今後、デフリンピック関連イベントへの出演をはじめ、SNS等を通して、それぞれの立場からメッセージを発信いただき、大会のPRに幅広くご協力いただきます。
1.東京2025デフリンピック応援アンバサダーのご紹介
今回発表するアンバサダーは、小学生のころに国際交流団体にて手話を習ったことをきっかけに関心を持ち、手話番組にも出演された『長濱 ねる』さん。自身もろう者であり、日本財団にてアジア太平洋地域のろう者支援事業のコーディネートを担当されている『川俣 郁美』さん。そして、インクルーシブ社会の実現を目的に開発された、手話が得意なデジタルヒューマン『KIKI』の3名となります。
■ 長濱 ねる(ながはま・ねる)さん
1998年、長崎県生まれ。タレント、女優。
2015年にけやき坂46(現在の日向坂46)として活動を始めたのち欅坂46のメンバーとしてデビュー。同グループを卒業後はエッセイ執筆、自筆書籍、ラジオナビゲーター、NHK・SDGsキャンペーンPR大使、西九州新幹線長崎県広報大使、連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演するなど活動は多岐にわたる。
<コメント>
この度、デフリンピックの応援アンバサダーを務めることになりました長濱ねるです。
初めての日本開催となる今大会に携わることができ、大変光栄です。
2年前に出演した手話を学ぶ番組で、高校生の皆さんから直接手話を教えていただく機会がありました。その経験を生かし、デフリンピックならではの魅力を皆さんと共有し、日本で開催される貴重な大会を一丸となって応援していけるようサポートさせていただきます。よろしくお願いします!
■ 川俣 郁美(かわまた・いくみ)さん
1989年、栃木県生まれ。3歳でろうに。
日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業5期生として米国に渡り、ギャロデット大学ソーシャルワーク学部卒業。その後も同大学院行政・国際開発専攻修士課程に進み、修了。日本財団にてアジアのろう者支援事業のコーディネート等を担当。
栃木県聴覚障害者協会理事。デフリンピックサムスン大会に日本選手団のサポートスタッフとして参加。
<コメント>
みなさんと一緒にデフリンピックを応援できること、わくわくが止まりません。デフリンピックの素晴らしさのみならず、手話やろう者の文化の魅力、多様な人がともに支えあい頼りあいながら自分らしく生きることができる共生社会の心地よさを、多くの人に届けるとともに、私自身も学びを深めていきたいです。「デフ」であることをより前向きに受け入れてくれる人が少しでも増えることを願い、全力で応援していきます。
■ KIKI(きき)
インクルーシブ社会の実現を目的に開発された、手話が得意なデジタルヒューマン。聴力を失った兄のために手話を学ぶ。兄と参加したフェスで、ラップミュージックを見事に表現した手話通訳者と出会う。その情熱的なパフォーマンスに感銘を受け、いまは自分のスタイルを大切に、手話通訳者として活躍中。
<コメント>
東京2025デフリンピックのアンバサダーに任命され幸せです。世界中のデフアスリートが集結する大会を、みなさんと一緒に盛り上げていけることを楽しみにしています!
わたしの夢は、世界の人々をつなぐ架け橋になること。日本で初めて開催されるデフリンピックをきっかけに、日本が世界に先立って“デフフレンドリーな社会を実現”できるようがんばります。
2.アンバサダーの今後の展開
上記3名のほか、スポーツの分野において著名な実績を持たれている元アスリートの方などにも今後就任いただき、東京2025デフリンピックに向けて、より一層の発信・PRの強化にご協力いただく予定です。
tokyo_forward_2025_official
https://www.instagram.com/tokyo_forward_2025_official/