株式会社digglue、東京都の 「令和5年度 革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」事業者に今年度も継続採択

この記事は約6分で読めます。
株式会社digglue(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:原 英之)は、プラスチックの高度なリサイクル技術実装化への取り組みとして、令和4年度に東京都の「革新的技術・ビジネス モデル推進プロジェクト」に「建設現場へのデジタル活用による、 廃プラの可視化・マテリアルリサイクルのプロセス確立」を申請し採択されており、昨年度(令和4年度)に実施した「調査・分析事業」の成果が認められ、今年度(令和5年度)も「実証事業」の事業者として継続採択されました。

採択プロジェクトでは、建設現場から出る廃プラスチック類の処理について、モバイル端末などのデジタル プラットフォームを導入することにより、現場で排出されるプラスチック情報の遠隔把握を容易にし、マテリアルリサイクルを大きく促進させるための分別・回収の仕組みを構築することを狙いとしています。

当プロジェクトは昨年度に引き続き、空調設備工事業を営む高砂熱学工業株式会社、リサイクル製品の企画・設計をダイキン工業株式会社、 プラスチックのマテリアルリサイクルをヴェオリア・ジュネッツ株式会社、廃棄情報のデジタル化・情報管理プラットフォームを株式会社digglueの、4社共同体制にておこないます。なお、建設時に生ずる廃プラスチックの可視化のため、まずは、建設現場での施工ではなく、オフサイトで生産管理を実現する高砂熱学工業株式会社の施設T-Base® (所在: 埼玉県八潮市)を最初の調査・分析拠点とし、その後、通常の建設現場へ調査・分析対象を拡大する予定です。

今年度は、東京都ならびに各事業者との共同体制にて、プロジェクトに関する調査・分析をもとに、取り組みの実装化に向けたスキームの構築を図り、マテリアルリサイクルのプロセスを確立してまいります。

採択内容

  • 事業主体:高砂熱学工業株式会社、ダイキン工業株式会社

  • 参画企業:株式会社digglue、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社

  • 事業内容:空調設備の梱包材を対象にして、オフサイト施工により、建設現場で発生するプラスチック廃棄物の削減に取組みます。実証事業において、廃プラスチックのマテリアルリサイクルやリターナブル梱包材の実運用確立を目指します。

昨年度のプロジェクト報告

東京都「プラスチック資源循環に向けた革新的技術・ビジネス推進プロジェクト」の各事業が紹介されているサイトはこちら

プラスチック資源循環に向けた革新的技術・ビジネス推進プロジェクト|東京都環境局

「建設現場へのデジタル活用による、廃プラの可視化・マテリアルリサイクルのプロセス確立」令和4年度報告書はこちら

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/recycle/single_use_plastics/circular_innovation.files/R4_5_ConstructionWaste.pdf

東京都「革新的技術・ビジネス推進プロジェクト」について

7月から順次、令和5年度(2023年度)の東京都「プラスチック資源循環に向けた革新的技術・ビジネス推進プロジェクト」公募の結果が公開されています。企業・政府のサーキュラーエコノミーに向けた動きが加速する中で、本年度も業界を横断した取り組みや、野心的なプロジェクトが公開されています。

<< 東京都サイト >>

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/recycle/single_use_plastics/circular_innovation.html

このうち、本プロジェクトを含め、以下のプロジェクトに株式会社digglueが貢献しています。(東京都サイトに掲載されたプロジェクト番号は5, 7, 10)

  • 建設現場へのデジタル活用による、廃プラの可視化・マテリアルリサイクルのプロセス確立(高砂熱学工業、ダイキン工業、digglue、ヴェオリア・ジェネッツ)

  • みんなでボトルリサイクルプロジェクト (ユニリーバ、花王、P&G、ライオン、ヴェオリア・ジェネッツ)

  • 小型家電由来の廃プラスチック再資源化の加速 (株式会社フューチャー・エコロジー、三菱電機株式会社、株式会社ビックカメラ、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、株式会社digglue)

    • 水平リサイクルに関する取組み(家庭から排出されるプラスチック) 

株式会社digglueについて

「テクノロジーで持続可能な世界を実装する」をパーパスとするスタートアップ。
ブロックチェーンの開発・実装技術と、あらゆる現場に入り込み業務プロセスを可視化するコンサルティングに強みを持つ。資源循環を推進する資源循環DXプラットフォーム「MateRe(マテリ)」を開発・運営し、製造業の資源循環を見える化する「MateRe-Visualization」、デジタルプロダクトパスポートに対応したプロダクト「MateRe-DPP」を展開。サーキュラーエコノミー × DXのプロジェクト実績多数。

会社名:株式会社digglue (ディグル)
所在地:東京都新宿区天神町6 Mビル8F
代表者:代表取締役CEO 原 英之、代表取締役COO 中谷 元
設立:2018年6月

タイトルとURLをコピーしました