株式会社プチフィロゾフ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 杉原 良)は、当社が展開する医療機関向け製薬会社発の環境再生型オー ガニックブランドMammaBaby(ママベビー)において、2023年5月、日本で初めてベビー・キッズカテゴリーでB-Corporation(B Corp)を取得しました。
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B Corpとは?
社会や環境に配慮したビジネスの力でよりよい世界を作ろうとしている、公益性の高い企業に対して与えられる国際的な認証。B Corpの“B”は Benefit for all 「 全ての人に利益をもたらす」の略で、環境・コミュニティ・ユーザー・ ガバナンス・ワーカーズ( 共に働く仲間 )の5つの分野から構成される約200の項目に対する取り組みに応じて加点される認証試験において、80点を獲得することが認証の条件。米/ペンシルベニア州が拠点の非営利団体B Lab (ビー ラボ )は、これら全てのステークホルダー(利害関係者)に対してプラスの影響を与え、経済システムを変えるために B Corpを運営している。
B-Corporation (https://www.bcorporation.net )
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B Corp取得の背景
私たちは子どもたちが生きる未来で、人と地球が直面する地球温暖化をはじめとする様々な課題を解決すべく、カーボンニュートラルを宣言して2021年から実現しています。「子どもたちの感性や知性を育み、地球の未来へ繋ぎたい」という信念を持ち、ほんとうの持続可能性とは?という問いに向き合い続ける企業として、B Corpという第三者の視点を組み込むことが次のステージへ進むためのより良いきっかけになると考え、2020年より認証取得に取り組みました。
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取得過程での学びが最大の財産に
1年半に及んだ審査期間に約200の項目と向き合う中で、「これはずっと取り組んできた!」「こんな視点もあるんだ!」「今の自分たちには無理があるから3年後からチャレンジしよう!」など、新しい気づきを得ながら、一つひとつのテーマに対して社員やステークホルダーと議論と検討を重ねたことで、「私たちが大切にしたい持続可能性とは?」という問いに対しての道筋がより明確になりました。
地域社会に根付いた環境再生型農業の取り組みなど「環境・コミュニティ・ユーザー」において高い評価を得られた一方で、「ガバナンス・ワーカーズ」の分野では多くの学びを得ました。13名のスタッフに対して子どもが17名という構成のMammaBabyチームでは、自分が希望する就業時間や働く場所などの働き方と報酬を自らが提案し、話し合いの上決定するなど、これまでも家庭や夢を蔑ろにすることのない働き方を推奨してきましたが、さらに知性や感性を磨くためのチャレンジへの費用をサポートするといった新制度を導入するなど新しい取り組みも始めました。
今回、加点とならなかったその他の項目についても新たなアクションを決定し、随時MammaBaby公式オンラインストアのサステナビリティページで公開してまいります。
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MammaBabyが考えるサステナビリティ 「カーボンニュートラルの約束」
サステナビリティという声が日本で広がり始めて数年が経ちましたが、その中で、企業や個人が何かしらのアクションをしようという変化が現れ、事実、意識が少し高まってきたと感じています。
一方で、それらのアクションが、プラスチックの削減、生分解性や再生資材、バイオマスの活用など、ポジティブな取り組みでありながらも、点の活動に留まりがちな側面もあり、企業として中長期的にどう取り組むべきなのか、道筋が見えづらく、混沌としている状況も見えてきました。
MammaBabyではその試行錯誤の中で、シンプルにカーボンニュートラルを約束することに至りました。私たちは、カワイイもの、ワクワクすることが大好きです。
それをユーザーの皆さまや子どもたちに届けたいという思いを持って事業活動を行っています。同時に企業として、そしてチームメンバーのためにも健全に利益を上げることが重要であることも認識しています。一方で、地球で共に暮らす植物や動物などの仲間たちも私たちの大切なステークホルダーであるという事実は、私たちが最も大切にしていることです。
私たちが考えるサステナビリティは、決して何かを我慢したり、犠牲にしたり、楽しみを失ったり、妥協することなく、アイディアやクリエイティビティを発揮して、地球で暮らす仲間たちそれぞれにとってのGOOD POINTを探すこと。
