■背景
長谷工は、脱炭素社会の実現に向けた研究・技術開発の更なる推進を目的に、国内で初めて、既存の住宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを目指す賃貸マンション・プロジェクト「サステナブランシェ本行徳」~スマートホームシステムを導入した未来住宅創造に向けた居住型実験住宅~(以下「当該プロジェクト」)に取り組んでいます。
当該プロジェクトは、脱炭素社会実現に寄与する省エネ技術、建物の長寿命化技術、ウェルネス住宅技術ほか、長谷工が有する様々な最新技術を導入するとともに、IoT機器やAI技術を最大限生かした未来住宅を創造するため、居住型実験住宅が13住戸設置されています。この度、NTT DXパートナーと共同で、当該プロジェクトのスマートホームシステムとして、LiveSmartの外部API及びHEMSコントローラが採用されました。
■概要
当該プロジェクトの居住型実験住宅では、LiveSmartのHEMSコントローラ「LS Mini Next」が3住戸に標準採用されており、LiveSmartが提供するスマートフォンアプリやスマートスピーカー等を用いてエアコン・カーテン・照明・ディフューザー等の住宅設備や家電製品の操作が可能です。
また、LiveSmartが提供する外部APIをNTT東日本グループが提供する睡眠計測APIを活用したアプリケーションに組み込むことで、居住者の睡眠時の生体データを測定し、LiveSmartの外部API及びHEMSコントローラ「LS Mini Next」を利用してエアコン・カーテン・照明・ディフューザー等を連動制御することで、睡眠に最適な居住環境を実現するための検証を行います。
■サステナブランシェ本行徳について
サステナブランシェ本行徳は、国内で初めて、既存の企業社宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを目指す長谷工が保有する賃貸マンション・プロジェクトです。当該プロジェクトは、国土交通省が実施する「令和4年度第2回サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)」において、「スマートホームシステムを導入した未来住宅創造に向けた居住型実験住宅」として、先導的な技術の普及啓発に寄与する「次世代住宅プロジェクト2022」に採択されています。
今後、子育て世帯・高齢者世帯など幅広い世帯のニーズに応える住生活関連の新たなビジネス市場の創出・拡大の促進を図るため、健康・介護、少子化対策等に寄与するIoT技術等を活用した住宅の実用化に向けた課題・効果等の実証が実施されます。
(当該プロジェクト概要)
所在地:千葉県市川市本行徳5-16
交通:東京メトロ東西線 妙典駅 徒歩6分
敷地面積:1,651.83㎡(499.68坪)
延床面積:3,071.06㎡(928.99坪)
構造・戸数:鉄筋コンクリート造 地上5階建36戸
既存建物:1990年2月
竣工時期:2023年9月末(予定)
事業主:株式会社長谷工コーポレーション
設計・施工:株式会社長谷工リフォーム
■AI・IoTサービスプラットフォームLiveSmart
LiveSmartはAI・IoTを活用した住宅のOS(オペレーティングシステム)です。住宅メーカーや電力ガス会社などの生活空間に関わる事業者は、LiveSmartを導入し住宅をIoT化することで、物件価値の向上、継続的な顧客接点を活用した顧客生涯価値(LTV)の向上、さらにはIoTを活用したエネルギーマネジメントが可能となります。電力の「見える化」、家電や住宅設備の自動制御による節電、さらには太陽光発電システム、蓄電池やEVと連携し自家消費の最適化を行うことが可能となります。
LiveSmartは、今後も世界が日々直面している社会課題を解決し、持続可能な未来を牽引するために、新しい社会インフラを目指してまいります。
【株式会社LiveSmartについて】
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名称:株式会社LiveSmart
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所在地:東京都港区西新橋2-21-2 第一南櫻ビル2F
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代表者:代表取締役社長 上田 大輔
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事業内容:AI・IoTを活用した生活空間におけるサービスプラットフォーム事業
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ミッション:「世界中の人々をもっと自由にする」 人々が時間や空間の制約や日々の不安ごとから解放され、より快適で質の高い生活を送ることができること。それを私たちLiveSmartは実現します。
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ビジョン:「人々が抱える課題を解決する新しい社会インフラになる」 高齢化社会における不安の解消、家事や子育てにおける負担軽減、日常生活で抱えるストレス軽減、地球温暖化など、世界が日々直面している社会課題を解決し、持続可能な未来を牽引するために、新しい社会インフラを目指します。