記念すべき3/18(土)の第1回は、モノの循環の仕組みをつくる環境ベンチャー企業として注目されている、株式会社ECOMMIT(エコミット)の代表取締役CEO・川野輝之氏をゲストに招き、身近ですぐにできるサーキュラー・エコノミーについて語り合います。また、スペシャル企画として住民同士の物々交換会も同時開催します。
<サーキュラーヴィレッジラボとは>
サーキュラー・エコノミー(*1)を推進する「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」にて、大崎町やこれからの社会に必要な科学的知見からの評価・研究・実践を行うためのプログラム。元南極観測隊で、現在も気候変動やSDGs推進に関する活動に積極的に取り組む、大岩根 尚氏 (博士・環境学)がラボの所長として、2021年10月より、本プログラムの監修・コーディネートを行う。
(*1)従来の「大量生産・大量消費・大量廃棄」のリニアな経済(線形経済)に代わる、製品と資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した経済を指す(環境省資料より引用|http://www.env.go.jp/recycle/mat02r.pdf)
<OSAKINI Cafeとは>
カフェのような感覚で、循環型社会の実現を目指す研究者や事業者と、大崎町の住民の皆様が、大崎町の一歩先の未来の姿をともに考え、意見交換をする月1イベント。半年間の定期開催を通じて、地域が実現したい未来のイメージを地元住民と共有するとともに、実現に向けて協働できるネットワークを広げることを目的とする。
■こんな方におすすめです
- 自然環境の保護に興味がある
- 大崎町のごみの分別がどう環境によいのか知りたい
- 大崎町のごみの分別がもう少し便利になったらいいなと思っている
- ごみの分別をするときに「もっとこうなったら捨てやすいのに」と思う商品がある・子どもや孫世代が、安心・安全に暮らせる社会にするにはどうすればよいか、興味がある
■OSAKINI Cafe 実施予定
- 第1回 3/18(土) テーマ:今すぐできるサーキュラー・エコノミー | ゲスト:川野 輝之 氏(株式会社ECOMMIT)
- 第2回 4/15(土)テーマ: これからの農と暮らし | ゲスト:橋口 創也 氏(暮らしの畑屋)
- 第3回 5/13(土) テーマ:子どもや孫に住まわせたい住宅とは | ゲスト:田渕 一将氏(おりなす設計室)
- 第4回 6月某日 テーマ:リサイクルが環境以外にいい理由 | ゲスト:河井 紘輔 氏(国立環境研究所)
- 第5回 8月某日 テーマ:大崎町だからできる地球にいい買い物 | ゲスト:土屋 有 氏(宮崎大学准教授)
- 第6回 9月某日 テーマ:未定 | ゲスト:未定
※2023年2月20日時点の予定です。今後、変更され可能性がございます。最新情報は「OSAKINI プロジェクト」のウェブサイトをご覧ください。
<OSAKINI Café Vol.1 概要>
初回は、多様な層の参加者にアプローチするため、株式会社ECOMMIT(所在地:鹿児島県薩摩川内市)の代表取締役CEOの川野輝之氏のトークセッションを交え、サーキュラーエコノミーを身近に感じられるイベント形式で実施予定。
- 実施場所:あすぱる大崎(曽於郡大崎町神領2419)
- 主 催:一般社団法人大崎町SDGs推進協議会
- 対 象:大崎町の住民
- 開催日時:3/18(土)13:00〜14:30
- イベントスケジュール
- 10:00-12:00 物々交換会のモノ受付(捨てるのはもったいないけど使わないものを引き取り)
- 13:00-14:30 トークイベント
- 14:30-15:30 無料の物々交換会
- 参 加 料 金:無料
- 参 加 方 法:申込不要。直接会場へお越しください
- 問合せ先:Tel: 099-478-1487 Mail: event@osakini.org(大崎町SDGs推進協議会事務局直通)
- イベント情報:https://osakini.org/osakini-cafe-start
■ゲスト
株式会社ECOMMIT 代表取締役CEO 川野 輝之 氏
高校卒業後に中古品輸出企業に就職し、4年間の修業期間を経て22歳でECOMMITを創業。創業後、中国に輸出された日本の電子ごみによる環境負荷を目の当たりにし、トレースできない中古品の海外輸出を一切停止し、環境問題に改めて向き合う。現在は、自社開発システムを主軸に企業や自治体のサーキュラー・エコノミー推進事業を全国に展開する。
■進行
サーキュラーヴィレッジラボ 所長 大岩根 尚
1982年宮崎生まれ、硫黄島在住。地質学・海洋地質学を専攻し、2010年に東京大学にて博士号(環境学)を取得。卒業後, 南極観測隊や三島村の役場職員を経て2017年、同村の硫黄島に移住し合同会社むすひを起業。
<鹿児島県大崎町とは>
⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで12年連続を含む、合計14回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる湧⽔で育む農畜産物は、⽣産量も国内最⼤級ながら、⾼い品質を求め常に挑戦し続けています。
- U R L:https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/
- 大崎町の企業版ふるさと納税に関して https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/kc_kikakuseisaku/kigyoubannhurusatonouzei.html
- 大崎町SDGs推進事業に関して https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/kc_kikakuseisaku/sdgs.html?fbclid=IwAR0HIvihNDopsYGSE3djpNHVDbmxuiXqsRSJihby7TQzE2RniaHObYL5QZ8
<団体概要>
- 所 在 地 :鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441 ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅 管理棟2F
- 代 表 者:千歳史郎(代表理事)
- 事業内容 : 12年連続を含む合計14回リサイクル率日本一を獲得した大崎町を舞台に、多様なパートナーと協働して研究開発・人材育成・情報発信などに取り組み、サーキュラーエコノミーを推進する。
- 設 立:2021年4月
- U R L:https://osakini.org/