なぜ生き物はこんなに多様なのか、進化の秘密が見えてくる1冊
- 内容
最先端科学で次々と解明された、地球の生き物の見えざるルールに迫る。
第1章 植物 ──植物のメッセージが命あふれる地球を作った
第2章 昆虫 ──全生物を支えてきた奇跡の能力
第3章 微生物 ──見えない生物が進化の駆動力だった
初期の昆虫はトンボ型の翅を持っていた
アオムシ(左端)に食べられて植物が反応していることが初めて可視化された
脳を操るトキソプラズマに感染したネズミは、猫の尿の入った容器にも平気で近寄る
- 12人の世界的研究者が生物の隠されたパワーを語る
●豊田正嗣 (埼玉大学大学院理工学研究科教授)
「植物の刺激への反応を可視化したとき、鳥肌が立った」
●ハイディ・アペル (トレド大学環境科学部教授)
植物は昆虫が自分の葉をかじる音を「聞いている」
●髙林純示 (京都大学名誉教授)
植物の〝おしゃべり〞を解読する
●タミル・クライン (ワイツマン科学研究所植物環境科学部門主任研究員)
森の木々は地上で競争し、地下で手を握っている!?
●リチャード・ボンフリー (王立獣医大学比較生体力学教授)
なぜ、昆虫は独特な飛び方ができるのか
●丸山宗利 (九州大学総合研究博物館准教授)
種の違う昆虫の共生に進化を促す力を見た
●カール・ウットン (エクセター大学生物科学部上級講師)
ハナアブの大移動が生き物すべてにもたらす恵み
●ケイト・パール (リバプール大学環境科学部教授)
干ばつの影響まで和らげるシロアリの影響力
●シビン・ジョウ (ジョンズ・ホプキンス大学医学部准教授)
細菌の力でがんを治療できる日を現実に
●深津武馬 (産業技術総合研究所生物プロセス研究部門首席研究員)
見えない世界に進化のカギがあった
●マーティン・ブレイザー (ラトガース大学先端バイオテクノロジー・医学センター所長)
微生物との共生を阻害する抗生物質の乱用を警告
●野村暢彦 (筑波大学生命環境系教授・微生物サステイナビリティ研究センター長)
微生物の〝会話〞が医療・食・環境問題解決の武器に
- 商品情報
書名:超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る
発売⽇:2023年3⽉8⽇
著者:NHKスペシャル取材班+緑慎也
定価:1980円(税込)
コード:ISBN 978-4-06-528351-6
版型:46判 並製
ページ数:268ページ(口絵4C 16ページ含む)
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