そしてこのたび、2023年7月5日から10月15日までの期間「白人の役は白人に、トランスジェンダーの役は当事者に。映画における配役をどう思う?」というイシューにおいて意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。https://surfvote.com/issues/2zlul1aumcsx
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投票の詳細
イシュー(課題):白人の役は白人に、トランスジェンダーの役は当事者に。映画における配役をどう思う?
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年7月5日〜2023年10月15日
有効票数:62票
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投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
人種差別の改善やマイノリティへの理解を進めるため、当事者や多様な人種の俳優が演じることに賛成40.3%
例えば黒人差別をテーマとした映画に黒人の俳優を主人公として起用するなどは、観ている側が混乱しないためにも必要かなとは思いますが、演技のプロである俳優に、人種や性別等にこだわらず演じてもらいたいと思うからです。いつか、肌の色とか、性別とか、見た目とかがそんなことが差別の基準ではなくなるような世界が来たらいいなと感じました。
その他の理由で、当事者や多様な人種の俳優が演じることに賛成19.4%
監督の意図の下で設定と異なる人種が演じようと同じ人種が演じようと、ジェンダーレスの当事者が演じようと当事者でない俳優が演じようと何が問題なのでしょうか? わざわざジェンダーや人種差別の問題に昇華させなくてもいいのに、マッチポンプで騒いで、自分の価値観の押し付けのように見えてしまいます。
コメント全文https://surfvote.com/issues/2zlul1aumcsx/comments/2662
当事者や多様な人種の俳優を起用することには慎重になるべき19.4%
恣意的に当事者や多様な人種の俳優を起用するのではなく、俳優の実力で決めるべきだと思います。
当事者や多様な人種の俳優が演じることに反対3.2%
現状について賛成・反対を決めかねる 6.5%
そこまでしなくても、という違和感を感じることもあります。
その他9.7%
配役はトランスジェンダーや人種関係なく作品のイメージで決めればいい。ただ、昨今話題に登りがちではあるので正直辟易としている。みんな様々な人間。それだけ。
わからない1.6%
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問題提起いただいたオーサー 安藤エヌ氏
日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。 これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。 セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。
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Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com
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Polimill株式会社
Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp