子ども食堂・学習支援・フリースクール 小中学生の新たな居場所が誕生! 高校卒業資格が取得できる高等部も新設、代々木高等学校と連携

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子ども達が安心できる居場所をつくる特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表理事 水取博隆)は、2023年11月中旬頃に泉佐野市若宮町にて、当団体にとって第2拠点目となる子どもの居場所「キリンの家 まちば拠点」を開所します。
南海本線泉佐野駅から徒歩3分の場所にある2階建て古民家をフルリノベーションし、小中学生を対象とした子ども食堂、学習サポート「まなBell」、フリースクール「キリンのとびら まちば校」の3つの事業を行います。また、来春からは当団体にとって初めての取り組みとなる、高校卒業資格が取得できる「キリンのとびら高等部」を新設します。

            

「キリンの家 まちば拠点」完成イメージ

特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表理事 水取博隆)は、安心できる居場所を通して子どもたちが自らの希望を持って未来に踏み出せるように支援をしており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。

このたび開所となる「キリンの家 まちば拠点」では、食事支援・学習支援・不登校支援の3つの事業を行います。
1つ目の事業である「食事支援」では、子ども食堂を開催し、地域の子ども達が集う場所として子ども達への食事提供を行います。美味しいご飯や温かな団らんを通じて、みんなが笑顔になれる居場所を作り、様々な体験事業を実施していくことで、食事支援だけではなく体験格差の解消にも努めていく予定です。
2つ目の事業である「学習支援」は、当団体が実施している公共冷蔵庫「コミュニティフリッジ泉佐野」で支援している、様々な課題を抱えるひとり親世帯等の子ども達に対して実施します。“今”を支える食事支援に加えて、“未来”につながる学習支援や体験学習を通して、子ども達が大きな夢を描けるようサポートしてまいります。
また、3つ目の事業であるフリースクール「キリンのとびら まちば校」は、当団体にとって第2校目となるフリースクールです。第1校目である「きりんのとびら 本校」(泉佐野市鶴原)と同様に、学校に行かない・行けない選択をした子ども達が“ありのままの自分”を認め、自分を大切に過ごせる場所であり、学習支援の他、キャンプや宿泊合宿をはじめとした様々な体験事業を行うことで、ひとりひとりの“生きる力”を育んでいきます。

<これまで実施してきた事業の様子>

子ども食堂の様子

学習支援の様子

フリースクール「キリンのとびら」の様子

さらに、当団体にとって初めての取り組みとなる「キリンのとびら高等部」(2024年4月よりスタート)では、全国広域通信制高校の学校法人代々木学園 代々木高等学校と連携し、高校卒業に必要な学習を支援し、高校卒業資格の取得も可能とします。また、当団体だからこそできる特別体験プログラム「キリンのとびラボ」では、地域で活躍する経営者やフリーランスの方をサポーターに迎え、子ども達が様々な経験を積み重ね、自ら未来を切り開き生きていくための力を育みます。そして、高校卒業時には、「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自分で選択できるよう支援していきます。

「キリンの家 まちば拠点」
開所概要
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
実施事業:
(対象:小中学生)子ども食堂、学習サポート「まなBell」、フリースクール「キリンのとびら まちば校」
(対象:高校生) キリンのとびら高等部

特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。2021年10月に開所し、現在約160名の子どもたちが登録し利用しています。子ども食堂やフリースクール、フードパントリー事業などを展開し、子どもたちが子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。

法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードパントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0071 大阪府泉佐野市鶴原820-9
URL :https://kirin-npo.com/

「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に178ヵ所設置されています。(2023年8月末時点)。                                                            子ども第三の居場所 ロゴ
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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