サンスター、ESG活動の進捗を開示 SDGs重点目標にゴール13「気候変動に具体的な対策を」追加

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サンスターグループ(以下、サンスター)は、ESG(環境・社会・企業統治)対応の各種活動の進捗と、重点目標に新たにゴール13「気候変動に具体的な対策」を追加することを、サンスターグローバルWebサイト「サステナビリティ」ページにて、2023年10月5日(木)に開示しました。本ページでは、創業100周年となる2032年に向けたサンスターグループ長期ビジョンとSDGs達成への貢献に向け、ESG各分野での新たな取り組みを報告しています。

サンスターのSDGs重点項目として、これまで、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」、ゴール12「つくる責任、つかう責任」の3つを掲げてきましたが、この度、ゴール13「気候変動に具体的な対策を」を新たに追加することを決定しました。

サンスターでは近年、カーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)達成への貢献として製品・包装材の石油由来プラスチック削減や、再生可能電力導入によるCO2排出削減に取り組んでおり、本年からはGHG(CO2を含む温室効果ガス)排出量の算定範囲を、これまでのScope1・Scope2(自社施設で排出する温室効果ガス)から、Scope3(原材料調達、輸送、製品の使用時・廃棄時などでの排出)に拡大し、詳細な算定を開始するなど、CO2削減の取り組みを加速しています。

●サンスターグループ グローバルWebサイト「サステナビリティ」ページ

日本語 https://www.sunstar.com/jp/sustainability/ 英語 https://www.sunstar.com/sustainability/

<サンスター2022年ESG活動進捗 更新ポイント>

E(環境報告):製品の包装材や店頭の販促什器に使われる石油由来プラスチックの使用量削減、植物由来原料を配合したバイオマスプラスチックの採用、工場・オフィスのLED照明への切り替え、車両や工場設備の電動化によるCO₂排出削減、森林認証紙の利用拡大、事業所周辺の生物多様性保全の活動、使用済みプラスチックリサイクルなどの取り組みや、これらの活動成果に基づく環境負荷低減の進捗状況を報告。

S(社会性報告):人権対応の強化や、従業員の活躍を促進すべく制定したグローバル人事方針、従業員の成長支援や健康増進など、従業員エンゲージメントを高める取り組みや、お口の健康維持が全身の健康維持にとって重要であることを啓発する活動の進展を紹介。

G(ガバナンス=経営基盤):グローバル4拠点でのリスクマネジメント強化の取り組みを紹介。

 

今後も企業を取り巻くステークホルダーの皆さまとともに世界の人々と地球の健康維持に貢献する事業を展開し、社会から信頼される経営基盤の構築と積極的な情報開示を進めることで、太陽(SUN)や星(STAR)のように、社会になくてはならない存在を目指していきます。

【サンスターグループのSDGs重点目標にゴール13を追加】

サンスターでは、事業を通し社会課題の解決への取り組みを積極的に行うことで、国連が掲げるSDGs達成への貢献を目指しています。ハミガキ、健康食品、化粧品などの事業でゴール3「すべての人に健康と福祉を」に、接着剤、シーリング材、金属部品、除菌脱臭機などの事業でゴール11「住み続けられるまちづくりを」に貢献し、メーカーとしてゴール12「つくる責任、つかう責任」において廃棄物の発生抑制・削減・再利用に努めています。

近年、カーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)達成への貢献として製品・包装材の石油由来プラスチック削減や、再生可能電力導入によるCO2排出削減などに力を入れており、ゴール13「気候変動に具体的な対策を」を新たに掲げることを決定しました。

【サンスターグループについて】

サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者向けの製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車や建築向けの接着剤・シーリング材、オートバイや自動車向け金属加工部品などの産業向け製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte.Ltd.(シンガポール)を中核会社とする企業グループです。

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