宮古島薬草文化復興プロジェクト始動 ー 美しい海を持つ沖縄・宮古島でハーブサウナ/薬草風呂 ハーブリトリート施設を建設

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 ハーブティーなどハーブ関連商品の販売やハーブに関連する情報を発信する株式会社フランスダイレクト(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長 小田 剛)は、当社代表 小田の出生地であり、かつて「薬草の島」と呼ばれた沖縄県宮古島にて、40種類の天然ハーブを使用したハーブサウナや薬草風呂を備えたリトリート施設の建設を開始いたします。これは、消えつつある宮古島の薬草文化復興を目指したプロジェクトの一環であり、同時に当リトリート施設の建設と宮古島のハーブ農家を救済を目的としたクラウドファンディングをCAMPFIREにて、2023年7月7日(金)より開始いたします。

宮古島ハーブリトリート施設概要 

オープン予定:2024年4月

計画地:沖縄県宮古島市砂川地区

付帯施設:ハーブサウナ/薬草風呂

■宮古島薬草文化復興プロジェクト 概要 

 沖縄県の宮古島は美しい海と透明度の高さで知られていますが、実はたくさんのハーブが自生する「薬草の島」であることはあまり知られていません。かつてこの島ではハーブが日常生活に活用されていましたが、その文化はほぼ失われつつあります。

 当プロジェクトでは、自社によるハーブ農園の開墾・運営、存続の危機に立つ宮古島ハーブ農家からハーブの仕入れ、それらハーブを活用したハーブサウナ/薬草風呂を持つリトリート施設を建設し、宮古島を世界一のハーブの聖地となることを目指します。

 私たちはハーブ農家を支援し、忘れられた薬草文化を未来に継承するための場所を作ります。

■宮古島のハーブについて

 薬草は単なる植物ではありません。その香りや薬効の高い成分は、世界中で古くから医薬や入浴、生活のあらゆる面で利用されてきました。

 薬草やハーブと聞くとローズマリーなど海外由来の植物を思い浮かべますが、それらが渡来する以前から、宮古島でも同様に暮らしに関わるあらゆることにハーブを活用してその豊かさに感謝しながら生活していました。

「薬草の島」宮古島の道端にはヨモギや、モリンガ、長命草などが食べられる野草や花々が雑草のようにワサワサと自生しています。

■プロジェクト 発起経緯

 当プロジェクトの発起人である株式会社フランスダイレクト 代表取締役社長の小田は、プロジェクトを実施する宮古島の出身で、高校を卒業して大学に進学するまでのおよそ20年間、宮古島で育ちました。その後、東京の大学に進学、パリの留学を経て日本へ帰国した2015年の翌年2016年に、肺の難病を患います。

 それは当時、現代医療では治せない「不治の病」と医者から宣告されますが、ある日思い立ち訪れた図書館で、ハーブ大国フランス語の原文で書かれた、肺の病気を治癒する薬草の処方の仕方を見つけます。その後、金属の管を肺に入れられ痛みで苦しんだ2年間が嘘のように、ハーブにより不治の病は3日で完治しました。

 この経験が当プロジェクトを始める大きなきっかけとなっています。

 当プロジェクトで建設予定のハーブリトリート施設で、たくさんの方にハーブの可能性や魅力に気づいていただき、ハーブの力で、日々の疲れを癒し、身体を整えていただきたいと思います。

プロジェクトムービー:https://youtu.be/M-X8HE4sEwQ

■プロジェクトスケジュール

2023年7月   : 宮古島薬草文化復興開始

           クラウドファンディング開始

2023年9月上旬 : クラウドファンディング終了

2023年9月中旬 : ハーブ農園 ハーブ栽培開始

2023年11月   :「ハーブリトリート施設」建設開始

2023年12月   : ハーブ収穫作業/ハーブ製品開発

2024年2月   : ハーブティー加工作業

2024年7月   :「ハーブリトリート施設」完成

2024年8月   :「ハーブリトリート施設」営業開始

■宮古島の現状 – リゾート開発で減少する自然と田畑

 2014年に年間40万人台だった宮古島の観光客数は、2018年には114万人と一気に3倍以上に膨れ上がりました。コロナ禍を経た今でも開発が進み、今年2023年6月にヒルトン沖縄宮古島リゾートがオープン、今後も新たなホテル・リゾートの開業が予定されています。

 反面、宮古島のリゾート開発により、農地や宅地の買収、森林原野が切り開かれることで、宮古島の自然は減少を続けています。宮古島の森林面積は、沖縄が日本に復帰される1972年から1994年の時点で50%も減少※1、近年進む宮古島のリゾート化は、拍車をかける状況となっています。山がないという宮古島の特徴が影響している部分はあるものの、2021年4月時点の宮古島の森林面積は4,055haで、総面積2万2,627haに対する「森林率」は17.92%となり、沖縄県全体の47%、全国67%と比べると、その差は歴然です※2。

 当プロジェクトを通じ、自生するハーブおよびハーブ農家を救済し、宮古島の自然保護の一助となるよう活動をして参ります。

※1 平井 芽阿里(國學院大學)論文より抜粋

※2 宮古新報記事 2022.05.04掲載記事「みどりの日」宮古圏域の森林率18%」より

■宮古島薬草文化復興プロジェクト クラウドファンディングについて

タイトル: 現代人が知らない究極の癒しが実現するハーブリトリート施設を宮古島に作りたい!

プラットフォーム: CAMPFIRE

目標銀額: 1,500万円

開始日: 2023年7月7日(金)

URL: https://camp-fire.jp/projects/681340

■会社概要

会社名:株式会社フランスダイレクト

本社:岐阜県岐阜市神田町6丁目12番地 SIXA KANDA5階

代表:代表取締役社長 小田 剛

設立日:2013年9月20日

資本金:1,000,000円

【代表取締役社長 小田 剛 プロフィール】

1979年43歳、沖縄県宮古島生まれ、岐阜在住

早稲田大学第一文学部仏文卒、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在学時にパリ第八大学博士課程に留学。

ヨガ/筋トレ/食育などのスクール経営を複数同時で行うが、2014年、肺の遺伝性の難病が発症し、1ヶ月で7回の緊急入退院。2年後に再発。片肺切除の宣告を受ける。その後、フランスのメディカル・ハーブの独自研究で肺の寛解に成功。

現在、西洋伝統的ハーブ研究と東洋と日本の古来の薬草学の研究するNEXTAGE HERBALIST ラボを主催。農園を経営しながら全国にハーブの農園やハーブ治療院を作る活動を行っている。

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