方のお問合せ先】

大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会事務局(大津市産業観光部観光振興課)

TEL:077-528-2756  Email:otsu1604@city.otsu.lg.jp

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