今後もTech JapanはHRTech企業として、プロダクトの開発とエンジニア組織の拡大に努めます。
【Deb Kumal Mondal経歴】
2016年にインド工科大学(IIT)ボンベイ校を卒業後、渡日してダイキン工業株式会社で3年間R&Dエンジニアとして勤務。2019年からアクセンチュア株式会社にて経営コンサルタントとして日本の大手石油会社や化学メーカーを担当し、2020年にTech Japanに参加。日本のスタートアップ企業、日印の政府機関及び大学を含んだ両国連携のための持続的エコシステムを構築しながら、Tech Japan Hubのプロジェクトマネージャーとして事業を牽引。2023年1月にCPO(Chief Product Officer)就任
【本人コメント】
「自身がTech Japan Hubを構築するために、最初のコードを書き始めた日のことを鮮明に覚えています。日本企業が、優秀なインドのメンバーを仲間にしてイノベーションを起こしていくためのプラットフォームとなるーそのような決意が、ゆっくりではありますが、確かに実現に向かって進んでいることに未来を感じています。
私の心の中に揺るぎなく存在しているビジョンは、これまでと変わらず、『人々に力を与え、イノベーションを起こす』ということです。イノベーションに思いを馳せるとき、しばしば、私達はAI、完全自律プロセス、ブロックチェーン、量子コンピューティングなど、現在の流行を追いかけるあまり、本当の意味での主役、つまり人々のことを忘れてしまいがちです。私は、イノベーションにおいてヒトが単なる触媒ではなく、それを創造していく主体、化学者のような存在だと考えています。だからこそ、正しい方法や成果を一緒に考えるための、ヒト(ー仲間)を探し求めるためのプラットフォームとしてTech Japanに意味があるのです。
Chief Product Officerとして、今後も、企業や人々がイノベーションを起こすための火付け役となる「仲間」と共創していくための、最適な情報や機能が搭載された最高のプラットフォーム作りに力を注いでいきます。」
【代表(西山)コメント】
「構想だけで何もプロダクトの形がない状態から、彼はさまざまなステークホルダーと丁寧に対話をしながら、0から素晴らしいプロダクトの設計および開発を主導してくれました。現在は、インドの優秀なエンジニアチームを組成し、日々彼らと一緒にプロダクトのために全力を尽くしています。全ては、最適な人材を効果的に採用するために。そして候補者にとっても、より良い採用体験を提供するために。それはまさに自らがインドから来日した原体験からくるものです。
Tech JapanではHRTech 企業として、Debさんを中心に更により良いプロダクトを提供していきます。」
【Tech Japanについて】
Tech Japanは、「ダイバーシティの力でデジタル化を加速させ 豊かな社会をつくる」をミッションに、テクノロジー分野における高度インド人材に特化した採用プラットフォーム事業を展開するHRテックベンチャー企業です。経済産業省、在日本インド大使館と共に”India-Japan Placement Working Group”会議を継続的に行い、2019年にはインド工科大学(IIT)ハイデラバード校とのMoU(基本合意書)を締結することによって、日本企業がIITの学生をワンストップで採用するためのダッシュボードを世界で初めてIIT大学就職課に提供し、現在就職学年の学生のダッシュボードを提供しているIIT 学生の3人に1人以上に利用されています(昨年度比900%増)。
日本企業は、このダッシュボードを介してインターンシッププロセスを通じたIITへの新卒採用申し込みや選考プロセスが効率化され、学生の開発実績やオファー内容の比較なども可能になります。
上記を背景に、Tech JapanはIITを中心にIIM(インド経営大学院)などのインド主要大学出身者も加わった高度インドデジタル人材で構成されるデータベースを保有しているため、成⻑段階のスタートアップ企業から大手企業まで、多様な日本企業のグローバル組織構築およびDX人材獲得に貢献でき、インドを活用したイノベーション戦略構築や研究開発の支援も可能です。