CO₂の排出は事業活動を行う限り、決してゼロにはなりません。でも、存分に楽しんだ分、企業としてちゃんと後片付けをする。このカーボンニュートラルという指標が正解かどうかはまだわかりませんが、私たちは楽しみながら、そして希望を持って取り組むことができるようになりました。
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カーボンニュートラルへの取り組み「具体的なアクション」
1. 環境再生型農業への取り組み
MammaBabyが取り組む環境再生型農業は、従来の慣行農業のように農薬 や化学肥料、除草剤等で土壌の微生物を殺さず、土壌の有機物を活かすこと で大気中からCO₂を吸収する健康な土壌を作り、排出される量よりも多くの CO₂を吸収し気候変動を逆転させるポテンシャルを秘めています。
また、環境再生型農業が広がることで根本的に水質が改善され、健康によい お米や野菜が広がれば、MammaBabyが出会えない子どもたちや敏感肌に 悩む人にとってのウェルネスやビューティに繋がり、人が作ってしまったかも しれないアトピーやアレルギーといった病気も根本的に減らすことができる 可能性を信じ、活動を続けています。
MammaBabyが環境再生型農業にこだわる理由
https://mammababy.jp/pages/sustainability/?anchor=challenge01
2. ゼロウェイストチャレンジ
廃棄容器ゼロを目指す『ゼロウェイストチャレンジ』。過剰な検査基準により廃棄されていた容器を活用する取り組みで、廃棄率を13%から3%まで削減。さらに、色の切り替え時に発生する色が混じることによる容器も活用し、廃棄率を5%から0%まで削減することに成功しました。
この取り組みは、独自性がありながら業界全体で取り組むことが可能であり、 地球環境に大きなメリットもたらす持続可能(サステナブル)な取り組みであり、且つその全てを公開している、という点でB Corpでもとても高い評価を得ました。
MammaBabyのゼロウェイストチャレンジ
https://mammababy.jp/pages/ourgoal_action/?anchor=zerowaste
3. 日本初のカーボンニュートラルな買い物&配送
2023年4月には公式オンラインストアをカーボンニュートラルな買い物&配送を叶える日本ではじめてのECサイトとしてリニューアル。MammaBabyにとって大きなチャレンジでしたが、リニューアル前との比較では売上が181%、継続率が203%アップしました。地球にやさしい買い物を選択する生活者に支持される手応えを得ました。
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ほんとうの持続可能性とは?
地球の未来にとって大切なことを人間視点だけではなく、植物や動物、自然の気持ちになって考える。地球の礎である子どもたちにMammaBabyとの日常を通じて、心の引き出しを豊かにするたくさんの手ざわりを届け、感性や知性を育み子どもたちがつくる地球の未来へ繋ぐこと。私たちはこれこそが、ほんとうの持続可能性だと考えています。
同時に、共に働くチームメンバーが、子どもたちのため、未来の地球のために楽しく仕事に専念できる環境こそが、よりよい商品を生み出し、ユーザーから選ばれ、会社に利益をもたらし、そこから環境への再投資が可能となる。
このように地球視点が加わることで一つひとつの取り組みは点の活動に留まることなく、一つの繋がりを持った線となり、よりポジティブな循環を生み出します。
[参考]MammaBabyのサステナビリティレポート
MammaBabyは公式サイト内でサステナビリティのページを設け、環境活動に対する考え方、これまでの取り組み、今後の目標などを具体的な数字と共に公開しています。私たちにできるほんの小さな取り組みも、広がることで、社会にとって、地球にとって大きな 力になると信じています。B Corp取得の活動詳細についても順次公開予定です。
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MammaBaby(ママベビー)とは?
70年の歴史をもつ医療機関向け製薬会社
MammaBabyは、1944年から産婦人科などの医療機関へ環境再生型オーガニック製品を届けてきた製薬会社です。創業者の娘が重度のアトピーを持って産まれてきたことがきっかけで、医療機関向けに研究してきた良質なプロダクトをすべての子どもたちに届けたいという想いが生まれ、ブランドがはじまりました。
ママベビー公式サイト
https://mammababy.jp/
ママベビー公式 Instagram
https://www.instagram.com/mammababy_jp/
ママベビー公式 Twitter
https://twitter.com/mammababy_jp