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西剛志氏プロフィール
脳科学者(工学博士)、分子生物学者。
T&Rセルフイメージデザイン代表取締役。1975年宮崎県高千穂生まれ。東京工業大学大学院生命情報専攻卒。テレビやメディアなどにも多数出演。著書シリーズは海外でも出版され、「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」(アスコム)をはじめとして累計31万部を突破。
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概要
予測不能な現代において子どもたちには学力だけではなく、どんな困難があっても生きていけるような、汎用的な力を身につけてほしいと願う保護者が多く、「〇〇力」という言葉がブームになっています。KIDSNA STYLEでは「〇〇力」を本質的に鍛えるために、保護者は何をしたらよいのかを紐解く連載を配信しています。
今回のテーマはコミュニケーション力。真のコミュニケーション力とはなにか、後天的にコミュニケーション力を育てることはできるのかを解明します。
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記事
■私とあなたで見ている世界がこんなにも違う⁉脳科学で解くコミュニケーション力
※下記、記事抜粋
■人間の脳は認知バイアスで溢れている
コミュニケーション力とは何かを考える前に、見てもらいたいことがあります。下のAとBの絵ではどちらが笑っているように見えますか?
実は、2枚の絵は左右反転させただけで同じ絵です。でも、多くの人はBが笑っているように見えます。これは、人間は右視野よりも左視野を重視しがちな認知傾向があるためで、特に右利きの人はその傾向が強く表れるとされています。つまり、Bの絵が笑っているように見える人が多いのは、人間の約9割は右利きだからだと考えられます。
今あげた例は右利き左利きといった身体的特徴が原因で起こる認知バイアス(脳の偏ったクセ)ですが、他にも国民性、男女、育った土地の気候、生まれた順番などさまざまなことが脳に大きな影響を与えているのです。
■子どもは視覚・聴覚・体感覚。なにを優先して生きているのか?
人はさまざまな認知バイアスを持っていると前述しましたが、そのひとつとして視覚や聴覚など、優先する感覚を誰しもが持っています。
・視覚タイプ・・・視覚を優先するタイプ
・聴覚タイプ・・・聴覚を優先するタイプ
・体感覚タイプ・・・触覚・味覚・嗅覚などを含めた体の感覚を優先するタイプ
子どもに対しては、下記のテストが判断しやすいです。
ふたつの絵を見比べて、Aが汚いと答えた人は視覚タイプ、Bが汚いと答えた人は体感覚タイプが強いと判断ができます。子どもの頃は基本的にみんな聴覚が敏感なので、視覚タイプと体感覚タイプのどちらが強いかをこのテストで見極められます。
そして脳タイプがわかったら、子育てに活用することができます。
記事内では、さらにコミュニケーション力の本質を解き明かし、子どものコミュニケーション力を育てるために親ができるテクニックを紹介しています。
記事URL>>https://kidsna.com/magazine/entertainment-report-230627-14937
■「KIDSNA STYLE」を活用し、子育て領域に効果的なPRが可能に
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■「KIDSNA STYLE」について
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■株式会社ネクストビートについて
「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。
※「ネクストビート」、「KIDSNA STYLE」の名称は、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。