〇JR東日本では、2023年度から「センターサーバー方式」を採用した新しいSuica改札システム(以下「本システム※1」)を導入し、Suica共通基盤化を推進します。 〇本システム導入によりサービス機能の拡張性や処理スピードを向上し、多様化するニーズに対応した「新しいSuicaサービス」の提供を実現することにより、グループ経営ビジョン「変革2027」で目指すシームレスな移動と多様なサービスのワンストップ化を目指します。 |
※1.本システムは株式会社ICカード相互利用センターが所有するシステムです。
1.本システムの導入
(1)本システムの概要
運賃計算などの処理は全てセンターサーバーで実施します。なお、本システムを導入した改札機についてもSuicaのご利用方法は変わりません。
(2)導入予定エリア・時期
5月27日(土)から北東北3エリアの45駅に本システムを導入します。なお、首都圏・仙台・新潟エリアについては夏以降に順次導入を進めます。
(3)本システムの特徴
高速なサーバーおよび通信ネットワークにより、首都圏の鉄道利用に求められる高速な処理に対応します。主な特徴は以下のとおりです。
2.本システム導入によるSuicaサービスの将来像
(1)Suicaサービスの将来像
本システムや鉄道チケットシステム※3の導入を通じ、これまでのSuicaサービスを革新するプラットフォームを整備します。それにより、これまでのSuicaサービスに加えて「新しいSuicaサービス」の提供を可能とし、JR東日本グループをシームレスにご利用いただける「Suicaサービスの将来像」の実現を目指します。(ご利用イメージは次ページ参照)
(2)「新しいSuicaサービス」のご利用イメージ
将来、提供を目指す「新しいSuicaサービス」のご利用イメージは以下になります。
「新しいSuicaサービス」の内容および開始時期は、詳細が決まり次第、別途ご案内します。
① 本システムの導入により実現できるサービス
(a) Suicaエリアの統合など
② 鉄道チケットシステムの導入により実現できるサービス
(a) 鉄道における柔軟なSF割引商品の提供
(b) 生活サービスと移動を融合した商品の提供
(c) ワンストップでシームレスな移動の提供