KPMGコンサルティング、大日本印刷が進める間接材購買プロセスの効率化・高度化に向けたシステム導入を支援

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KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島 義斉、以下、DNP)が進める、間接材購買プロセスの効率化・高度化に向けたシステム導入を支援しました。

DNPでは、日々の事業活動で行う購買業務の効率化・高度化に向けた取組みを推進しています。購買業務のなかでも副資材・消耗品などに代表される間接材の購買業務は、依頼部門の購買依頼業務と購買部門の発注手続の負担が大きく、プロセスの効率化・高度化に向け、株式会社アルファパーチェス(本社:東京都港区、代表取締役 社長 兼 CEO:多田 雅之)とともに、新たなシステム導入を模索していました。

そのような状況を受け、KPMGコンサルティングでは、間接材購買システムの導入に向けたプロジェクト企画の作成支援、プロジェクトの全体管理を支援するとともに、購買部門の目指す姿を踏まえた新業務設計を支援しました。この度のシステム導入により、DNPで購入可能なカタログ登録品目数が大幅に拡大したほか、間接材のコスト削減や間接材購買業務の業務負荷低減やリードタイムの短縮などユーザーの利便性向上に寄与しました。さらには、発注部門が購買部門を介さないセルフサービス式に移行することで、購買部門が購買データの分析や取引状況の監視業務等に注力できるようになり、ガバナンス強化と間接材購買の適正管理を実現しました。
なお、本システムは現在DNP関連グループ会社含め40社約11,000ユーザーに利用されており、今後はさらに対象範囲を拡大し、DNPグループ全体への展開が検討されています。

KPMGコンサルティングでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するともに、事業戦略の再構築・組織再編、調達や物流機能の改革やコストの最適化など、企業のパフォーマンス向上のために必要な本質的な変革をサポートします。

大日本印刷について
大日本印刷は、持続可能なより良い社会、より快適な暮らしの実現に向けて、新しい価値を国内外に提供し続ける総合印刷会社です。事業ビジョンに「P&I(印刷と情報)イノベーション」を掲げ、社会の課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に努めています。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ、ディスプレイ用光学フィルムといった国内外の市場をリードする製品・サービスを提供することに加え、「P&I」の強みを活かして事業領域を拡げ、環境やエネルギー、ライフサイエンスなどの事業にも注力しています。

アルファパーチェスについて
アルファパーチェスは間接材・サービスのワンストップ購買代行という新しいビジネスモデルにチャレンジしている会社です。お客様とともに、間接材・サービスのコスト削減、ガバナンスの強化、見える化の推進、人的資源の最適化といった課題に取り組み、企業価値向上とコスト削減に貢献します。また、最適な仕組みのご提供を通して、人と社会と環境に貢献します。

KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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