全国の放課後現場に体験活動をお届けする「スミセイアフタースクールプロジェクト(以下、「本プロジェクト」)」が今年で10周年を迎えることを記念し、住友生命の新社屋である東京ミッドタウン八重洲ビルの会場とオンライン配信(事前申込制)で記念イベントを同時開催し、全国の小学生とその保護者もしくは放課後事業者、合計55組が参加しました。
イベント当日、参加者の皆さんには、プロの講師陣による「けん玉」、「マジック」、「ボイスパーカッション」の体験プログラムのうち、好きな活動を選んで参加していただきました。また、10周年を記念して子どもたちと振付師の梶原未由さんが共創した「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」を、放課後を応援する歌「ともだちのWA!」にあわせて全員で踊るプログラムを開催しました。
参加した子どもたちからは、「今日やったことを学校でみんなに教えたいです」、「ダンスの輪っかをつくるところが楽しかったです」、「はじめて踊ったけど、楽しかった!」といった声が聞かれました。
イベント冒頭では、住友生命の高田幸徳社長が、スミセイアフタースクールプロジェクトの10年の歩みや、プロジェクトへの想いを参加者の方々に述べました。また、放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩国泰は、「本プロジェクトは、住友生命保険相互会社様の多大なるご理解とご協力により、幣会の企業協働事例のなかで最も長い歴史を持つプロジェクトに成長しました。この10年間で、社会が小学生の放課後の過ごし方の重要性に目を向ける機会が着実に増えていると実感しています。この機運が一層確かなものとなり、全国の子どもたちの放課後がより楽しく、より成長できる時間となるよう、本プロジェクトを通して引き続き取り組んでいきます。」と抱負を寄せました。
■「スミセイアフタースクールプロジェクト」について
小学校低学年の放課後・長休みの時間は、約1,600時間/年と、学校にいる1,200時間/年より長く、放課後・長休みが楽しく、充実した時間であることが、子どもたちのウェルビーイングに非常に価値があります。しかし、子どもの放課後は三間(サンマ:時間、空間、仲間)が失われたと言われて久しく、子どもたちの自主的な活動や、伸びやかな発育の機会が損なわれています。
本プロジェクトは、このような社会背景を鑑み、全国の放課後児童クラブ(学童保育)や放課後子ども教室などを、子どもたちにとって、より楽しく、より成長できる場所とすることを目的としてスタートしました。住友生命の助成を得て、同社と放課後NPOアフタースクールが協働して2014年に開始し、今年で10周年を迎えます。現在までに47都道府県400か所以上、延べ14,200人以上の子どもたちに「いのち」、「健康」、「未来」、「夢」をテーマにした17種類のプログラムを無料でお届けし、学童保育等の充実に貢献してきました。また、小学生の放課後事業に関わる大人たちで知見を共有する「ほうかご勉強会」を実施し、各地の放課後事業を応援しています。
本プロジェクトは、全国の小学生の放課後を応援したいという思いと実績が認められ、2019年には文部科学省の後援事業として許可されました。そのほかにも、「キッズデザイン賞(2014年)」、「グッドデザイン賞(2017年)」、「内閣府特命担当大臣(地方創生担当)表彰(2018年)」など、様々な賞を受賞しています。
「スミセイアフタースクールプロジェクト」WEBサイト https://sumiseiafterschool.jp
■「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」と放課後を応援する歌「ともだちのWA!」を発表。全国の小学生の「踊ってみた」動画を募集中!
放課後を応援する歌「ともだちのWA!」と「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」は、プロジェクト10周年を記念して、子どもたちに、もっと放課後を楽しく感じ、もっと待ち遠しくなるようなプレゼントを贈りたいと考え、制作しました。スミセイアフタースクール10周年記念特設ウェブサイトでは、子どもたちとの共創の様子をまとめたメイキング動画や、「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」振り付け動画をご覧いただけます。
また、全国の小学生を対象に、「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」を踊った動画を2023年10月31日(火)まで募集中です。全国からお寄せいただいた画像や動画・コメントをもとに、ミュージックビデオ「⽇本全国つながるスペシャルムービー」を制作予定です。
「スミセイアフタースクールプロジェクト」10周年記念特設ウェブサイト
放課後を応援する歌「ともだちのWA!」ミュージックビデオ
メイキング動画
「いっしょに踊ろう!ほうかごダンス」振り付け動画