工場やオフィスの捨てられゆく廃材を、障がい者施設で手漉きの紙にアップサイクル。あらたな循環を生み出すプロジェクトが始まります!

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わたしたちが暮らすこの地域は、家具や味噌、繊維やデニムの産地として栄えました。
いまでも多くの企業が営みを続け伝統産業を支えています。
工場からは日々製品が作られ、その影で捨てられ行く廃材が誕生しています。

私たちは企業から出るこれらの廃材に注目し、気付かされました。
それは、廃材にはそれぞれの背景があり、それぞれの物語があるということを。
そしてその物語は新たな物語を生み出す魅力を秘めているということを。

それからわたしたちは「廃材は、物語の種。」という言葉を胸に、
障がい者施設の力を借りて、手漉きの紙へと生まれ変わらせることができました。

廃材が手漉きによって紙に生まれ変わり、
めぐりめぐってあなたの元へ戻ってくる。
さらにその紙は全国をめぐり社会に新たな循環を生み出します。

廃材をアップサイクルし使う企業が喜び
手漉きをしてくれる障がいのある方が喜び
こどもたちが暮らす地球が喜ぶ
そんな未来につながる循環

めぐるプロジェクト-Use It Yourself-

ぜひご活用ください。
https://cotobuku.com/

 

■ストーリがあって、会話が生まれて、社会をよくすることを届けたい
わたしたちコトブキ印刷は広島県府中市で印刷会社をスタートし、これまで多くのデザインと印刷の仕事をしてきました。おかげさまで40年が経ち、多くのお客様に声をかけていただきお仕事をさせていただけるようになりました。わたしたちは印刷やデザインを通してお客様の困りごとや課題を解決するお手伝いをさせていただけることに喜びと誇りを持っています。さらにこれからは、生まれた時よりもきれいな地球をのこせるように、地域や社会がかかえる課題に対して何かできないか、また商品を買っていただくという消費行動を通して、社会をよくしていけるサービスや商品の選択肢を、これまで培ったデザインや印刷技術を活かして提供できないか、という気持ちが芽生えてきました。

 

■たどり着いたのは、捨てられる廃材に命を吹き込み、『紙』として生まれ変わらせることでした。
使ってくださる方に、社会をよくすることを届けるために何をすればいいか。
考えて考えてたどり着いたのは、捨てられる廃材に命を吹き込み、あたらしいことを芽吹かせる『紙』として生まれ変わらせることでした。
ことに命を吹き込む作り手として、工賃格差という社会課題に苦しむ障がいのある方に、手漉きで紙を作っていただけないかとお願いしました。

■捨てられる廃材に命を吹き込むヒントは、地元企業にありました。
わたしたちが暮らすこの地域は、家具や味噌、繊維やデニムの産地として栄えました。
そして今でもこれらの産地として多くの企業があり、工場からは製品の陰で日々捨てられ行く廃材が誕生しています。私たちは地元の企業から出るこれらの廃材に注目し、「廃材は、物語の種。」を胸に、企業と協力し試作を重ね、障がい者の力を借りて、紙へと生まれ変わらせることができました。今後この取り組み[めぐるプロジェクト-Use It Yourself-]は全国へ広がります。

 

 

■展示会出展のお知らせ
ことぶくは、2023.2.15-17の3日間、『第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023』に出展いたします。
▼開催概要
・開催日|2023年2月15日(水)~17日(金)
・時間|10:00 ~ 18:00(最終日は17:00まで)
・会場|東京ビッグサイト
・ブース|東6-T54-FN34
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
みなさまのご来場心よりお待ちしております。

 

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